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水の沸騰の問題
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まず、1気圧の環境下では100℃以上の水は存在しませんね。火にかけ続けて沸騰が始まったとき、大きな容器の水の温度は100℃になっており、小さい容器の水も十分に時間がたてば100℃になります。 ただし100℃になったから沸騰するというわけではなくて、100℃の水にさらにエネルギーを加えれば100℃の水蒸気になることに注意して下さい。100℃の水1モルが、100℃の水蒸気1モルになるためには40.8kJのエネルギーが必要です。高校化学で蒸発熱を習いませんでしたか? 直接火にかかっている外側の容器の温度は100℃を超えており、それが容器に接している水に熱エネルギーを与え続けているために沸騰をします。内側の容器は周囲の水の温度が100℃であるため、100℃以上になりえません(室温が100℃を超えるといった例外を除く)。100℃の容器が100℃の中の水に与えることができるエネルギーはありません。
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- indoken
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回答No.2
水が沸騰するのは、1気圧で100度を超える場合です。 外側の水は100度以上の熱源で加熱されるのでしょうから、沸騰するでしょうが、内側の容器内の水は最高で100度の熱源で加熱されるので、100度を越える状態になりえません。 ということで、内側の容器の水は、沸騰しないのです。 理科の実験などで「湯煎」というおだやかな加熱法がありますが、それがこれですね。