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国語の入試問題

ある大学の入試問題で有名な作家の著作が出題されたそうですが、その作家が問題を解いてみたところ、合格点が取れなかったとか、自分の意図していることと違うことが正解になっていた、という話を聞いたことがあります。その作家や作品名、出題大学などが分かりましたら教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • liar_adan
  • ベストアンサー率48% (730/1515)
回答No.1

その話の出典はおそらく、丸谷才一の 『桜もさよならも日本語』(新潮文庫)にある 「慶応大法学部は試験をやり直せ」からだと思います。 それによると、東京大学一次文系 (昭和61年より前の入試)に 中村雄二郎(哲学者)の文章が、(本人の知らないうちに )出題されたそうです。 丸谷才一が入試問題を中村氏のところに持っていって、話し合ったところ、 どの問題もしっくりしなかった……他の選択肢はもっと不適当だから、 たぶんこれが正解なんだろうなあ……という程度しかわからなかったそうです。 もっとも、他の入試でもこういった話はあると思います。

UFO
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。そのような話はときどき耳にしますが、具体的な作家の名前や作品名を聞いたことがないので、半分疑っていましたが、本当だったのですね。参考になりました。

その他の回答 (1)

  • Maqui
  • ベストアンサー率50% (23/46)
回答No.2

No.1 の方が精確な回答をされているので余計なことかと思いましたが・・・ 「国語」という教科はとにかく議論の種になっていますよね。個人的には「文法」と「論理的に記述・読解する技術」と「芸術(文学鑑賞法)」をごちゃ混ぜにして教えていることがいけないんじゃないかなぁ、と漠然と思っています。なので国語入試問題は悲惨なものになると・・・ そういう意味で、清水義範さんの書かれた「国語入試問題必勝法」というパロディ小説はかなり笑えました。機会があったら読んでみて損はないと思いますよ。 あら、質問と全然関係のない回答になってしまいましたわ。御笑覧くださいませ(^_^)

UFO
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。さっそく図書館で借りるか購入して読んでみようと思います。  

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