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なぜか「フランス」感覚に惹かれる
私の通称をみてもらってもわかりますが、どうも「フランス」的なものに対する感受性が鋭いようです。というか、my favorite感覚というか、特にフランスの工業製品的デザインに、非常に共鳴するものです。 えてして女性的な感覚ですね。その緻密でやわらかいデザインが、なんとも洗練さを感じさせます。 大まかな先進国のデザインを印象で表しますと、 フランス:繊細で鋭敏な感性と造形的な構成力の融合が感じられる ドイツ:いかめしく重厚、抱擁感がありそのものに抱かれる心地よさはある気がする イタリア:フランスよりもやや毒が強く、やや派手であるが、ラテン的繊細さや鋭い感性はフランスと通ずる イギリス:直角的で、重厚だが、デザインを重視するよりも機能の印象が強く、「機能デザイン」と命名したいような野暮ったさがある 問題は、なぜ私がこういう感覚を持つにいたったかです。なぜ、フランスのものに共鳴する心理になっているのでしょうか?
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貴方だけではありませんよ。日本人にはフランス好きが多いと思います。 遠いものほど憧れるのは人間の心理ですよね。 日本人のフランスのイメージは、ファッション・芸術が強いんだと思います。 往々にして、日本人は欧米に憧れを抱いていますが、 多分それは、より洗練された都市・都会的なものに対するあこがれでしょうね。 東京の人が京都に憧れる心理と似ています。 逆に欧米の人々は東洋に憧れを抱きますよね。 それも自分たちに持っていない文化だからこそ。 ただその中でフランスが好きってことは、感性があったとしか言えません。 デザインっていうのは見た目ですよね? 質問者さまがものを選ぶ際、「見た目」という項目を 重視されているってこともあるんじゃないでしょうか? ファッションや芸術に重きを置いている人が フランスにより興味を抱くことが多いように思います。 ちなみに私の各国のおおざっぱなイメージはこんなかんじ フランス:欧米版京都 粋(エスプリ) 芸術至上主義 思索的 ドイツ:とにかく機能重視 玄人・職人向け 頑固 論理的 イタリア:欧米版沖縄 陽気 単純 ストレート 本能的 イギリス:なにはともあれ伝統 ブラックユーモア 理知的 スペイン:一番バランスとれてる 食・芸術・ファッション・伝統なんでもあり アメリカ:ぐちゃぐちゃMIX 現代的 イギリス・アメリカ・スペインは一部ですが行きました。
いやNO1さんの意見が僕もあたまに浮かびました、しかしどのように説明していいかわからず、書かずじまいでしたが >脳内で認識される作業以前に、別ルートを通り記憶として直接脳内に記憶として蓄えられ、脳が認識をした段階で、既に記憶として存在するという事実を再認識する事によりおこる現象ではないかという説がある> まさにこれだと思います。 この>脳内で認識される作業以前に、別ルートを通り記憶として直接脳内に記憶として蓄えられ>ですが、憶測するに普遍的無意識が一番初めに存在するだろうと考えられます、それが後天性を経て形成されている可能性があるのだろうと思うわけです、つまり先天性と後天性の融合の想起ではないかと推測するわけです、 つまりこれが感受性というわけです。
お礼
それがどうも、既視感とは無関係な気がするのです。どう考えてもそれに類するものはありません。これは好みの異性が同化というときにも出されて意見でした(なにか幼児体験によって好みが決定するという類の)しかし、どうもこのての議論は実感も信憑性もない気がします。で、もともとの体に植わった好みというものがあり、また体験によってそれが強化される。そんなところと思われます。もちろん、潜在記憶というものは強固に存在するものです。しかしこの件には?という感じです。
- unos1201
