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人間の欲求について
欲求について、疑問があります。 人間(他の動物もですが)はいつも何らかの欲求をもっていて、そのために何か行動したりして生活していますよね? そこで、その常にある欲求がなぜなくなってしまうことがないのか不思議に思いました。わいた欲求を解消していっているはずなのに、それまでの欲求がなくなるとまた新たな欲求がわいてきます。本能といってしまったらそれまでですが、何か納得いくような理由はないのでしょうか。 教えて下さい。
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生物(いきもの)が持っている欲求というものを考えるとき人間とほかの生物は分けた方が良いと思います。一般の生物についてですが、これは生きていくということが、一見熱力学第2法則に逆らっているかのように見えることと関係があります。つまり何もしないで生きていることはできないということです。欲求というのは自発的なことではなく、そのようにしないと、その生物は死んでしまうからということです。呼吸をしないと死んでしまうのはその一例です。呼吸することは欲求です。またお腹が空いた時ずっと何も食べないと死んでしまいます。このような欲求は体の欲求と考えてもよいと思います。 一方人間の欲求には、呼吸のような体の欲求とは別に頭の欲求があります。頭の欲求というのは、呼吸と違って歌を歌ったり、笛を吹いたりおしゃべりをしたりというように呼吸を利用して行われても、一応呼吸から独立しています。このような頭の欲求にはきりがありません。しかし逆に頭の欲求は無くなってしまってもただちに死んでしまうというようなことはありません。しかしどちらの欲求も、その生物が生きていようとする限り、消滅しないものだと思います。
- hosiboshi
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それはおそらくあなたが若いためそう感じてしまっているのだと思います。 欲は悪であり、しかし欲は生きる為に必要であり、問題なのはその矛盾をコントロールすることと質の高さや品位に重きが置かれることになります。 そのためには気の遠くなるような修練を体に刻み付ける必要があり、魂を磨く生活や行い仕事人間関係をこなしていかなければなりません。 そのために読書などもあるわけです。 こうした質問もその足がかりになるもので、質を高める為にはこうした自問自答を永遠に自分の中で繰り返していかなくてはなりません。 動物のような生き方をすれば、欲が尽きないわけではありません。 人であるなら、欲求が尽きても生きていかねばならない場合もあるし、欲求も抑えることも多く経験します。 そして欲求が本当になくなってしまうこともあります。 そして無理やり欲求を出さなければいけない場合もあります。 今知識欲があるようなら満たしていくのがよいのではないかと思います。 恐らく女性に全てを理解するのは無理だと思われますが、男性の中にそういう努力をしている人がおられて世の中が成り立っていることがわかれば、また男性を見る目が変わってくるかと思います。 その質問は哲学の分野です。 その理由は深いものになっていきますが、単純に答えるなら「したいことがまだあるからです。」 難しく答えてスミマセンでした。