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老婆心って?
老婆心ながら...という用語を目上の人(会社の上司)に使いました。 上司に意見するので、へりくだって言うためです。 ところが、その上司がカンカンに怒って、これは目上の人が使う用語であり、 おまえのような身分が低い奴が使う言葉ではない! と一喝されてしまいました。 広辞苑などで調べても、目上の人が使う用語とは言及されておらず、真意のほどを 疑っています。 日本語にお詳しい皆さんに是非 老婆心 の使い方を教えていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。
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確かに、辞書には、語源として、「老婆が必要以上の心配をすることから」と なっていて、必ずしも目上から使う言葉と限ってはいないようですね。 が、老婆の心なだけに、経験豊富な人が、自分よりも経験が少ないと 思われる人に対して使う言葉という印象があります。 「若い人が、その人の判断でやっているのだから、それを尊重したい気持ちも あるけど、念のために、言わずもがなだけど経験に基づく助言をさせてね」 というニュアンス。 へりくだった表現であるのは間違いないと思いますが、その前提として、 あえてへりくだるほど本来は経験豊富な立場にあるということが行間に 見えるような感覚でしょうか。 では、逆の立場の者が使うのは、どういう言葉が相応しいかというと、 文章なら「愚見ですが」「蛇足かと思いますが」「失礼ながら」「差し出口を 申しますと」 のような表現の方が無難なのではないでしょうか?
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- mijinco
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上司が、old_girlさんよりある程度年齢の離れた年下であるならば、意味上の使い方としては間違っていないと思いますが危険だと思います。 それは、そのへりくだった心遣いの背景には「あなたより長く人生を生きている」というニュアンスが、文字通り含まれているように思うからです。 そのニュアンスは、 長く生きている ↓ 人生経験豊富 ↓ 意見している仕事について私の方が詳しい ↓ あなたは分かっていない という印象になってしまいそうです。 そこが、「私には分からない部分が多いと思いますが~と思います」という言い方と違うところかなと思います。 でも上司なら、 「そういう使い方は誤解を招くよ、老婆心ながら…。」 とでも言えないのかなあ…。
- opabiniya
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もう今までの答えで充分納得されたことでしょう。 あやふやな言葉というのは気をつけないといけないですよね。 ともあれ問題は「カンカンに怒られた」あとの処理。 きちんと・すなおに謝っておきましょう! ついでに「こんな馬鹿な私ですがよろしくご指導ください」といっておけば 相手は「愛い奴」となる訳です。 失敗は失敗として、素直に受け止めてそれをチャンスに変えましょう。 蛇足ながら申し上げます(笑)。
- bumin
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老婆心ながら… と言うと、 ”自分は既にその問題については十分な経験を積んでおり、その知識から言って……と、したほうが貴方にとっては良いと思う” と言うニュアンスになります 老婆心と言う語は元来仏教用語で、年寄りが必要以上に心配するように大慈の心を持って相手にあたると言う意味ですから、その相手よりも経験値の低い(或いは低く見える)場合は使用しないほうが良いと思います
おはようございます。 えっと、私も目上の方には『失礼かなぁ?』と思って、 辞書をみてみました。 老婆心-くどいほど、世話をやく親切心 とでています。 部下から『親切心から世話をやかせていただきました』 と言われたら、上司としては気持ちの良いものではありませんよねぇ。 というわけで、私の場合ですが、 『世話をやいてあげた』と言っても失礼でなく、 また、よっぽど親しい相手でないと使いません。 それと、知らない顔をせず、一喝してくれた上司は優しいなぁって 思いました。 カンカンに怒られたようですが、 教えてくえただけ、とても親切な上司だと私は思いますが・・・。
- ititaka
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それはまずいでしょう。 老婆心というのは、普通、世間の酸いも甘いも知り尽くした世故に長けた年配者(老人)が歳若い若年者に対して、余計なお節介かもしれないが・・・・・、と意見をするときに使う言葉でしょう。上司が怒るのも無理ないでしょう。
お礼
そうなんですか...。(反省) 私の周りにも知らずに使っている人がいっぱいいるので、 是非教えてあげようと思います。 用語の使い方で、本人が知らないうちに人間関係が悪くなるのは 恐ろしいことです。 今後も注意深く言葉を研究しながら使うようにします。 また不明点があったときにご指南のほどよろしくお願い申し上げます。 大変ありがとうございました。
お礼
大変ありがとうございます。 目下が目上に使うときの表現は大変参考になりました。 ありがとうございました。