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大学受験。 英文を読む理由
今高3で受験勉強に励んでいます。 よく、長文を解いたあとその英文を音読するといいということを聞くので 音読してるんですが、どういう効果があるのですか? あと音読するときはこうしたほうがいいよ(何回くらい読めばいいのでしょうか?)、とか こういうことを意識したらいいよとかアドバイスはないでしょうか?
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最近、似たような質問がありました。流行っているというか、どこかの予備校で紹介でもしているのでしょうか。 長文を読んであとにしろ、文法問題を解いたあとにしろ、英文を学習したら声に出して読み上げるというのは、基本的な学習法だと思います。これには、英会話やリスニングの上達をねらって、音を聞いたり声に出すのに慣れるということもあるのですが、もう1つ大切な目的があります。音読することで、英文を身体になじませ、記憶に残すということです。記憶に残すというのは、単に暗記するということではなく、頭に刻み込むといった意味合いでしょうか。私たちは多くの日本語の文章を見聞きして頭に刻み込まれているので、日本語を使いこなせます。英文でも、文法を理解したり単語を暗記しただけではだめで、似たような英文を何度も頭に出し入れすることによって、英文に慣れ、スムーズに使えるようになるんです。 それで、長文を読んだら1度読んで理解するだけではなく、きちんと理解したあとで何度か読んでおくというのが大切なのですが、音読をすると、脳が活性化されて、黙読のときよりも記憶に刻み込まれやすくなります。音読をしながら素早くノートなどに書き写す音読筆写ですと、さらに効果はあがります(実行するのは大変ですが)。目で見ただけよりも、耳で聞く、口で言う、手で書くといった、複数の感覚や動作を同時に使うことで、集中力がたかまるのだろうと言われています。 出会う英文すべてに1、2度ずつやっても長い目で見れば効果はあると思います。ただ、本格的な英語力を身につけるためのトレーニングでは、何十回、何百回レベルで音読したり、音読筆写したりすると、抜群の効果があがります。もっとも、それだけの回数音読や音読筆写するには時間がかかります。教材の難易度によっても、何回くらいの音読でどのくらいの効果があるかは違ってくるようです。目的によって使い分けるべきでしょう。 なお、はじめて読むときにも音読すると集中力が高まるので、理解しやすくなります。ただ、英文の順番を頭の中で入れ替えて日本語に訳しながら読んでいたりすると、音読はできません。訳読のくせをぬき、英文を英文のままで理解する訓練のために、音読が勧められる場合もあります。 注意することとしては、しっかりと意味を思い浮かべながら、英文を頭に刻み込むようにするといいと思います。
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- yoakemae
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まず前提として言語とは音であるということ。文字を持たない言語はあるが、音を持たない言語はないということです(手話は例外)。 したがって、音読は言語学習の基本であるということです。 さて、音読ですが、音読は人から「やるように」と言われたからという理由でやっているうちはなかなか成果としては現れないでしょう。というのも「音読」は英文解釈のためにやるのでもなければ、速読のためにやるのでもないからです。読めるようになるというのは「結果」であって音読の目的ではない。では何が音読の目的なのか。それは「スラスラ感」と「納得」なのです。 そもそも音読は誰のためにするのか。もちろん自分のためです。それではその自分とは誰か。それは英文に対して「スラスラ感」を感じえていない人物です。 日本語に訳すのではありません。後ろから前に戻って英文を解釈するのでもありません。声を出して読むということは、訳している暇などない。音読するということは後ろから前に戻って解釈する余裕などない。それは声を出すと同時に意味(日本語訳ではない)が自分の中に入ってくる状態であり、スラスラ感を獲得しようとしている状態です。意味が日本語としてではなく、意味として入ってくる。このような状態での音読を繰り返すことによって英語の力は着実に高まっていくのです。 そこには「何回読めばいい」というゴールデンルールはありません。好きなだけ読むというのが答えです。それこそ自分が「納得」するまで。音読する際に意識することは意味が意味として入ってきているかどうかを「自分」で常に確認しながら読むということです。どこできるべきかという問題は意味が分かるから切れるのであって、切れるから意味が取れるのではありません。 高3ということはあと3ヶ月もすればセンター試験が待っているということですね。どのレベルにあるにせよ、音読をはずした学習は的をはずした学習といわざるを得ません。問題集の問題に取り掛かる前に音読してどれだけ意味が取れるかを試してみるもよし。問題を解き、答えあわせをした後に分からない単語の意味を確認した上で音読総仕上げをするもよし。 音読は一見遠回りのようではありますが、実はこれが一番の近道なんですよね。「努力しても必ず報われるとは限らないが、 成功している人は皆努力している」という言葉がありますが、音読についても同じ。音読をしたという人が皆英語の達人になれるわけではないが、英語の達人になった人は皆音読をしている。 あとは自分の判断です。受験、がんばってください。
- trytobe
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音読するときに、どこで区切るかというのを意識するのは重要かと思います。 例えば、主語+述語まで読んで一息入れ、その後の部分(目的語など)を読み、前置詞の前でも一息入れる(か間隔をあける)と、文の構成が自分にも他人にもわかりやすくなります。(日本語でも同じで、会話に緩急をつけたり、文章に句読点をつけますよね) 逆に言えば、そういう文の構造がわからないまま、呪文のように何回繰り返し読んでいても意味がないと思います。 目と口を使って声に出して読むことで、目だけでは見逃していた文の構造がわかる、という効果はあるかもしれません。また、文章を頭から読んでいくだけで、構造がわかるようになってくると、読み返す(語順を入れ替えて考える)ことが減るという効果もあるかもしれません。 繰り返す回数よりも、文の構造がわかったかどうかで、次に進むかどうかを判断したほうが良いかと思います。
- nimo01
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自分も大学受験の時にその勉強法やりました! 経験からいいますと、 英文を音読することによって、目だけじゃなく耳からも英文を認識できて、(音読しない時よりも)長い期間覚えていることができると思います。音で英語を覚えるってところですね。 またアドバイスとして、音読はやはり、目で追って英文を読むよりもスピードが速くなります。その音読のスピードにあわせて英文を訳すことができれば、かなり英文読解力が向上すると思います。