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割賦販売(対照勘定法)の仕訳をチェックしてください。
お世話になります。よろしくお願いします。 割賦販売(対照勘定法)についてお聞きします。 テキストは「サクッとうかる」でp,140です。 (1)<商品引渡時> 原価210,000円の商品を300,000円で販売し、代金の均等分割払いとし た。 ~仕訳~ (借)割賦販売契約 300,000 (貸)割賦仮売上 300,000 (2)<第一回代金回収時> 一回目の100,000円を回収した。 <借>現金 100,000 (貸)割賦売上 100,000 <借>割賦仮売上100,000 <貸>割賦販売契約 100,000 (3)<第一回決算時> 決算を迎えた。 <借>繰越商品140,000 <貸> 仕入 140,000 ーーーーー以上までが参考書に載っている部分です。 私が気になっているのはこの続きです。----------- (4)<第二回代金受取時> 二回目の代金100,000円を受け取った。 <借>現金 100,000 <貸>割賦売上 100,000 <借>割賦仮売上 100,000 <貸> 割賦販売契約 (5)<第二回決算時> <借>仕入 70,000 <貸>繰越商品 70,000 と私は予想しました。((4)、(5)は私が考えたので答えはないです。) 特に(5)は(3)と借方と貸方の勘定科目が逆になると考えたのですが、 不安です。 本当にこれで正しいでしょうか? 独学で勉強しております。よろしくお願いします。
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#1です。 >(5)<第二回決算時> <借>繰越商品 70,000 <貸>仕入 70,000 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ということですよね?// うまく伝わらなかったようです。 第一回決算時に、 <借>繰越商品140,000 <貸> 仕入 140,000 の仕訳しかなかったので、第二回決算時の仕訳でも、未回収分の原価相当部分を繰越商品へと振り戻す仕訳だけを求めているのかと思っていました。 当然のことながらこの前提として、第二回決算時に繰越商品勘定に入っている金額を仕訳勘定へ振り替える必要があります。つまり、 <借>仕入140,000 <貸>繰越商品 140,000 です。これは回答#1でも触れていることです。 ここまでも同時に回答としてもとめているのでしたら、 >(5)<第二回決算時> <借>繰越商品 70,000 <貸>仕入 70,000 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ということですよね?// この質問に対しては、 いいえ、 <借>仕入 140,000 <貸>繰越商品 140,000 <借>繰越商品 70,000 <貸>仕入 70,000 です。 ということになります。 ついでながら、 >おかしなことになってしまうと思うのですが、 そこの所はどのように考えればよいでしょうか?// については、もし、第二期の売上も仕入も他にないのでしたら、売上総利益の計算は、 売上高:100,000 売上原価:期首商品棚卸高140,000+当期商品仕入高0-期末商品棚卸高70,000=70,000 売上総利益:100,000-70,000=30,000 となります。上記で挙げた <借>仕入 140,000 <貸>繰越商品 140,000 <借>繰越商品 70,000 <貸>仕入 70,000 の決算整理仕訳のうち、1行目で仕入勘定に振り替えられた140,000が期首商品棚卸高、2行目で仕入勘定から繰越商品勘定に振り替えられた70,000が期末商品棚卸高で差引70,000が売上原価ということになります。
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- m_flower
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#2です。 Major123さんの回答で十分とは思いますが、私も以前同じような悩みにぶつかったことがあったので、自分なりに解説させてください。 まず、一回目の決算時に、 (借方)繰越商品140,000 (貸方)仕入140,000 とした部分までは、理解いただけたことと思います。 この処理は割賦販売でなければあり得ない仕訳です。割賦販売は商品を切り売りして販売するという考え方の元に、代金の未回収分を売れ残りとして仕入から差し引き、繰越商品という資産に繰り入れます。 これは一回目の割賦販売の利益を正確に計算するための仕訳です。 そして、問題の二年目の処理です。 まず、前期の棚卸商品(繰越商品)はこのままでは資産なので販売できませんから、資産から仕入れる処理をします。 a.(借方)仕入140,000 (貸方)繰越商品140,000 この処理は期末(決算時)に行う仕訳です。しかし、時系列的には期首に行ったほうが理解しやすい仕訳です。 そして、 (4)<第二回代金受取時> 二回目の代金100,000円を受け取った時に、 b.(借方)現金100,000 (貸方)割賦売上100,000 c.(借方)割賦仮売上100,000 (貸方)割賦販売契約100,000 とします。 そして、これで決算を迎えるわけですが、このままで純利益を計算すると、 (売上)100,000-(仕入)140,000=(純利益)-40,000 となってしまい、純利益ではなく純損失になってしまいます。 しかし、これは実質的には割賦販売なので、まだ代金を回収していない仕入れ分を仕入原価から繰越商品へ振り替えます。 d.(借方)繰越商品70,000 (貸方)仕入70,000 その結果、a.とd.の相殺で今期の仕入は、 (借方)仕入70,000 (貸方)繰越商品70,000 となりました。 ですから、ここであらためて純利益を計算すると、 (売上)100,000-(仕入)70,000=(純利益)30,000 となり、正確な純利益を計算することが可能になります。
お礼
