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不等式について
(1+|x+y|)^m ≦ (1+|x|)^m × (1+|y|)^m (x,yはn次元実数、mはゼロ以上の整数) を証明しようとしているのですが、どうもうまくいきません。方針を教えていただきたいです。後、この不等式、なにか名前がついてるのでしょうか?
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noname#47975
回答No.1
そうですね..。証明の方針としては まず両辺を対数にすると、 log(1+|x+y|)^m ≦ log(1+|x|)^m(1+log|y|) log(1+|x+y|) ≦log(1+|x|)(1+|y|) となります。底は一応自然対数として定めておくと良いですね..。 そこで、(1+|x+y|)≧1,(1+|x|)(1+|y|)≧1より、 結局は(1+|x+y|)≧(1+|x|)(1+|y|)である事を証明すれば 良いと思います。 後、|x+y|≧|x|+|y|(この関係については、両辺を2乗すれば証明できます。) を利用して上記不等式が成立する事を証明すればよいでしょう。 また、等号成立条件も忘れないように、注意して下さいね..。
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noname#101087
回答No.2
>(1+|x+y|)^m ≦ (1+|x|)^m ×(1+|y|)^m >(x,yはn次元実数、mはゼロ以上の整数) 「x,yはn次元実数」というから、x,y は n次列ベクトルのたぐいですね。 たとえば http://ysserve.int-univ.com/Lecture/linear/node7.html のノルム不等式をご覧ください。 ∥x+y∥≦∥x∥+∥y∥ が成立するので、 1+∥x+y∥≦1+∥x∥+∥y∥≦(1+∥x∥)*(1+∥y∥) この両辺を m乗したのが問題の式だと思われます。