英文法:ここが何故being?isに代えて良い?ニュアンスは変わる?:The first being thus, the second thus
こんにちは、いつもお世話になります。
David Constantine訳の現代英語訳 ゲーテ著、「ファウスト」を現在読み進めています。
その中で、文法的にこのbeingはisとどう違うの?というbeingの使い方がありましたので、教えてください。
背景:メフィストが学生に論理学の重要性と効能について話しているセリフの一節。
~~~~~上記の本より引用~~~~~~~~
The first being thus, the second thus
Therefore the third and fourth are thus
And were the first and second not there
Nor would the third and fourth be, ever.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2行目がareなのは、複数で真理=現在形だから。 3行目がwereなのは仮定法過去の条件節で、4行目が帰結節だから、would beなのは簡単にわかりますが、(一行目のsecondの後に動詞が無くてthusとなっているのは共通要素の省略でthe second (being) thusなんですよね?)
1行目のbeingは動名詞の「であること」の意味だと思うんですが、なぜここで動名詞がでてくるのでしょうか? 現在形+単数だからisじゃダメですか?
ニュアンスは変わるのでしょうか?
~~~参考までに森鴎外訳~~~~
第一段がかうだ、第二段がかうだ
それだから第三段、第四段がかうなくてはならん。
若し第一段、第二段がなかつたら、
第三段、第四段は永久に有りやうがないと云うのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
http://kindai.ndl.go.jp/BIBibDetail.php?tpl_wid=WBPL110&tpl_wish_page_no=1&tpl_select_row_no=1&tpl_hit_num=1&tpl_bef_keyword=&tpl_action=&tpl_search_kind=1&tpl_keyword=&tpl_s_title=&tpl_s_title_mode=BI&tpl_s_title_oper=AND&tpl_s_author=&tpl_s_author_mode=BI&tpl_s_author_oper=AND&tpl_s_published_place=&tpl_s_published_place_mode=ZI&tpl_s_published_place_oper=AND&tpl_s_publisher=&tpl_s_publisher_mode=ZI&tpl_s_publisher_oper=AND&tpl_s_nengou=AD&tpl_s_published_year_from=&tpl_s_published_year_to=&tpl_s_ndc=&tpl_s_ndc_mode=ZI&tpl_s_heading=&tpl_s_heading_mode=ZI&tpl_s_heading_oper=AND&tpl_s_toc=&tpl_s_toc_oper=AND&tpl_item_oper=AND&tpl_sort_key=TITLE&tpl_sort_order=ASC&tpl_list_num=20&tpl_s_jp_num=43019403
(第一部98ページ目)
~参考までにドイツ語の原文~~~~~~~
Das Erst war so, das Zweite so,
Und drum das Dritt und Vierte so;
Und wenn das Erst und Zweit nicht war,
Das Dritt und Viert war nimmermehr.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
http://gutenberg.spiegel.de/?id=5&xid=3448&kapitel=7&cHash=f2061be284chap007#gb_found
(warのaの上には点が二つ付く)
特に今回は原文の意味解釈というよりも、英文法解釈質問で、何故初めだけbe動詞がbeing(動名詞?)に成っているのかという質問です。
よろしくお願い致します。