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>なぜ私がこういう感覚を持つにいたったかです。 既視感 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A2%E8%A6%96%E6%84%9F >脳内で認識される作業以前に、別ルートを通り記憶として直接脳内に記憶として蓄えられ、脳が認識をした段階で、既に記憶として存在するという事実を再認識する事によりおこる現象ではないかという説がある フランスの芸術や文化については、小学校などの教科書にも繰り返し出てきますし、テレビを見ても、雑誌を見ても、繰り返しで出てきます。 また、高級ブティックなどや、博物館、美術館でも、フランス関係の文化や文字、言葉、影響を受けたものを大量に展示してあり、高級品や高い文化のイメージを潜在的に埋め込まれているかも知れません。 私がフランスに初めて訪れたのはカナダからイギリス経由で20年ほど前になりますが、カナダのケベック州がフランスの植民地だった関係でケベック州の文化はフランスそのものでしたから、まったく違和感がない、ケベックもフランスもそっくりと思っただけでした。魔女の宅急便を見たあとでしたので、風景もよく似ている、懐かしい感じもしていました。 何故かと考えると、最初に書いたこと、初めての町や文化、美術館などの作品にしても、すでに見ていたか、どこかで模倣されているものに親しんでいるからと気づきました。 私とは違うかもしれませんが、日本ではフランスを尊ぶ習慣があるみたいですので、そのせいかも知れません。 フランスに滞在して気づいたこと、貧しい国で、農業国家、地方の住人は人懐っこく、まさに田舎というイメージです。パリや特殊な場所では芸術家などが活躍していますが、それはほんの一部ですので、日本人が忍者みたいな格好したり、芸者が歩いていたり、天ぷら、富士山を日本と思っているのとあなたのフランスのイメージ、同じかも知れません。 私は、ドイツも長かったので、ドイツのイメージは繊細、神経質、それなのにジャガイモや田舎の別のイメージです。感覚的にはまさに日本人をヨーロッパで生活させた感じでした。 イタリア、これは、フランス人が唯一尊敬する文化を食生活を持った国家ではないでしょうか。赤や原色の独特の使い方はスペイン、ポルトガル、イタリア、フランスのラテン系では共通で、その大元はむしろスペインかもしれません。スペインへ行くと、これも日本の東北的な農家イメージです。生活もコタツを利用したり、バルへ行けば、コロッケみたいなものも食べています。 イギリス、私は滞在も2週間程度、しかも田舎の地方都市ばかりでしたので、産業革命の発祥の地、ビートルズ、そしてどちらかというと北の海で活躍するバイキングではないのですが、船乗りの文化を感じました。狭い国ですが、スコットランドと南ではまったく言葉も文化も違う、アイルランドともなると、それこそアメリカ的な感じもします。アメリカの文化の発祥の地としたら、ロンドンよりは、アイルランドかも知れません。機能デザインということではそれはロンドン的、ピーターパンの世界をイメージしているかも知れません。特に夜景を見ると、ロンドンは美しいかも知れません。もっとも、霧で何も見えないことが多いです。 バイキング的な北欧諸国は、もっと、ガサツ、田舎ですが、それは文化ですし、大好きなフィンランドなどは、ノキアを初め、世界文化の最前線かも知れません。 旅行したりすると、自分のイメージと潜在感、そのギャップで、もしかしたら、あなたのフランスイメージはイタリアかスペイン的かも知れません。
お礼
フランスに果たして親しんできた潜在記憶があるのか?どうも思い当たる節がありますん。おそらく、既視感的な懐かしさでなく私の中に先天的に備わった好み(異性の好みだったりと同質のものでしょう)が一致したようです。 いろいろと守備範囲が広いのですね。尊敬に値します。
お礼
私は非情にファッションに疎くて、これ以上無粋な人間も少ないというようなセンスです。またその努力もほとんどしません。が、ファッションセンス、デザインセンスというものには感受性が一応あるようです。好き嫌いのあるいは、それを生み出すセンスというものを感知します。 各国センスの解説、ためになりますね。スペインが出てくるところが以外ですが、結構標準的ですかね。