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「感性が豊か」とは、どういうこと?
【感性】という言葉を辞書で調べたら 印象を受け入れる能力、感受性。 また感覚に伴う感情・衝動や欲望。 とあるのですが、具体的にはどういうことでしょうか? 人とは違った感じ方やとらえ方が出来るということですか? よろしくお願いします。
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例を挙げるだけで申し訳ありませんが 都会のアスファルトで覆われた路上の片隅にひっそりと生えている小さな雑草を見て小さな幸せを感じることができる心。 友人とファミレスで話をしている時にBGMで流れてくる素敵な音楽に耳を奪われてしまう心。 街で偶然見かけた赤の他人の行動や服装などを見て、その人がどんな気分でいるかが想像できる心。 正式に音楽や絵を習ったことがなくても素晴らしい楽曲を作曲したり、センスのいい演奏をしたり、優れた絵画を描く能力。 同じようなことをしているような毎日でも、日々の移ろいを敏感に感じ取れる心。
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こんばんは。 何かのテレビや雑誌で、人の線を緑や青、黄色なんかで書いてある絵を見たことがありませんか? 感性が豊かな人には、そう見える(目がおかしいのではなく)場合もあるみたいです。 昔の俳句なんかを見ていると、とにかく頻繁に泣いています。 花を見ては泣き、たった一日恋人に会えなくて泣く、自分で旅にでたくせに家を離れたらすぐ泣く! 感性が豊かだと、些細なことにも心が揺れ動くのでしょうね。
- shangyan
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芸術に携わる人を考えてみれば、わかりやすいと思います。 感性が豊かでない私は現代美術館に行って、抽象画などを見ても、ただの曲線や直線じゃないかと思ってしまうのですが、感性豊かな人は直感的にいろんなことを感じとることができるのだと思います。また表現する人も感性が豊かであってこそ、いろんなことを自分の作品の中に込めることができるでしょう。
感性は感受性とも似た、ある刺激を受けたことを感じ取る能力です。感覚的に印象を捉えるので第三者に言葉で伝えるのは難しく、音楽や絵画でするどい感性が発揮されます。 例えばアメリカの南西部を訪問し荒野の景観を眺めインディオ集落を訪ねた場合、感性の鈍い人は「砂漠ばかりで見るべきものはなかった。いやインディアンがいたな」というでしょう。感性豊かな人は、荒野に霊気や風を感じ、そこに白人到達前から住むインディアンのことを考え、彼らの音楽や民芸品を手にしてみたいと思うでしょう。その人にとっては南西部とは一週間では時間が足らない見るべきものの多い土地となります。 夏が終わりベランダに蝉の亡骸が落ちている。感性の優れた人ならすぐ一句浮かぶかも知れません。感性のない人は蝉を掴んでベランダからポイでしょう。感性とはこのように説明すればするほど、感性から遠ざかるような気がします。
- kanpyou
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日本においては、「四季のうつろい」として語られることが多いと思います。 春夏秋冬の変化:色彩、温度、明暗、などです。 辞書などには、「その人の感じ方」などと記されているかもしれませんが、『感じたことを表現できる力』(技量)のある人のことをさすようです。