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0の0乗は1、にしたい(その4)
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4347011.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4355129.html -- 続き http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4375134.html -- その3 の続きです。 0^0を極限値から求める方法について考える。 候補は、次の3つである。(右極限値のみ考える) (1)lim[y→+0]0^y (2)lim[x,y→+0]x^y (3)lim[x→+0]x^0 (1)について、lim[y→+0]0^y=0である。しかし、P=0^0と置くと lim[y→+0]0^y =lim[y→+0]0^(0+y) =lim[y→+0]0^0*0^y =lim[y→+0]P*0^y =P*lim[y→+0]0^y =P*0=0 つまり、この極限値は0^0の値とは関係なく0となるので、0^0は決定できない。 (2)について、極限値lim[x,y→+0]x^y=Lが存在するとは、 任意のεに対して δx,δy を適当に選べば、次のことが成立することである。 ∀ε>0, ∃δx,δy>0 s.t. ∀x,y∈R, 0< x-0 <δx, 0< y-0 <δy ⇒ |x^y-L|<ε ところが、x→0の値とy→0の値は異なるため、次の様に修正を行う。 ∀ε>0, ∃δx,δy>0 s.t. ∀x,y∈R, δx/2< x-0 <δx, δy/2< y-0 <δy ⇒ |x^y-L|<ε (x/2)^y=x^y*(1/2)^y≒x^y (|y|≪1) x^(y/2)=√(x^y) であるので、任意のεが存在するためには、L=0またはL=1でなければならない。 しかし、x>0, y>0 であれば x^y>0 であるので、L=1 である。 (3)について、lim[x→+0]x^0=1であり、 lim[x→+0](x+y)^0=1 も任意のy∈Rで成り立つ。つまり、(1)のような問題はない。 また、xの逆数(乗法の逆元)について (A)x*x^(-1)=x^1*x^(-1)=x^(1-1)=x^0=1 (B)1=□*xの□を1/xと表す という2つの意見があり、xの逆数はx^(-1), 1/xの2つがある。(続きの#49) (A)と(B)で定義される逆数が等しければ、 x^(-1)=1/x これがx=0^0でも成り立つとすると、 (0^0)^(-1)=0^(0*(-1))=0^(-0)=0^0=1/0^0 よって、0^0=1である。 いずれも、0^0=1を否定しないか、それを肯定しています。 この考えに、問題はありますか?
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←No.12 補足 > これも、理由は「未定義」だから、なんでしょ? > そして、「連続でない」から「未定義」なんですよね。 > それとも、常識または慣例だから「未定義」なんでしょうか。 > それとも、定義すると不便だから「未定義」なんでしょうか。 私が「未定義」を推す理由は、 第一に「定義すると不便だから」であり、 また、「常識または慣例だから」でもある。 間違っても、「連続でない」ことから「未定義」であることが 導けるなどとは、言っていない。そんなことは、できようもないし、 むしろ、そんなことはできないのだ というのが、 私が君に強く訴えたい点だ。 「連続でない」から「定義すると不便」であり、そのことが、 「未定義」としたい理由にはなっているが。 あくまで、主観的な判断である。 > 私としては、「0^0≠1 を導くことができる」が導けないのであれば > 十分なのですが… この辺の行間に滲む、0^0=1 がどこかから導ける という発想が 根本的な間違いである と考えている。 0^0=1 と定義した、べき乗の別バージョンには、それなりの使い勝手 があり、そうのようなものを定義する意義は否定しない。 そのことは、(その1) No.10 から一貫して述べている。 変な理屈は捏ねず、「私は、主観的な理由から 0^0=1 にしたい。」と 正直に告白すればよいのだ。Knuth のように、同じ趣味の人もいるだろう。 特殊な、個人的な趣味の話なのだ ということを忘れなければ、 問題は無い。 証明できる事実は、自然数 y について、掛け算の反復で素朴に定義した x^y と一致し、任意の実数 x,y について連続かつ指数法則を満たすような 2変数関数 x^y は存在しない ということだけだ。 そこから出発して、 0^0 を定義せず、定義域全域で連続かつ指数法則を満たす通常の x^y を定義する立場もあれば、 y を有理数に制限して、0^0=1 かつ、定義域全域で指数法則を満たす x^y を定義する立場もある。 両者は、違うものを「べき乗」と呼んでいるだけで、 どちらかが間違っているというものでもない。 ただ、一方の定義は普及しており、もう一方は「オレ流」である というだけの話だ。 「べき乗」を2種類定義すること自体、煩瑣で不便だとは思うが… 「オレ流」の選択を普及させるための活動として、それが 何かの方法で証明できる事実であるかのように語るのは、不正直である。 君の不正直な語り口が気に入らないことは、Wikipedia の誤引用による 情報操作 (その1) No.26 の時にも述べた通りだ。
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- Tacosan
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う~ん, 「たとえば、ある値より小さければAという性質、大きければBという性質があるとします。その時、ある値での性質は、AでもBでもないCという性質を求めるのが正しい気がするのです。逆に、B=Cが判明したら、A=Cも成り立って欲しい。」 というのはよくわかんないなぁ.... 「正しい『気がする』のです」とか, 数学ではないところを持ち出してもしょうがないんだけど. で, その気持ちからして単位ステップ関数 u(t) = 1 for t ≧ 0, 0 for t < 0 は正しくない, と. もちろん必要なら f(0, k) = 0 for all k f(a, 0) = 1 for all a except for 0 と定義するだけだけどね.
