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デッサンの色幅
このあいだ、静物デッサンの講評のときに 「白いモチーフの色幅がないね。そこここに同じグレイが入っている。」 とアトリエの先生に言われました。 実はコレ、3回目なんです。 (1年前と同じことを未だに言われている私...成長してない...。) そこで一念発起したのですが、何をしたら良いのかわかりません。 色幅を増やす訓練って何かないでしょうか...。 なんか、帯状の紙に真っ黒から真っ白までのグラデーションを一グラデにつき鉛筆一本(一種類)でやると良いって聞いたんですけど、本当ですか?
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こんにちは。 私もデッサン習ってました。 色幅なら確かにグラデーションの練習はいいと思います。でもそれを少しやっただけでは色幅が増えるかどうかはわかりません。 それを作って、デッサンの時たまに見ながら、その部分の出したいのはどの辺のグレーなのか確認しつつ練習していったら上手くなるんではないでしょうか。 何枚かの紙にいろんなグレーをぬってみるとか。 デッサン中に何回も遠くから見て自分の絵のグレーの部分と本物を比べてみたり、過去に描いたデッサンをたくさんみてみて、どこを治していったらいいのか考えるなどを常にやるといいかと思います。 アトリエに通っているなら、自分より上手いと思う人は一体どこが上手いのか、グレー部分はどんな風かみてみると、きっと参考になると思います。 治したいところを常に意識して何枚か描き続ければきっといつのまにか出来るようになっていると思います。 がんばって下さいね~。
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- daikyu
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私も少しだけかじっていたのでお邪魔させていただきました。みなさんと少しかぶっているところもありますがすみません。 「白いもの」をただ単独で描くときは、色の描き分けを考えずに白から黒まで全部使って表現してもいいと思うのですが、そこに黒いモチーフが隣にきたら、そこで画面上で白と黒を描き分けるという行程が発生します。 ここで同じグレーがあちこちに存在すると、白が白に見えなかったり、黒が黒に見えなかったりします。 もし、黒い物体が反射するものであれば、ハイライトに使う色幅が白いモチーフにも使えそうですが..... 目を薄めにあけて、対象と自分の絵を見比べて見るといいと思います。黒いモチーフはほんとに黒く見えます。白は陰の部分でさえ、黒いモチーフに比べれば明らかに白いと思います。 そういうことを頭にいれながら、立体感をだそうと思うといいと思います。白いものも、立体を表現しようと思ったら黒くなっていってしまうものだと思います。黒くなっていったら、対象と見比べて、白に見えるかどうか試行錯誤したらいいのではないでしょうか。 長々とすみませんでした。少しでもたしになれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 何度も見比べながら書くって、基本ですけど一番大事なことなんですね。 昔先生に「10見て1書け」と言われたのも今思い出しました...頑張って、試行錯誤します。
- ema_0222
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大学で美術(油彩)を専攻していました。 先生に直接聞いてみるのが一番?とは思いますが。 グラデーションの幅はおっしゃる練習によって増えると思いますが、No2の方がおっしゃる通り目で判別できる色調はそんなに多くはないはずです。 白いものをモノクロで表現するのは確かに難しい作業です。が、「面」と「線」で対象をとらえることができればだいぶ良くなると思いますよ。 「絵画は点が集まり線になり、線が集まり面になる。面が集まり立体になる。」 私が習った先生が言っていました(そのままではありませんが)。つまり白いものは一様に白く見えますが陰影などを良く見ると「面」が存在します。その面を意識して描くと立体的に見えてきます。すると自然とグラデーションを使っていると思います。ただし、面と面の境目はぼかすのでなく、そこには「線」が存在します。くっきりではなくても「線」を入れると面がより際立ちます。 あとは、タッチを変えてみるのも良いかもしれません。鉛筆でしたら紙に当てる角度で変わってきますし、木炭でしたらガーゼで押さえるとき力加減や押さえ方を変えるなどして変化を持たせます。ただしあまりやりすぎると、画面がバラバラになってしまいます。ハイライトも同様に多すぎると、明るいところが多すぎて画面全体のまとまりが無くなってしまいますし、全体に単調(同じような明度の部分が繰り返される)になってしまいます。一つの画面で一つの作品としてまとめるよう意識すると良いでしょう。 最後に、絵画は平面的な芸術です。立体的に見えるように描くことも大切ですが、画面のまとまりと色や明暗のリズム、そして形態(フォルム)が重要だと思います。フォルム、色調、明暗、まとまりを常に意識しながら立体的なモチーフに取り組むと良いです。 がんばってください。
お礼
アドバイスありがとうございます。 いつも「自然に見える感じは見やすくていい、でも白いものが適当っぽい」と言われていたので、 今度から色々実験してみます(もちろん、まとまりがなくならないようにも気をつけつつ)
- illashige
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美術の専門教育を受けたことはありませんが、長年イラストでメシを食っているものです。 先生のおっしゃっているのは、白から黒にいたる間のグレーの階調を増やせということではないような気がします。 帯状の紙を鉛筆で塗る練習は、力のコントロールは訓練されるかもしれませんが、デッサン力とは直接関係がないと思いますね。 人間の目が判別できるグレーの階調(明度)は10段階からせいぜい20以内で、それもとなりあって並んでいるときだけです。 離れたところに(そこここに)ある面の諧調となれば、10段階を見分けるのはむずかしいでしょう。 優れたデッサンは、単純な構成で立体の造形を表現するものだと思います。極端に言えば、真っ黒と真っ白の二階調も石膏像などを的確に表現できるはずです。 タッチとして、明るさの異なる面と面の間をぼかすのに使うグレーを別にすれば、8段階(あてずっぽですが)くらいで表現するのがむしろ簡潔でしょう。 ただ、これら8つの諧調をどこに使うかで、先生のおっしゃる「色幅」があるようにもないようにも見えてしまいます。 右前方の窓から光のあたっている白いかびんを描くとして、なんとなく、明るいところから暗いところへ塗っていくと、左右ともおなじような単調なグラデーションになってしまいます。右の窓側は、まんなかが真っ白で端に行くと少し暗くなって3段階くらい・・、左側は真ん中の明るいところから、だんだん暗くなって8段階の真っ黒まで。 これでは単調で、「色幅」がないことになってしまうかも。 薄目でみると、かびんの真ん中よりちょっと右が真っ白で、左側が真っ黒に見えるとしたら、まずこの2段階です。(ほんとにそう塗らなくても、頭の中で)。 今度は、目を大きく開けて観察すると、真っ黒は、明るい側からの階調があって、しだいに暗くなり、でも一番左のエッジ付近は、室内の壁などの反射でわずかに明るくなっています。そうした細かい諧調も、漫然とつけるのではなく、暗い影の中の表現として、暗めに処理します。 明るい側の真っ白に見えたところも、ほんとの真っ白はハイライトの一部だけ。それ以外は淡いグレー。一番光のあたっているところから2,3段階の面が感じられるでしょうか。 つまり、単純にグラデーションスケールから当てはめるのではなく(考え方としてですが)、大づかみに暗い中での階調、明るい中での階調といったふうに処理すると、「そこここに同じグレーが入っている」ようには見えないと思います。
お礼
アドバイスありがとうございます。 確かに見返してみるとどのデッサンもいまいち同じような鉛筆で同じように書いてるんですよね。 もっとこすったり重ねたりいろいろ冒険してみようと思います。
お礼
アドバイスありがとうございます。 今日もアトリエがあるので参作見て研究してみます。 強く意識すればいつのまにかできるから、とも言われましたので...頑張ります。