データの分析 118
nを2以上の自然数とする。次の問いに答えよ。
(1)変量xの値がx(1),x(2),・・・,x(n)であるとし
f(a)=1/nΣ[k=1,n](x(k)-a)^2
とする。f(a)を最小にするaはx(1),x(2),・・・,x(n)の平均値で、そのときの最小値はx(1),x(2),・・・,x(n)の分散であることを示せ。
(2)cを定数として、変量y,zのk番目のデータの値が
y(k)=k(k=1,2,・・・,n),z(k)=ck(k=1,2,・・・,n)
であるとする。このときy(1),y(2),・・・,y(n)の分散がz(1),z(2),・・・,z(n)の分散より大きくなるためのcの必要十分条件を求めよ。
(3)変量xのデータの値がx(1),x(2),・・・,x(n)であるとし、その平均値をxバーとする。新たにデータを得たとし、その値をx(n+1)とする。x(1),x(2),・・・,x(n),x(n+1)の平均値をx(n+1),xバーおよびnを用いて表せ。
(4)次の40個のデータと平均値、分散、中央値を計算すると、それぞれ、ちょうど40,670,35であった。
120,10,60,70,30,20,20,30,20,60
40,50,40,10,30,40,40,30,20,70
100,20,20,40,40,60,70,20,50,10
30,10,50,80,10,30,70,10,60,10
新たにデータを得たとし、その値が40であった。この時、41個のすべてのデータの平均値、分散、中央値を求めよ。ただし、得られた値が整数でない場合は、少数第1位を四捨五入せよ。
この問題を解いてください。お願いします。
お礼
本当に感謝いたします。 0≦a[1]≦a[2]≦…≦a[k]≦j かつ a[1]+a[2]+…+a[k]=n を満たす整数の組(a[1],a[2],…,a[k])の個数を p(j,k,n) すると、 Σp(j,k,n)*q^n = [j+k,j] すごいですね。まだ理解するには至っていませんが、不定方程式の解の個数についていろいろ考えていました。例えば、 α[1]+α[2]+…+α[n]=k、かつ、α[i]=0または1 を満たす解の個数は二項係数、C(n,k) α[1]+α[2]+…+α[k+1]=n+1、かつ、α[i]≧1 を満たす自然数解の個数は二項係数、C(n,k) α[1]+α[2]+…+α[n]=k、かつ、α[i]≧0 を満たす整数解の個数は重複組合せ、H(n,k) α[1]+α[2]+…=n、かつ、α[i]=1または2 を満たす整数解の個数をT[n]とすると、T[n]=T[n-1]+T[n-2]が成立し、フィボナッチ数列F[n]と比べると、T[n]=F[n+1] さらに、Σ[n=0,∞]T[n]z^n=1/(1-z-z^2)となるので、それから少し考察することで、 T[n]=Σ[β[1]+2*β[2]=nの0以上の整数解] {C(β[1]+β[2],β[1])} ------(*) が分かる。 例えばn=3のとき、 α[1]+α[2]+…=3、かつ、α[i]=1または2 の解は、3=1+1+1=1+2=2+1より3通りあるので、T[3]=3 このとき、 Σ[β[1]+2*β[2]=3の0以上の整数解] {C(β[1]+β[2],β[1])} =Σ[(β[1],β[2])=(1,1),(3,0)] {C(β[1]+β[2],β[1])} =C(2,1)+C(3,0) =3 となり確かに成立している。 このことと比べて下記のことを悩んでおります。 f:{1,2,…,n}→{1,2,…,k}の全射の個数k!*S(n,k)を考えると、 Σ[n=0,∞] k!*S(n,k)x^n = k!*x^k/(1-x)(1-2x)…(1-kx) つまり、 Σ[a[1]+a[2]+a[3]+…+a[k]=nの自然数の解]1^(a[1])*2^(a[2])*3^(a[3])*…*k^(a[k]) = k!*S(n,k) これを、(*)の右辺に対応するものとすると、(*)の左辺に対応するものは何でしょうか? 全射の個数k!*S(n,k)を、不定方程式の解の個数「のみ」で書くことはできるのでしょうか?