お礼
感情に訴えているようでしたので、「正しい『気がする』のです」という返答を致しました。 単位ステップ関数については、u(0)=0.5の方が正しい気もする(周波数変換後の値に一致する)のですが、計算のために、そのような簡略化が行われているのだと思っています。 時間には方向があるから、0以上と0未満に分けますが、これが位置なら、計算し易いように、決め方も色々でしょうね。 ありがとうございました。
- arrysthmia
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←No.15 補足 > 想像が難しいので、その拡張した関数で(-1)^1の値を求める過程を示してもらえると嬉しいのですが… 階乗をガンマ関数で拡張する話をしておられたが、その類似で言えば、 べき乗を x^y = exp( y log x ) で定義する方法がある。 log は、log x = ∫[0≦z≦x](1/z)dz で定義し、exp は、log の逆関数とする。 この定義で、y が有理数の場合は、乗算の反復によるべき乗の定義と一致し、 (0,0) を除く複素数 (x,y) の組について正則となる。 多価関数となり、y が整数でないときは複数の値を持つが、 各点の近傍で、局所的に正則な「枝」の集まりとして表せる という意味で、 「多価関数として正則」である。同じことを、 1価の正則関数の解析接続として表せる と言ってもよい。 「正則」は、任意回微分可能ということだから、連続性も従う。 > 普及させるような活動などしていませんよ。 それは、結構なことだ。 (その1) No.15 補足 > 誤解しています。1以外に有り得ないという主張です。 > 私の主張は0^0が不定ではなく1という固有の数値になることです。 (その1) No.9 補足 > ならせめて、不定であるのが常識的な理由を説明してください。 (その1) No.17 補足 > 日本のページとニュアンスがだいぶ違いますね。 > たとえば: (その1) No.25 補足 > もしかしたら、日本の常識が世界とは違う可能性がある、とは思いませんか? (その1) No.24 補足 > 私の主張は、「0^0が1以外の数になることができない」です。 > 特に、0^0=0に矛盾がないと思っている人がたくさんいます。 > 不定とする人はおそらく、その認識がないと思われます。 などが気になっていたので。 > 私は、x^yの性質を調べていただけですけど。 > 相当複雑な振る舞いをしますから。 y を自然数に制限するのなら、x^y がやっかいな挙動をする部分を 定義域から取り除いたことになる。それなら、0^0=1 で問題なく話が進むが、 その簡潔さを保ったまま、y を全実数まで拡張することはできない。
お礼
>log は、log x = ∫[0≦z≦x](1/z)dz で定義し、 xは複素数ですから、0からxまでのどんな経路で積分しても良く、ここから多価性が出てくるということですね。 別なx'についての値と比較する場合は、同じ経路という概念は作れなくて、値の集合同士が1対1対応することを利用するのですね。 >この定義で、y が有理数の場合は、乗算の反復によるべき乗の定義と一致し、 >(0,0) を除く複素数 (x,y) の組について正則となる。 >各点の近傍で、局所的に正則な「枝」の集まりとして表せる という意味で、 >「多価関数として正則」である。 y は実数、あるいは複素数ですので、せめて無理数でも正則になることを示してもらえませんか? yが無理数の場合、x^y は値が定義できないと思いますが… つまり、有限個の「枝」の集まりが正則という主張があったとして、それが有限でない「枝」の集まりに適応できるかに疑問があります。 そして、近傍にはx^y の値が定義できない点が必ず含まれるのに、それを含めて連続であるという主張の意味が、まだ理解できません。 >y を自然数に制限するのなら、x^y がやっかいな挙動をする部分を >定義域から取り除いたことになる。それなら、0^0=1 で問題なく話が進むが、 >その簡潔さを保ったまま、y を全実数まで拡張することはできない。 そうですね。 これは認めてますから、「一般的には未定義」も認めています。 連続性も証明し、簡潔さを保ったまま拡張できないか、と考えていた訳ですが、それと0^0=1の主張はまったく別物です。 「実数なら成立しない」、「整数なら成立する」となった時、「一般には未定義」とすることに違和感はありません。 ところが、「整数なら成立する」が正しいですか?という質問に、「実数なら成立しない」という回答ばかりが来ていたんです。 #もちろん、「実数でも成立する」という主張もしていたんで、混同されるのは無理ないんですが… 「一般的には未定義」という結論ばかりの人も多かったですから、 >> もしかしたら、日本の常識が世界とは違う可能性がある、とは思いませんか? という主張も必要になってきました。 必要な回答が得られなかったので、誘導を行ったのですが、それが失礼であったなら、謝罪いたします。 ありがとうございました。
