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「慶喜」の読み方
先日、アメリカで作成された「サムライ」についてという歴史番組を見ていました。そのなかで、15代将軍「Tokugaka Keiki」とでてきて一瞬「そんな名前の将軍いなかったぞ」と思ったのですが、「慶喜」を「ケイキ」と読むことってあるのでしょか。それともこれは間違いですか。
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- 川原 文月(@bungetsu)
- ベストアンサー率51% (834/1628)
こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 15代将軍「慶喜」は、「よしのぶ」が一般的ですが、「けいき」または「よしひさ」と呼んだ、との記録もあり、これを「有識読み」といい、極端な言い方をすると「アダナ」のようなものです。 ただし、慶喜については、本人のアルファベットの署名に「Yoshihisa」とサインしたものが、イギリスの新聞に掲載された、という記録も残っていますし、余生を送った静岡での署名には「けいき」と自ら「かな」をふったものも見られます。 ただ、「Keiki」のアルファベットでの署名(サイン)は、無かったように記憶していますが・・・。
- don9don9
- ベストアンサー率47% (299/624)
「有職読み」といい、本来は訓読みの名前を 音読みにすることで敬意を表しているのだそうです。 間違いではありませんね。
お礼
回答ありがとうございます。読み方によって敬意をあらわすなんて日本語は奥が深いですね。
- _hayate_
- ベストアンサー率48% (198/412)
引用(wikiより) 生前の慶喜を知る人によると、慶喜本人は「けいき様」と呼ばれるのを好んだらしく、弟・徳川昭武に当てた電報にも自分のことを「けいき」と名乗っている。慶喜の後を継いだ七男・慶久も慶喜と同様に周囲の人々から「けいきゅう様」と呼ばれていたといわれる。「けいき様」と「けいきさん」の2つの呼び方が確認でき、現代においても少なくなりつつあると思われるが「けいきさん」の呼び方が静岡に限らず各地で確認でき、どちらの場合でも“かなりの親しみ”を込めて使われる場合が多い。司馬遼太郎は「『けいき』と呼ぶ人は旧幕臣関係者の家系に多い」とするが、倒幕に動いた肥後藩関係者でも使用が確認できる事から、広範囲において潜在的に慕われていた、あるいは好意を寄せられていた可能性もある。 ************* この間、徳川慶朝さん(曾孫)の本(「徳川慶喜家にようこそ―わが家に伝わる愛すべき「最後の将軍」)を読んだのですがそこにも同様のことが書いてありました。 慶朝さんは「けいちょう」さん、その父上は「けいこう」さん、祖父は「けいきゅう」さん・・・と呼ばれたりしていたと書いてありました。 親愛を込めてだったかな。 ついでに徳川ではなく徳の字がちょっと違うそうです。 ココでは文字化けになるようなので書けませんが。 (心の上にもう一本?横棒あります) http://ja.wiktionary.org/wiki/%E5%BE%B7 アメリカで作成されたその番組は知りませんがそう呼ばれることもあったということで間違えというわけでもなさそうです。
お礼
いろいろな情報ありがとうございます。それにしても武家の皆さんは親兄弟で字を取って付けるので良くこんがらないなぁと感心しています。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
(とくがわ よしのぶ、よしひさ)・・・・ケイキもあながち間違いとはいえません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E6%85%B6%E5%96%9C
お礼
ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。間違いだったら投書しようかと思ってました。しなくて良かったです。