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未成年のアダルトへのショック

精神科医学とかそういうジャンルかもしれないのですが、一番近いのが心理学だと思ったのでこちらのカテゴリで質問します。 ウェブで検索して引っかかったものを虱潰しに開いたり、個人サイトさんでのお絵かき掲示板等でのいたずらでアダルト写真・動画が出てきてしまうことってありますよね。 これが子供の教育に問題があるためフィルターを付けるように言われていることもあったと思います。 私は未成年とはいっても18歳を過ぎているんですが、まだこういったアダルトの映像を見るとショックを受けます。すごくトラウマになってしまうんです。なかなか元気が出ないくらいになります。 でもなぜでしょうか?人が死んでいる映像を見てショックなのは分かりますし、血が怖い人がいるのもわかります。 でもなぜ性的なものを見てショックを受けるのでしょうか? こういったアダルト映像を見てショックを受け心に傷を負った子供の話をよく聞くんですが、「性的なものを見て心に傷を負う」というのはなぜなのか分かりません。 詳しい方お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hakobulu
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回答No.3

精神分析学では、人間には生きたいという欲望と共に死にたいという欲望も存在するとされるようです。 生きたいという欲望=エロスと呼ばれ、死にたいのほうはタナトスと呼ばれます。 エロスの原動力は生的、あるいは性的エネルギーで、リビドーと名づけられています。 タナトスのほうの「死にたいという欲望」は、たとえば液体を入れるという目的で作られたグラスが粉々に砕かれて初めて、それを構成していた元の物質に戻ることで安定(安心)できる、という物理学的原理と似ています。 性とは愛情表現とされていますが、これはあくまでエロス的な見方です。 歓喜と快感に満ちています。 しかし、エロスの裏面には必ずタナトス的要素が隠されています。 性の場合は、愛情表現の裏に隠されているものは「破壊」です。 (前戯も含めて)セックスの行為を思い浮かべていただくとおわかりになると思いますが、異性に対する破壊性(攻撃性)無しにあの行為は成立しないでしょう。 本能領域においては、エロスが愛情として発揮されるに対応して、タナトスは破壊として発揮されます。 自我領域においては、エロスは友愛として現われ、タナトスは攻撃性として現われます。 超自我領域においては、慈愛と知力とされています。 これらの根本的原理として、物質界においては、 エロスが保存、タナトスは安定。 という構図が存在しています。 こういった構図は、全ての事柄を一面的に見ることの危険性も同時に物語っていますね。 前置きが長くなりました。 つまり、セックスというのは、「愛に包まれた破壊行為」あるいは、「攻撃的愛」であるわけです。 興味本位、あるいは商売としてのアダルトは、このエロスの面である「愛」という要素が抜け落ちているでしょう。 人間の為す破壊や攻撃という行為に対してショックを受けるのは、極めて自然な感覚ということになるのだと思います。  

mettr83
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 セックスの行為が攻撃的だというのは何だか良く分かります。 興味本位のみのアダルト映像は攻撃性のみ、なので暴力映像や殺人映像とほとんどおなじ反応をしてしまうのも自然なのですね。

その他の回答 (6)

  • hipotama
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回答No.7

再び回答します。質問文を最初読んだ時に、ちょっと疑問を感じました。その疑問に言葉を選んで答えても質問者を結果的に傷つけてしまうかもしれないと思い、一般的な回答にしました。(また、このカテゴリーはメンタルヘルスと違い一般的な回答が多いです。)お礼数の多い質問者が、お礼を書いていないのはこの流れとは違うのではないかと思いました。それで、素直に疑問について書こうと思いました。 その疑問というのは「私は未成年とはいっても18歳を過ぎているんですが、まだこういったアダルトの映像を見るとショックを受けます。すごくトラウマになってしまうんです。なかなか元気が出ないくらいになります。」最初男性かなと思いました。性に対して能動的な男性で、このような状態ならば、性に対してかなりの屈曲した心理状態かなと思いました。 しかし、質問者の他の質問の回答を読んで見ると、文体から女性かなと思いました。それで私が回答した中の2番に関連して、「Sexは嫌らしいもの」「汚らわしい」ものと考えました。けれどもそれ以前に質問者の性格がピュアで、もの凄く繊細で、外からの刺激に対して過敏に反応し、それがトラウマになって元気がなくなってしまうのかなと思いました。そのような性格ですから、性的なものだけでなく、日常の対人関係、サリン事件のような重大な社会的事件、……などの過激な刺激に過敏に反応してしまうのではないかと思います。 プロファイル的な手法で、いろいろ詮索して書きましたが失礼があったらお許し下さい。

mettr83
質問者

お礼

色々と気遣って書いてくださってありがとうございます。 お礼が遅くなったのは時間がなかったことや、他の質問にいたずら回答が多く付くようになったので暫く相手にしないようにと思ってこちらのサイトを覗かなくなったことなど様々ありご迷惑おかけしました。 回答者さんの思われた通り、私は女です。 後半の回答内容は見事に当たっています。対人にしても社会問題にしても過剰反応してしまいます。 それのひとつなのでしょうか。 あまり調べられると恥ずかしいですが、少ない情報調べてまで回答して下さり有難うございます。