- Tacosan
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微妙なところではありますが, x % p = (a % p)^(n % (p-1)) % p とするのに「フェルマーの定理を使った」とも「フェルマーの定理は使っていない」とも言えなくはないです>#13... が, 使わない方が適用可能な範囲が広いので「使っていない」ことにしておこう. 素数 p と任意の a に対し a^p ≡ a (mod p) はフェルマーの定理を使わず証明可能です. このことから, k が p-1 の倍数でなければ任意の a に対し a^k ≡ a^(k % (p-1)) (mod p) です. また, a が p の倍数でなければ k に対する条件を外すことができます. で, #10 で言いたかったことの主眼は 「だから, 0^0 ≡ 0 とすると, a や k に対する条件を全く考慮することなく a^k ≡ a^(k % (p-1)) (mod p) と書けて簡単じゃね?」 です. もうちょっというと, 2変数関数 f(a, k) は「a = 0 かつ k ≦ 0」のところを除き定義されていて, (1) f(ab, k) = f(a, k) f(b, k) (2) f(a, k+l) = f(a, k) f(a, l) (3) f(a, k) は k に関し周期 N で周期的 (4) f(a, 0) = 1 (5) f(0, k) = 0 という条件を満たしているものとします. ここで定義域を a = k = 0 まで拡張させることを考えたときに, f(0, 0) = 1 と定義すると (1), (2), (4) を満たし f(0, 0) = 0 と定義すると (1), (2), (3), (5) を満たします. なんとなく f(0, 0) = 0 ってしたくないですか, ってことで.
お礼
>もうちょっというと… >なんとなく f(0, 0) = 0 ってしたくないですか, ってことで. この部分についての感想を言います。 f(0, 0) = 0にしたくないです。 理由は、k<0では、性質が変わるからです。 たとえば、ある値より小さければAという性質、大きければBという性質があるとします。 その時、ある値での性質は、AでもBでもないCという性質を求めるのが正しい気がするのです。 逆に、B=Cが判明したら、A=Cも成り立って欲しい。 (つまり、A=B=Cですが…) 具体例として、絶対値の傾きは、負の時は-1、正の時は1ですが、0では不定(未定義?)です。 x^2の傾きは、負の時は負、正の時は正、0では0です。 中央の値には、これらのように別の性質を持たせたいです。 ありがとうございました。
- arrysthmia
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←No.14 補足 > たとえば、(-1)^1は-1ですが、これは連続性を満たしていません。 中途半端に「定義域はx>0, y∈Rで」と拡張しようとするから、 (-1)^1 での連続性に気が付かないだけで、 x^y の x,y を複素数とすれば、(x,y)=(0,0) 以外の全域で、 複素多価関数の意味では、正則となる。 > でも、こういう仮定ではこうなりますか?という質問に、 > その仮定は常識から外れていると答えるのは、止めて欲しいですね。 言いたいこともあるだろうが、他人の話もたまには聞こう。 A No.14 > 0^0=1 と定義した、べき乗の別バージョンには、それなりの使い勝手 > があり、そうのようなものを定義する意義は否定しない。 > そのことは、(その1) No.10 から一貫して述べている。 > >「オレ流」の選択を普及させるための活動として、それが > 何かの方法で証明できる事実であるかのように語るのは、不正直である。 > というのが、私の回答だ。 > 何が不便なのでしょう。 >「不連続だから」に戻りませんか? > それ以外の実例を示してもらえたら、分かり易いのですが… 「不連続だから」「定義すると不便」というのが、私の基本的な姿勢。 他の理由は、特に必要ないように思う。 不連続性というのは、単に lim[(x,y)→(0,0)] x^y が収束するか?という (x,y)=(0,0) の一点上での話ではなく、指数法則が成り立つことのシワヨセから、 x^y は、(x,y)=(0,0) の近くでは、相当複雑な振る舞いをするようになっており、 そのことを認識して使わなければ、べき乗を使用するのは危うい ということを 言っている。 0^0=1 が定義されていると、ついウカウカと (x,y)=(0,0) の近くでも、 x^y について、他所と同様の取り扱いをしがちだが、未定義であれば、 自動的に毎度注意深く扱わざるを得ない。そこがイイ、という話だ。 0^0 が如何に特殊かといって、既に何度も出てきているように、 0^0=1 と定義すれば、0^x に x=0 を代入することすら不用意にはできない。 そういうゴタゴタを、いちいち覚えておくことが、不自由で醜い と感じている訳だ。
