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最小二乗法の中に登場する直交階乗多項式について
- 最小二乗法の中に登場する直交階乗多項式について
- C.R.ワイリー著「工業数学<上>」という本で数学を勉強しています。最小二乗法の節で直交多項式の定義が出てきましたが、導出方法を理解できません。
- 特に、「特別にもしm≠kであれば」という部分が理解できないです。ご教授願います。
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>補足について Q(x) = Σ_(s=0)^q = A_s(x+s)^(s) = A_0 + A_1*(x+1) + a_2*(x+2)(x+1) + ... + A_q*(x+q)(x+q-1)...(x+1) ......(2) は任意のq次式(正確にはq次以下の次数の整式)を表わせます。 とりあえず任意のq次式 r(x) が与えられたとすると、 A_q = r(x) の q次の係数 A_{q-1} = r(x) - A_q*(x+q)^(q) の q-1次の係数 A_{q-2} = r(x) - A_q*(x+q)^(q) - A_{q-1}*(x+q-1)^(q-1) の q-2次の係数 … と順番に上から決めていけばいいです。 r(x) はq次式 r(x) - A_q*(x+q)^(q) はq-1次式 r(x) - A_q*(x+q)^(q) - A_{q-1}*(x+q-1)^(q-1) はq-2次式 … になってますね。 で、補足についていえば、m≦qであれば、m次式であるP_(m,n)(x)が、Q(x)で表わせるわけです。
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- rabbit_cat
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(1)の導出がOKで、 Σ_(x=0)^n Q(x)P_(m,n)(x) = 0 (?!) ... (2) てとこも納得できるなら、 Σ_(x=0)^n P_(m,n)(x)P_(k,n)(x) = 0 (?!) ...(3) は、単に、(2)の式で、Q(x) = P_(k,n)(x) としただけですよ。 Q(x)は、次数qの任意の多項式なわけですから、次数kの多項式である、P_(k,n)(x) についても(2)がなりたちます。 本当は、もっと、厳密に言えば、(2)の式は、q<m のときにしか成り立たないわけですから、そのままだと、k<mの場合にはしか(3)は成り立たないことになるわけですが、 k>mの場合には、kとmを入れ替えて考えれば同じことなんでOKです。
補足
rabbit_catさん、ありがとうございます。じつは、納得できてないところがあります。 Q(x) = Σ_(s=0)^q = A_s(x+s)^(s) = A_0 + A_1*(x+1) + a_2*(x+2)(x+1) + ... + A_q*(x+q)(x+q-1)...(x+1) ......(2) と、 P_(m,n)(x) = Σ_(k=0)^m = 1 + b_1*x + b_2*x(x-1) + ... + b_m*x(x-1)(x-2)...(x-m+1) .........(4) がなぜ同じなのですか!! 何かQ(x) = P_(m,n)(x)となるような条件式でもあれば分かるのですが・・・
お礼
rabbit_catさん。頭の悪い質問者にお付き合いありがとうございました。補足についての返答に、何で!と思いましたが、実際自分なりにn=3ぐらいで具体的に係数の導出を試みて、その意味が分かりました。もっと応用力をつけていくことが大事かなと反省・・・。自分が感じる限り、rabbit_catさんは、熟練した学力を持っている方だなとお見受けしました。最後までお付き合い、ありがとうございました。