回答No.6

私の個人的意見としては、 「こども」は、身体も心も未熟で、「性」が何なのかまだ理解できていない状態で、そういったアダルト映像など見せられては混乱してしまうんじゃないかと思います。 大人が見てもアダルト映像なんてグロいし、衝撃的なものです。 加えて、子供の吸収率は大人と比べてはるかに高いので、その衝撃度から想像するとトラウマになって然りと感じます。

mettr83
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 大人が見ても普通のドラマとかアニメとかを見る心理状態とは全然違うものですよね。好んで見る人がいるからこそああいった映像が売られているはずなんですけど、見ている人には精神に何の変化もないのでしょうか。

noname#78143
noname#78143
回答No.5

気持ち悪いからでしょ?なぜという疑問はいるんですかね 気持ちが悪いのに理屈はいらないと思いますが 視覚情報に鋭敏なひともいればそうでない人もいるわけですから 理屈をあれこれ書くのは意味がないとおもいますが。

mettr83
質問者

お礼

お礼が遅くなってしまいすみませんでした。回答ありがとうございます。 理屈はいらない、ではなくできたら精神的な分析が知りたいです。

回答No.4

普段メディアでお目にかかるのは「文化的存在として、本能を剥ぎ取った部分での人間」ではないでしょうか。もちろん食欲志向の番組は目白押しですが、あれだって、むしゃむしゃとインスタントラーメンを食う図なんていうのはやらないわけです。あとはとにかく、文化文化のオンパレードで「本能」というものを剥ぎ取ったものばかり。 そこへ、ドン!と本能ですから。ショックなのです。

mettr83
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 人間の本来隠していた欲の塊がいきなり見せられるというのはそれほどのショックを与えるのですね・・・。

noname#82286
noname#82286
回答No.2

 目の前に現れる映像が自分の自己正常性を破壊される感覚を覚えるのでそのサイトの映像がショッキングに見えるということだと思います。  まあアダルトサイトというのはある種サディスティクな快感を売りにしていますので性のいやらしさを感じようと思って開いた時にサディスティックな表現を感じるが故に結果それに快感を覚える事をしてはいけないことと感じるので一瞬ショックを受けるという事だと思います、つまりHの自己イメージとは違ってサディスティックな残虐的破壊感をサイトを開いた時に感じるので結果ショッキングという感じになるんだと思います、平たく言えば背徳感という話だと思います。  

  • hipotama
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回答No.1

この質問に対して、いろいろ考えられます。まず1つめがセックスの意味が全然理解していないということです。幼子が夜中にふと目を覚ましたときに、両親がセックスの最中を目撃して父親に対して「お父さん、お母さんをいじめないで」と言ったことを聞いたことがあります。母親の喘ぎ声が、父親によっていじめられていると思ったと思います。 2つめは、過度の純潔教育があげられます。セックスは汚らわしいものと教え込まれて、それに対して嫌悪感を抱いてしまったということが考えられます。 3つめはレイプなどの、自分が納得していないセックスを強要されて心に何らかのトラウマを生じた場合が考えられます。 4つめは、フロイト流に解釈した場合です。フロイトは幼児にも性欲があると考えました。幼子が両親の異性に対して好意を抱くようになります。しかし、好意を持っている異性には配偶者がいます。その配偶者とライバル関係になって、その配偶者から去勢されるのではないかという感情が湧きます。これがエディプスコンプレックスです。 これは、男児の方が多く見られると言われています。男の子は異性である母親に恋愛的感情を抱きます。しかし、その母親には夫である父親がいます。その父親から男性のシンボルを去勢されるのではと考えるようになります。しかし、成長するに連れてそれを克服し、父親を同性の先輩として見るようになり父親のようになりたいという男性性を獲得します。 この時に、あまりにも父親が大きすぎたりすると、父親を乗り越えることができなくて男性性を獲得することができないことがあります。それが心の傷となって残ってしまう場合です。

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