お礼
>x^y の x,y を複素数とすれば、(x,y)=(0,0) 以外の全域で、 >複素多価関数の意味では、正則となる。 想像が難しいので、その拡張した関数で(-1)^1の値を求める過程を示してもらえると嬉しいのですが… 極限値も存在しますか? >「オレ流」の選択を普及させるための活動として、それが > 何かの方法で証明できる事実であるかのように語るのは、不正直である。 普及させるような活動などしていませんよ。 それとも、0^0=1に矛盾がないことを示そうとしたことが、未定義の常識を否定しているように見えましたか? 私は、x^yの性質を調べていただけですけど。 相当複雑な振る舞いをしますから。 >「不連続だから」「定義すると不便」というのが、私の基本的な姿勢。 すべてが不連続に基づくことですね。安心しました。 ありがとうございました。
- aiueo95240
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No.10 Tacosanさんの回答で。 >以下 m%n は「m を n で割った余り」です. >x % p = (a % p)^(n % (p-1)) % p >ところが, 0^0 = 1 としてしまうと結構面倒なことになります (p|a かつ (p-1)|n だと a%p = 0, n%(p-1) = 0 だから右辺は 0^0 = 1 となるが, この場合 p|x なので x%p = 0). >これは実質的に「0^0 = 0」と置いたのと同じ. x % p = (a % p)^(n % (p-1)) % p という式では、フェルマーの小定理を使っていると思いますが、 フェルマーの小定理の前提は、 底のa は p の倍数でない整数(a と p は互いに素) です。 なので、後半の記述、特に「0^0 = 0」は無意味と思いますが。
- arrysthmia
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←No.11 補足 > ・0^0=1を導くことができる > ・0^0を未定義とする議論を否定できない > 両方とも了解しました。 「0^0=1 を導くことができる」こと自体からは、 「0^0≠1 を導くことができない」ことは導けない。 「0^0=1 を導くことができたから 0^0=1 だ」 と言える為には「0^0 が値を持つ」ことが必要で、 それが仮定でしかないうちは、0^0=1 も仮定でしかない。 繰り返し「循環論だ」と言っているのは、そのことだ。
お礼
>「0^0=1 を導くことができる」こと自体からは、 >「0^0≠1 を導くことができない」ことは導けない。 これも、理由は「未定義」だから、なんでしょ? そして、「連続でない」から「未定義」なんですよね。 それとも、常識または慣例だから「未定義」なんでしょうか。 それとも、定義すると不便だから「未定義」なんでしょうか。 私としては、「0^0≠1 を導くことができる」が導けないのであれば十分なのですが… >「0^0=1 を導くことができたから 0^0=1 だ」 >と言える為には「0^0 が値を持つ」ことが必要で、 >それが仮定でしかないうちは、0^0=1 も仮定でしかない。 私の興味の対象は、「何故未定義なのか」です。 その答がWikipediaでは不十分だから質問しました。 0^0=1が仮定だとしても、十分な情報です。 #Wikipediaも若干修正できたし… あなたにとっては、未定義であれば、その他の知識は意味ないみたいですね。 ありがとうございました。
- arrysthmia
