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センター試験 外部経済について
センター試験の模試の解説について教えて下さい。 ”外部経済(他の経済主体に好ましい影響を与える)のような市場を放任しておくと、望ましい水準と比較した場合、価格は過大に取引量は過小になる” というような解説なのですが、全然意味がわかりません(バカですいません。) 具体的な例で教えてもらえますか?
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例えば私立の学校なんて考えたら分かりやすいですかね。 私立の学校には国から補助金みたいなものがもらえる場合がありますがそれが無かったらどうなりますか? 授業料(価格)は高くなって、学校に来られる人(お客)は少なくなりますよね。 つまり、価格は過大になって、取引量は少なくなります。 じゃあ、なぜ補助金を払うのでしょうか? 私立の学校は企業ですから、お金をとって授業を行うというビジネスをしています。だから学校の運営費用などを考えて、適当な利益の出る水準で授業料を決めて、生徒を集めればいいわけです。ここだけ考えたら補助金をあげる理由なんかありません。 ところが、教育ビジネスには外部性があります。学校で勉強して能力を身につけた人は社会や他の企業にとってプラスの効果をもたらします。 そこで、社会や他人に役に立つんだから、政府が補助金として学校の費用を少し負担してよりやすく、より多くのひとが教育を受けられるような適切な水準にしてあげるっていうわけですね。
お礼
ありがとうございます。本当によくわかりました。 センター試験の本番もがんばります!!!!!