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「敬語」に対して、普通の形をいう文法用語
「敬語」に対して、そのもとの形、普通の形のことをいう 文法的な用語はあるのでしょうか。 たとえば、 「言う」の敬語は「おっしゃる」。 「おっしゃる」の○○は「言う」。 ということを表現したいのです。 『広辞苑』の巻末付録「日本文法概説」の「敬語」の項で、 説明の中に「 」つきでサラッと「通常語」という言葉が 使われていますが、これは一般的な文法用語なのでしょうか。
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今、娘の高校の文法教科書を見てみたら、「普通語」になっていました。
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- Summaron
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常態語と言って教えています。普通語はあまり使わないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 「常態語」は個人的にも「普通語」よりわかりやすい気がします。 ただ、(私が調べた範囲ですが)辞書や文法関係の事典などにも見つけられなかったので、れっきとした文法用語なのかどうか、いまいちよくわからないのですが。 私が直面しているのはそれほど厳密な問題ではないので、「常態語」でも「普通語」でも「もとの形」でも、とにかくこちらの言いたいことが伝わればとりあえずはいいのですが、たとえば入試問題とか、へたに用語の使い方などでつっこまれると困るような場合はどんな表現をしているのか、気になります。
- hukuponlog
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昔、大学の講義では「常態語」と言っていました。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、「常態語」ですか。 さっき本屋で文法書などをパラパラめくってみたのですが、 なかなか適当な言葉がないようです。 「もとのことば」と書いてあったり、なかには 「ニュートラルな語」なんていう表現もありました。 ちなみに『大辞林』には敬語のコラムがあって、そこでは 「普通語」が普通に使われていました。 文体については「敬体―常体」という用語があるので、 語についても「敬語―常語」のような用語があるのかと 思ったのですが、そういった統一的な文法用語は ないのでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 私も「普通語」でいいのかなと考えはしたんですが、『広辞苑』や 『日本国語大辞典』によると、「普通語」とは、専門語や古語などの 「特殊語」に対する言葉で、日常普通に使う言葉のことだそうです。 この定義からすると、敬語も普通語の一種になるのかな、と思いまして。 ネット上の検索でも「普通語」は「通常語」「平常語」より広く 使われているようだし、教科書にも載っているということなので 実際は問題ないのかもしれませんが、れっきとした文法用語なのか どうかという点が少し気になった次第です。 わざわざ教科書を調べてくださり、ありがとうございました。