「リース取引」と「年金現価係数表」の関係

質問

リース取引の問題を解いていたら、
突然「年金現価係数表」がでてきたのですが、
見方が分からないので、教えてください。

年金現価係数表
例（４％の場合）
１年→０.９
２年→１.８
３年→２.７
４年→３.６
５年→４.４

各年度毎のリース料＝６０００円
リース料総額＝３００００円

質問
(1)年金現価係数表には、
１年、２年、３年・・とありますが、
「経過年数」の表示なのか、
「残り年数」の表示なのかが分かりません。
どのようにして判断するのですか？

(2)年金現価係数表の数値に、
各年度毎のリース料（６０００円）をかけて、
リース料総額の割引現在価値を算出しますが、
なぜ、年金現価係数表の数値に、
リース料総額（３００００円）をかけてはいけないのですか？
（もしくは、かけるとどうなるのですか？）

回答No.1

oo12 · ベストアンサー

「年金現価係数」毎年同額の現金流出入額がある場合に現在価値を一括して求めるために用いる

「年金現価係数を用いず5年分を計算した場合」
(6000÷1.04)＋(6000÷1.04÷1.04)＋(6000÷1.04÷1.04÷1.04)＋(6000÷1.04÷1.04÷1.04÷1.04)＋(6000÷1.04÷1.04÷1.04÷1.04÷1.04)＝26711(小数点以下四捨五入)

「年金現価係数を用いて5年分を計算した場合」(質問にある年金現価係数は小数点第2位以下が切捨てされているので上記の計算結果に近くなるように小数点以下第4位までを使って計算)

6000×4.4518＝26710.8

年金現価係数が毎年の流出入額の現在価値合計を求めるものですので、リース料総額30000円に年金現価係数を用いると、その計算結果は毎年30000円の支払いをした場合の現在価値合計となってしまいます。

経過年数か残り年数かについては何年分の現在価値合計を表すかであって経過年数や残り年数といった性質のものではないと思います。

お礼

ありがとうございます。
大変よくわかりました。