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疑問
2つ質問させてください。よろしくお願いします。 ・The desk is neither occupied by papers nor stationary. この文で、どうしてneitherがby papersの前に来ないのでしょうか。 ・Seeing the movie once was more than enough for me. これは、「この映画は一回見ただけで十分すぎる(?)」のような意味だと思いますが、(1回目)見たこと自体あまりよくなかったと思っているのでしょうか、それとも、1回見て満足したけど2回以上見るほどではないという感じなのでしょうか。ニュアンスがよくわからないので教えてください。
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ハイ、皆さんこんにちは。 Gです。 Pさんのすばらしい(本当に)説明にはいつも頭が下がります。 彼のlevelまで行くと、文法も意味のあるものとなると思っています。 普通ではない、ということは、一般人(?)が「こう言っているんだろう」、と推測してしまう言いかた、という意味で使いました。 確かに、ニュースなどでは、こう言う言い方をしますね。 面白い物で、この言い方を普段の話題になると、??となるんですね。 ですから、考えを伝える英語として、もう少し分かり易い言い方があるのではないかと。 しかし、こう言う言い方もあるから、知らなくてはいけないよ、という姿勢はなくしてはいけませんね。 つまり、このneither-norにしても、知っておく必要はあります。 私が好きなAがすきなBが好きって、1)I like B who likes Aなのか、2)A who likes me likes B. 3) B likes A who I like, 4) B likes A who likes me. どっち? これを言われた人は、その人自身の理解をしますね。 言っている人が、誤解されるかもしれないと、気がついていなければ、また、言われた人が聞き返さない限り、この理解のギャップがでてくるという事ですね。 ですから、アメリカでは、聞き返すことは常識になっているんですね。 (だからこそ、契約書には詳しく書かなくてはならなくなるわけですが) しかし日本では、聞き返すということ自体が礼儀に外れている、恥ずかしい、ということが多いのでは。 ちょっと、本題からずれてしまいました。 >以下の文は本当に用いられないでしょうか? The desk is occupied by neither papers nor stationary. 私には、この方が使われると思います。 ただ、norをorに変える使い方をすると思います。 つまり、by not either papers or stationaryの感じからなのだと思います。 そして、not eitherをneitherに変えた、ということでしょう。 また、これなら、意味が通り易いという事でしょうね。 neitherの言う単語自体がよく使われる単語ではないので、eitherが頭に入ってきます。 ですから、neitherのあとに動詞が来ると、じゃ、その対となる動詞はどこにあるの?と考えます。 つまり、eitherと同じように、orは必ず来ると考えます。 でも、orはきたけど、動詞がない、あれっ、となるんですね。 >This record has yet been broken by not any player. This record has yet been broken by no player. この構文を使うとすると、これはno playerですね。 not any playというときは、誰にも、というフィーリングが強く出ます。がもしこの形を使うのであればno player)、This record has not been broken by any player.と言う形にするか、もっと一般的な言い方(Nobody has ever broken this record.など)を使います。 最後に、Pさんは、Pretty Good Guyの愛称です、過去の人とはいろいろな意味で、違いますよ。 では、また。
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- mayuusa
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英語は日本語とは違い、「てにをは」ではなく、語順で意味が決定します。語順に日本語ほどの自由さはありませんし、語順を間違うと、日本語ならまずどうってことありませんが英語ではまったく通じないことのほうが多い。この違いを理解し、語順はものすごく大事だと思ってください。 英語で否定語はできるだけ前に出すのにはわけがあります。#3の方もおっしゃっていますが、否定語よりも先に口に出してしまった言葉(=否定語の左)には、否定が及ばない。 よって、 The desk is occupied by not either papers nor stationary. は間違いで、 The desk is occupied まで口に出してしまった時点で、 「あ、何かでいっぱいなんだ、机は。」 と、理解が決められてしまうのです。 その後でいくら not either papers nor stationary. だの neither papers nor stationary. と言っても、 「は??? だからなんなのよ、なにでいっぱいになってるわけ?机は。いっぱいになってるんでしょう?そう確定したでしょう??早く最後まで言ってよ。イライラするなあもう。わけわかんない、あんたの言ってること」 となってしまい、 まったく意味を理解されません。 「いっぱいになってないんだ。」と、舞い戻って否定してもらえることはありません。そこが日本語の、あいまいでよい語順感覚では通じないところなのです。 英語は、文の最後まで溜め込まずに、聞こえた順番に訳してドンドン「溜めないで」進むもの、 そのためには、否定語は必ず早めに言っておく。 頭から訳すことが出来るのもそのゆえんです。
お礼
回答ありがとうございました。とても勉強になりました。
- paniniXX
