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"交わる"と"接する"の定義
タイトル通り "交わる"と"接する"についての定義を知りたいです。 例えば "曲線 y=x^2 は 直線 x=0 に交わる"といえますか? それとも "曲線 y=x^2 は 直線 x=0 に接するが交わらない"が正しいですか? よろしくお願いします。
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>同じ側にあるときは、f(x)とg(x)は接しており、 >反対側にあるときは、f(x)とg(x)は交わっている。 これもだめだと思う. 例えばy=x^3とy=0のケースをどうしますか? これは普通接するというと思う. もっといやらしい例だと y^2=x^3とx=0またはy=0のケースだと もう直観は働かない. x^3-x^2-y^2=0とx=0なんかも,接する?交わる? ということになります. なお,「同じ側」っていうのも実際はかなり微妙で もとの質問からははずれるけども, 3次元空間で二つの曲線を考えた場合「同じ側」ってのは 判断できないわけです. で,どうするかってことですが,一つの一般的な手は 「接する」「交わる」ってのを全部ひっくるめて 「点を共有する」ということにしてしまいます. そして,その共有点を求めるときに 方程式を解きますが,その解の重複度を, その点での「交点数」と名づけます. この交点数が1より大きい場合を 「ばっさり」接するとして 1のときを交わると定義してしまう. こういう流儀もあります. 実際はこの定義だと大雑把すぎる 特にx^3-x^2-y^2=0とx=0のようなケースに対しては ちょっと問題ありなのですが,このようなケースに対しては もっと厄介な議論が必要なので割愛します. 実際問題,結構厄介なんです. 交わるとか接するってのは.
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- yaemon_2006
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>1点のみで交わることを接するという表現を用いたと思うのですが これは、違う。 y == x^2 とx == 0 は、1点のみで交わるが、接していない。 f(x)とg(x)が一致せず、かつ共有点を持つとき、 その共有点の前後で、g(x)上の点がf(x)に対して 同じ側にあるときは、f(x)とg(x)は接しており、 反対側にあるときは、f(x)とg(x)は交わっている。 じゃないですか?
お礼
確かに、 共有点の前後の傾きをみることで場合わけできそうですね。 大変参考になりました。
- YQS02511
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交わるでも正しいですが、特に交わる場合において、1点のみで 交わることを接するという表現を用いたと思うのですが。 なので、接するが交わらないでは正しい表現ではないのでは ないでしょうか? いかにしても、この場合、接するという表現の方がいいのでは ないでしょうか。
お礼
すみません、 直線 x=0 は 直線 y=0 です。記入ミスです。それで考えていただきたいです。
補足
回答ありがとうございます。 >1点のみで交わることを接するという表現を用いる とのことですが、 "曲線 y=x・(x-1)^2 は 直線 x=0 に2点で交わる"は表現としては正しいですか? 交わる の定義が理解できれば自分の物にできそうなので、ご教授いただけたら幸いです。
お礼
>y=x^3とy=0のケース~ >こういう流儀もあります. なるほど、確かにy=x^3とy=0の交点は接線の関係になっています。 そういう意味だと交わるではなく接するの方がしっくりきます。 ある文献に「3次関数のx軸との交わる点は1点もしくは3点のどちらかである。」 との記述がありまして、"交わる"とは割りと一般的に"接する"と区別されているのか? と思い質問させていただきました。 結果から鑑みると、これら言葉は一般的に定義されている用語ではないように (定義を任意に決定できるように)感じました。 回答ありがとうございました。