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←No.8 補足 > 未定義に対しては、どんな計算もできないと考えるしかないです。 正解。それが、0^0 を未定義とすることの最大のメリットだ。 未定義の値については、何の操作もすることができないから、 例外的なことの沢山起こる 0^0 について、沢山の注釈を いちいち付ける必要がなくなる。 x^y を扱っていて、(x,y)=(0,0) が出てきたら、 変なことが起こり得るから注意する というのが、0^0 未定義派の基本的な姿勢だ。 多くの定理に 0^0 に間する注釈を付記するより、遥かに簡潔 であると思う。 > 0^0が値を持つという立場なら、(0^0)^(-1)は計算できます。 それは、勘違い。貴方の一連の議論が、 「0^0 が 0^0=1 となるような値を持つならば、0^0=1 である」 という循環論に過ぎないことは、指摘済み。 > x^(-1)=1/x > がx=0以外では成り立つということですね。 > では、その式を使って計算した、0^0=1はどうですか? その発想の誤りには、前の (2) との共通点がある。 存在しない値について、方程式を解いても意味が無い。 方程式からの式変形は、必要条件に過ぎないからだ。 0^0 が他の法則(連続性を含む)と矛盾しない値を持つならば、 x^(-1)=1/x から 0^0=1 を導くことができるが、その考察は、 0^0 を未定義とする議論を否定できない。 0^0=0 くらいは否定できるけれども、そんな話は 誰も支持していないので、わざわざ否定して見せるまでもない。
お礼
>x^y を扱っていて、(x,y)=(0,0) が出てきたら、 >変なことが起こり得るから注意する >というのが、0^0 未定義派の基本的な姿勢だ。 ここの考え方が違うのですね。 連続性については、変なことが起こることは了解です。 実際、色々やっても、結局変な結論しか出なかったようですし。 でも、整数を扱う限り、変なことは起こらないじゃないですか。(No.10を除く) 値さえ決まってしまう。そこが、0/0との最大の違いです。 連続性がない限り、未定義は未定義でいいのですが、面白い性質ですよね。 >x^(-1)=1/x から 0^0=1 を導くことができるが、その考察は、 >0^0 を未定義とする議論を否定できない。 ・0^0=1を導くことができる ・0^0を未定義とする議論を否定できない 両方とも了解しました。 ありがとうございました。
- Tacosan
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もちろん罠があるに決まってる (笑) 以下 m%n は「m を n で割った余り」です. 素数 p, q に対し N = pq とおいて, x = a^n % N を計算したいとします. n = 0 のときはとりあえず a に依存せず x = 1 にしてみましょう. 問題は n ≠ 0 のときで, このときに 0^0 = 0 とおいてあれば x % p = (a % p)^(n % (p-1)) % p x % q = (a % q)^(n % (q-1)) % q から Chinese Reminder Theorem で x が計算できます. ところが, 0^0 = 1 としてしまうと結構面倒なことになります (p|a かつ (p-1)|n だと a%p = 0, n%(p-1) = 0 だから右辺は 0^0 = 1 となるが, この場合 p|x なので x%p = 0). もちろん, この場合にはわざわざ計算するまでもなく「底が 0 だから指数に関係なく結果は 0」とすればいいんですが, これは実質的に「0^0 = 0」と置いたのと同じ.
お礼
これより簡略化されている他の回答にお礼を書きました。 この回答自体は、まだ理解できない部分がありますが、ご容赦ください。 ありがとうございました。
補足
連続性に関する(1),(2),(3)については、追加のアイデアがある訳ではないので、現状で証明できていないと言われるなら、それを認めます。 指数法則については、この質問に限り、0^0にも適応できると仮定します。 指数法則は,次の3つとします。 1.a^(x+y)=(a^x)*(b^y) 2.a^(xy)=(a^x)^y 3.(ab)^x=a^x*b^x 1.より 0^0=0^(0+0)=0^0*0^0 ∴0^0=1または0^0=0 2.より 0^0=0^(-0)=0^(0*(-1))=(0^0)^(-1) 両辺に0^0を掛けて (0^0)^2=1 ∴0^0=1または0^0=-1 注)0^0=0では、0^0は(0^0)^(-1)と一致しないので排除する。 2つの結果を合わせると、0^0=1である。 なお、指数法則を仮定したので、それが未定義であれば、この結論は適応できない。 つまり、指数法則を0^0に適応するには、0^0=1でなければならないことは言える。 当面、この結論に絞って回答してくれることを希望します。 No.10のお礼については、しばらくお待ちください。
- orcus0930