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最初の質問にのみお答えします。 [説明その1] (1)neitherは本来not(ない)+either(どちらか)に由来します。 neither < not + either 従って neither A nor B < not(ない) + [either A or B](AまたはB) (ただしnor<not +or、これは中英語の多重否定構文の名残だがこれについてはここで深入りしない) (2)さらに「英語では否定辞notは文章の前に来たほうが望ましい」という原則があります。 (1)と(2)によって The desk is not occupied by either papers or stationary. eitherはnotに引きずられoccupiedの前に移動し、 The desk is not either occupied by papers or stationary. not+either=neither 従って The desk is neither occupied by papers nor stationary. になる しかし逆にnotがbyの後ろに移行し *The desk is occupied by not either papers nor stationary. *The desk is occupied by neither papers nor stationary. にはなりません。 他の例として This record has not yetbeen broken by any player. =No (=Not any)player has not yet broken this record. 「この記録はまだどの選手にも破られてない」 も同様のことが言えます この文は、notがbyの後ろに移行し. *This record has yet been broken by not any player. *This record has yet been broken by no player. にはなりません。 [説明その2](ややこしい説明になってしまいました。高校生むきではありません。よろしければお読みください) この場合、否定辞not, neither(=not +either)の作用域(=「notの影響を受ける範囲」)というものが関わってきます。 notの作用域の原則 =「文章内で、notの影響が及ぶ領域、つまり文中でnotに否定される部分はnotの右側に来なければならない。逆に言えば左側にくるものにはnotの影響が及ばない」 neitherは本来not+eitherなのでnotを含意するので,上の原則はneitherにも当てはまります。 ご指摘の文 The desk is neither occupied by papers nor stationary. において neitherの否定領域は、文中でneitherの右側のoccupied by papers nor stationary.の部分、「紙またはステーショナリーによって占領されること」全体に及ぶ。つまり neitherは「紙またはステーショナリーによって占領されること」全体を否定する。 ところが The desk is occupied by neither papers nor stationary. の場合、neither(not+either)の否定領域は、右側のpaper nor stationary(=either paper or stationary)「紙またはステーショナリー」にしか及ばない。 つまり neitherが否定する領域は「紙またはステーショナリー」の部分のみでoccupied by 「占領された」の部分はその範囲外にある。 結局文意は、曖昧化し文脈によっては 「その机は、紙でもなければステーショナリーでもない”別のもの”によって占領されていた」とも受けとられかねなくなります。 [準nativeとしてのですGanbatteruyoさんにいつもの質問です] 1「The desk is neither occupied by papers nor stationary. が普通の言い方ではない」のなら、 This area was neither occupied by A nor B. (A,Bは国名)で考えてみては? 2 私は例によって文法諸に書かれている理屈を並べ立てましたが 以下の文は本当に用いられないでしょうか? ”容認性”(例えばnativeなら100人中何人認めるか)の問題もありますが... The desk is occupied by neither papers nor stationary. This record has yet been broken by not any player. This record has yet been broken by no player. 3 私はいつから"Pさん"になってのですか
お礼
大変詳しい解説ありがとうございました。とても勉強になりました。
- kequ
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>この文で、どうしてneitherがby papersの前に来ないのでしょうか。 言葉というものは、自由闊達なものですからね。 日本語だって、文法書に倣えば「私はオレンジジュースが飲みたい」 というべきところを、「オレンジね、私」でも「私、オレンジ」って言っても、全く構わないでしょう? 文学なんかの場合(特に詩)、こういった文法に対する曖昧な感覚を 身に付けておかないと、かなり苦労しますよ(経験談)。 私も大学時代、教科書英語から、実際に使われている英文を読むようになった時、 かなり自由に語順などを入れ替えているので、驚きました。 問題のケースを、日本語(直訳)に無理やり当てはめてみると、 The desk is neither occupied by papers nor stationery. 「この机は、書類にも占められていないし、文具にもだ」 The desk is neither occupied by papers nor stationery. 「この机は、書類にも文具にも占められていない」 どちらの日本語でも、通じるでしょう? 同様に、英語でもどちらでも良いのです。
お礼
回答ありがとうございました。とても勉強になりました。
- Ganbatteruyo
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アメリカに35年ほど住んでいる者です。 ・The desk is neither occupied by papers nor stationary. これは、普通の言い方ではない、といいたいですね。 通じますけどね。 わたしなら、簡単に、There is no papers or stationery on the desk, なぜこのような言い方をしたかったのだろうか。 ・Seeing the movie once was more than enough for me. これは、みちゃったから仕方ないけど、もう一度みたいとは思えないね。 ですから、あまり良くなかった、ということで、良かったけどもう一度みたいとは思わない、という感じではないですね。 もし、良かったけど、ということであれば、Seeing the movie once was good enough for me.となります。 これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。
お礼
大変わかりやすい解説をありがとうございました。とても勉強になりました。