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確率論(不等式)
全てのε>0で、 P(|X+Y|≧ε)≦P(|X|≧ε/2)+P(|Y|≧ε/2) が不等式として成り立つらしいのですが、具体的な証明が分かりません。 これは「数理統計学の基礎」(野田一雄・宮岡悦良 著)(共立出版株式会社)の本で紹介されているんですが、証明方法で |X|+|Y|≧|X+Y|≧ε⇒|X|≧ε/2 または |Y|≧ε/2 となっています。どういう解釈でこのような展開になるのか、誰かご教授お願いします。
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> |X|+|Y|≧|X+Y|≧ε⇒|X|≧ε/2 または |Y|≧ε/2 > > となっています。どういう解釈でこのような展開になるのか、誰かご教授お願いします。 |X| + |Y| ≧ |X + Y|は大丈夫ですか? |X + Y| ≧ εと|X| + |Y| ≧ |X + Y|を組み合わせて |X| + |Y| ≧ |X + Y| ≧ ε ここから |X| + |Y| ≧ ε よって、|X|と|Y|のうち、少なくとも片方はε/2以上である必要があります (|X|と|Y|両方がε/2より小さかったらどうなるかを考えて下さい。 そうしたら、|X| + |Y| ≧ εは絶対に成り立ちません。 なので少なくとも片方はε/2以上である必要があります)。
お礼
なるほど…確かに言われてみると当たり前のことですね。 変な方向で深く考えてました…ありがとうございます。