再度の詳しいご回答どうもありがとうございます。 いろいろな考え方がありますね。 その期に売れた分のみを仕入れたと想定するということですね。 うーむ・・・ 少し定義から離れて複雑なような気もします。 土、日の2日間でもう少し研究してみます。 どうもありがとうございました。
- m_flower
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(4)は合っていますが、(5)は違います。 (5)も(3)と同様に未回収の代金を売上原価から除くために (借方)繰越商品70,000 (貸方)仕入70,000 とします。 (3)で行った仕訳の結果、割賦販売の未回収代金分は次期の期首繰越商品に含まれています。つまり、割賦販売して代金未回収の商品は、商品がなくても繰越商品として扱うという考えです。 ですから、第二回目の決算時にも同様の仕訳をするわけです。 問題では触れられませんが、第一回目も二回目も決算時には期首の繰越商品を仕入に振り替える仕訳(売上原価を仕入勘定で計算する場合)は、期首の繰越商品でまとめて行いますから、あえて割賦販売の未回収分の仕訳のところで仕入に戻す必要はありません。 (借方)仕入○○○ (貸方)繰越商品×××
補足
ご回答どうもありがとうございます。 やはり(5)は逆ですか・・。 No.1のMajor123さんと同じ追加質問になってしまいますが、 次期(第二期)の仕訳が以下のようですと ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 4)<第二回代金受取時> 二回目の代金100,000円を受け取った。 <借>現金 100,000 <貸>割賦売上 100,000 <借>割賦仮売上 100,000 <貸> 割賦販売契約 100,000 (5)<第二回決算時> <借>繰越商品 70,000 <貸>仕入 70,000 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (5)<第二回決算時>で 繰越商品(資産)が70,000プラスで、仕入(費用)が70,000マイナスで (4)<第二回代金受取時>で 割賦売上(収益)が100,000プラスで、現金(資産)が100,000プラスで すので、 次期(第二期)の「第二回目割賦販売の代金振込み」による純利益は 第二期純利益=収益ー費用=100,000-(-70,000)=170,000 となり、おかしなことになってしまうと思うのですが、 そこの所はどのように考えればよいでしょうか? できましたら引き続き、よろしくお願い致します。
- Major123
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(4)は合っています。正確には、 <借>現金 100,000 <貸>割賦売上 100,000 <借>割賦仮売上 100,000 <貸> 割賦販売契約 100,000 ですね(100,000が1つ抜けています)。 (5)は間違いです。貸借が逆です。 何故か?第一回決算時に決算整理仕訳で、 <借>繰越商品140,000 <貸> 仕入 140,000 と行なってます。すると第二回決算時の決算整理前試算表には、借方に繰越商品140,000が残っており、これを第二回決算時の決算整理仕訳で、 <借>仕入140,000 <貸>繰越商品 140,000 とするはずです。この140,000の中には、第二回決算時でも代金回収されていない原価70,000分が含まれています。これを第一回決算時と同様に、 <借>繰越商品70,000 <貸>仕入 70,000 として、仕入勘定から控除し次期繰越商品とするのです。 vigo24さんの行なった仕訳は、 <借>仕入140,000 <貸>繰越商品 140,000 を忘れて、第一回決算時の <借>繰越商品140,000 <貸> 仕入 140,000 から繰越商品70,000を残すために <借>仕入70,000 <貸>繰越商品 70,000 としていませんか?
補足
ご回答どうもありがとうございます。 やはり間違って理解していたみたいでこちらで確認してみまして良かったです。 >(5)は間違いです。貸借が逆です。 ということは ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 4)<第二回代金受取時> 二回目の代金100,000円を受け取った。 <借>現金 100,000 <貸>割賦売上 100,000 <借>割賦仮売上 100,000 <貸> 割賦販売契約 (5)<第二回決算時> <借>繰越商品 70,000 <貸>仕入 70,000 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ということですよね? しかしこれだと (5)<第二回決算時>で 繰越商品(資産)が70,000プラスで、仕入(費用)が70,000マイナスで (4)<第二回代金受取時>で 割賦売上(収益)が100,000プラスで、現金(資産)が100,000プラスで 次期(第二期)の「第二回目割賦販売の代金振込み」による純利益は 第二期純利益=収益ー費用=100,000-(-70,000)=170,000 となり、おかしなことになってしまうと思うのですが、 そこの所はどのように考えればよいでしょうか? よろしくお願い致します。
お礼
再度大変詳しいご回答どうもありがとうございます。 昨日ずっと回答を見ながら考えていましてお陰様で自分の誤解の原因が分かりました。 第一に 商品売買の『決算整理仕訳』が ・売上原価(=「期首商品棚卸高」+「当期仕入高」ー「期末商品棚卸高」) ・繰越商品 の2つを求めるためであるということ。 もう一つ 「『期中の仕訳での仕入勘定』は当期仕入高の増減の表している」が、 「『決算整理仕訳での仕入勘定』は当期仕入高の増減ではなく、売上原価の増減を表している」ということ。 さらに 純利益=収益ー費用ではなく、 商品売買の純利益=「当期売上高」ー「売上原価」 であるという3点です。 勘違い、誤解も解けましてとても勉強になりました。 この度は大変詳しいご回答どうもありがとうございました。