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人間の理性と本能
ほとんどの生物が繁殖のために生まれ繁殖のために死んでいくなか、人間だけが例外だと思います。 人間は理性で本能にさえ抗い種を残すことを拒んだり、自らの手で命を絶つことさえできます。 同種を殺すなんてことができるのも人間だけです。 人間だけが意思の力で繁殖とは真逆の行動をとっています。 こういった行動は生物として見れば不都合なことだと思うんですが、考え方を変えれば種の保存のための手段なのではないかと最近思うようになりました。 人間にとって数が増えすぎることは絶滅の危機にも繋がると思います。 (他の動物でもそうかもしれませんが) だから理性によって数が増えすぎないよう調整しているのではないでしょうか。 もちろん本人たちの意思とは無関係に。 つまり、人間は理性で本能を支配しているのではなく、本能の一部として理性が存在しているのではないかと…。 鬱などによる自殺者が年々増加傾向にあるのも、人類の増加に伴い数を減らすように新化(?)しているとは考えられないでしょうか? 殺人や戦争、少子化なども含めて。 種の繁栄のために不要なものなら、こんなもの自体が存在しないはずだと思います。 なんだか自分でもおかしなことを言ってるような気はするんですが…。 皆さんはこの考えどう思うでしょうか? また、生物学的に見てありえることなのでしょうか?
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多分「種の保存」というより、「子孫の繁栄」と捉えた方がよりしっくり来ると思います。 「同種を殺す」のは人間だけではありません。 一夫多妻制の野生動物では、オスが群れを乗っ取るときに前のオスの子を殺すことはよくあるらしいです。 戦争も、自分とは無関係の種族の数を減らし、自分の子孫を繁栄させるための行動と考えられるのではないでしょうか。 それとは別に、動物には自分のテリトリーを守ろうとする本能もあるようです。 人間が増えすぎると1人のテリトリーが狭まるし、野生動物では食料の分け前も減るので、 数を減らそうとするストレスが掛かるようです。 近年の少子化や、自殺、子殺しの増加もその表れではないかと思っています。 その意味では、これらは「理性」ではなく、「本能」或いは「自然の摂理の一環」ではないでしょうか。
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- ga111
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>つまり、人間は理性で本能を支配しているのではなく、本能の一部として理性が存在しているのではないかと…。 そうだと思います。ただし、理性によってヒトが道具などを使えるようなり生存に有利となったという意味においてです。 >鬱などによる自殺者が年々増加傾向にあるのも、人類の増加に伴い数を減らすように新化(?)しているとは考えられないでしょうか? 殺人や戦争、少子化なども含めて。 これは分けて考える必要があります。自殺者、殺人者の率は必ずしも増えていません。自殺者率はそのときの景気にも影響されます。 少子化は性教育が行き届き、将来の負担を調節するため、意図的に親がコントロールしていると考えられます。本能が自動的に理性をコントロールしているのではなく、将来の負担という現実的な利害関係から、理性が意図的にコントロールしているというのが、より一般的な見解かと思います。その理由は、本能が自動的にコントロールしているのなら、性行為、擬似的性行為が自体があきらかに減少するはずだからです。
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回答ありがとうございます。 なるほど、そういった解釈もできるんですねぇ…。 そんな発想は私にはありませんでした。 ですがga111さんの意見の方が説得力があるように思えます。 確かに仰る通りです。 自殺をする人全てが鬱であるわけではないですよね。 しかしそんな社会的背景も含めて本能が…と考えるのはさすがに強引過ぎますね…。 確かに私の考え方は一般的ではないと思います。 全てのつじつまが合っているわけでもないし、突拍子もない発想だなと自分でも思ったのですが、ここにそれを書いたら皆さんからはどういった意見がもらえるのかなぁと…。 他の人に見てもらうと穴だらけの理論だったということがよく分かりますね。 性行為自体が抑制されるのが一番効果的だというのもその通りだと思いました。
人間の脳は異常に発達して頭の中に体とは別の世界を作っているのではないでしょうか。動物は体そのものですが人間は体さえ支配の対象にしているように思います。自殺も戦争も頭の中の話のように思います。人口調節には関係ないと思います。満員電車くらいにライオンを詰め込むことはできないはずですから、体のことを考えれば人口はもうとっくに限界以上に増えている状態だと思います。頭の中の世界は自分しか住んでいませんからまだ広々しているようにも思います。もっともだから人間は孤独なのかもしれないとも思もいます。おそらく人間についてはほかの生物には存在しない生物学的法則がたくさんあるのではないでしょうか。な
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど…人間はあくまでも特殊な存在で、他の動物とは違うということですよね。 確かに私の考えが真実であれば、人口はもっと少なくなっていなければおかしいかもしれません。 人口は年々増え続けていますしね…。 仮に私の考えが正しかったにしても、それにさえ抗うことができているのかもしれないですね。
- splwtr
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生物学的なら進化論が当てはまるかもしれません。 自然選択説(*1)が貴方の疑問を納得させるのではないかと 思います。 簡単に説明できませんが、生物は生きるために環境に応じた変化 をしていく。種の保存には突然変異などの進化過程もありますが 必要だからそうなった、これを自然選択説・・・だった感じが します。 (*1) ネット検索で情報入手できると思います。
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回答ありがとうございます。 あながち間違った考えでもなかったということでしょうか? 人間の精神面にもそういった変化があってもおかしくないですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 言葉選びがおかしかったかもしれません。 仰る通り「子孫の繁栄」と言った方がしっくりきますね。 「同種で殺し合うのは人間だけ」というのは私の間違った知識だったんですね…。 自然界でもよくあることだとは知りませんでした。 貴重なお話ありがとうございます。 言われてみると戦争もその話しに似ている気がしました。 自分のテリトリーを守ろうとする本能ですか…。 確かに人間にもそういったところはありそうですね。 見ず知らずの他人にあまり接近されると不快な感じがしますし。 私のこんな考え方はやっぱりおかしいのかなと思っていたんですが、似たように考える人もいるんですね。