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No2です。 >指数法則の説明で、0^0に対して成り立たないと明記されているのは見たことありません。 あたりまえです。指数法則は0^0をのぞいて定義されているんですから、こんな記載があるわけないでしょ。 定義されてない数に対して法則定義して何の意味がある >0^0=1しかありえない、ということも肯定してもらえますか? しませんよ? するわけないでしょ a^1=a a^(p+q)=a^p*a^q で定義すれば、0^0はどんな値でも取れるわけだし。 状況によって1にしたり不定にしたりすればいい。未定義だから、状況によって、決めちゃえばいいのよ。 実際俺も、プログラム書くときとかは、0^0=1を前提にしてるしね。 クヌースの話は前に出てた気がするな 第一、今回の議論は極限を出しているが、0^0への極限値が0^0の値になるのは、 (1)0^0がある値を持つ (2)x^yが0^0で連続である この2つは満たしてないとね。 (2)のときに、その2のような変な議論は持ち出さないでね ちゃんと示してね。 >0^0*0^0=0^(0+0)=0^0 指数法則使ってますね。 示してくださいね。 これまでのように「感覚」とか「こうなりそう」なんてのは今回はやめようね。 論理立てて証明をして行ってくれ。
お礼
>指数法則は0^0をのぞいて定義されているんですから、こんな記載があるわけないでしょ。 つまり、定義されていない数だから、法則も定義されていないということですね。 では、 ・0^0が定義されている ・指数法則が0^0にも適応できる と仮定すると、0^0=1が求まる、ということは認めますか? ありがとうございました。
- arrysthmia
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←No.5 補足 > まず、xの逆数は何だと思いますか?x^(-1)?1/x? その二つは、式が違うだけで、値は同じ。 x≒0 であれば、どちも「x の逆数」を表す。 x=0 のときは、どちらも定義しない。 その3 No.11 補足 > さすがに、0^(-1)は未定義とするべきでしょう。 と書いていたのは、誰だったか。 では、x が未定義であるときには、x^(-1) は、どうあるべきか。
お礼
>その二つは、式が違うだけで、値は同じ。 x^(-1)=1/x がx=0以外では成り立つということですね。 では、その式を使って計算した、0^0=1はどうですか? >では、x が未定義であるときには、x^(-1) は、どうあるべきか。 未定義に対しては、どんな計算もできないと考えるしかないです。 0^0が値を持つという立場なら、(0^0)^(-1)は計算できます。 ありがとうございました。
お礼
違いがはっきりしてきましたね。 さらに問いたいのですが、べき乗は2種類ではありませんか? >0^0 を定義せず、定義域全域で連続かつ指数法則を満たす通常の x^y >を定義する立場もあれば、 >y を有理数に制限して、0^0=1 かつ、定義域全域で指数法則を満たす x^y >を定義する立場もある。 0^0を定義せず、定義域はx>0, y∈Rで、指数法則を満たし、連続な関数と、 0^0を定義し、定義域はx∈R, y∈Zで、指数法則を満たし、不連続な関数(多価を許せばyは有理数に拡張可能)と、 2つの関数を合成したものが、べき乗であると言えませんか? 2つの関数は、階乗とデルタ関数のような関係ですが、定義域が部分集合の関係になっておらず、1つめの関数を無理に拡張すると、奇妙なことが起こります。 たとえば、(-1)^1は-1ですが、これは連続性を満たしていません。 0^0に値があるのに、連続でないのは、(-1)^1と同じ理由かもしれません。 >私が「未定義」を推す理由は、 >第一に「定義すると不便だから」であり、 >また、「常識または慣例だから」でもある。 念のために確認しますが、何が不便なのでしょう。 「不連続だから」に戻りませんか? それ以外の実例を示してもらえたら、分かり易いのですが… >変な理屈は捏ねず、「私は、主観的な理由から 0^0=1 にしたい。」と そうかもしれませんね。 でも数学は、その主観を認め合うものじゃありませんか? 計算は10進数でするのが常識です。 でも、2進数も認められます。 認められるかどうかの基準は、それが矛盾を含んでいないかどうかだけです。 記号や関数の定義など、常識は作られますが、それは理論とは、何の関係もありません。 今回の場合は、べき乗をどう定義するか、という問題を含んでいますから、それは実用的で便利なように定義すれば良いでしょう、10進数を選んだように。 でも、こういう仮定ではこうなりますか?という質問に、その仮定は常識から外れていると答えるのは、止めて欲しいですね。 ありがとうございました。
補足
お礼の誤記を訂正します。 >2つの関数は、階乗とデルタ関数のような関係ですが デルタ関数ではなくて、ガンマ関数でした。 No.17で引用されてますが、こちらもガンマ関数です。 話は通じているようですが、すみませんでした。