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共同企業体(JV)の会計について
今、建設工事でJVを組んでやっています。 何も分からないのでいろいろと教えて欲しいのですが・・ JVでわが社が親になり、共同企業体の会計とうちの会社の会計をしなければならなくなりました。 そこで・・ 各構成員から比率により出資金をもらうことになりました。 JV側からの仕訳は 現金預金 / JV出資金 ←これは流動負債ですか? わが社側の仕訳 JV出資金 ←流動資産ですか? / 現金預金 それぞれのJV出資金は試算表のどの科目に入れたらいいのでしょうか・・・初歩的な質問ではずかしいのですがよろしくお願いします。
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こんにちは。 初めてのことで大変なお気持ちは分かります。 親会社である貴社は、JVの代表として発注側に対する請求・受領・分配をはじめ、毎月発生します原価の集計及び出資割合に応じた請求もし、出資金請求書につける未成工事支出金内訳などの各種書類も作らなければなりません。 >それぞれのJV出資金は試算表のどの科目に入れたらいいのでしょうか・・・ 一例ですが ◆出資割合 親会社30%・他社70% ◆当月発生原価 100,000円 <親会社 未成工事支出金 30,000/工事未払金 100,000 立替金 70,000 現金預金 70,000/立替金 70,000(※) 工事未払金 100,000/現金預金 100,000 >他社側 未成工事支出金 70,000/工事未払金 70,000 工事未払金 70,000/現金預金 70,000(※出資金相当額) JVの場合の会計は、選ばれます会計処理方式ごとに異なります。 上記のように、取込方式で出資金をその都度受け入れる場合(立替金勘定等)もあれば、それ以外の方法を採ってJV結成当初に見積原価相当額全額を受け入れる契約の場合もあるかもしれません。 また原価と一口に言っても、出資割合に基づいた請求によります協定原価とそれ以外の協定外原価も発生すると思います。 これ以外にもJV経理規約を定めればこれに従った処理を行うことになると思いますので、ここのようなサイトで「JVの受け入れ出資金の科目は何に該当するの?」のような今回のご質問に対して一般論で片付けるわけにはいかないのです。 そして親会社(スポンサー)である以上は、他社に対しての責任もございます。 ですので、この機会にせめて「大成出版」さんなどから出ているJV関連の書籍を購入するなどされて、勉強されるほうが宜しいと思います。(失礼な書き方をして、ゴメンナサイね。) JV工事の会計処理 http://www.i-tax.gr.jp/report/keiri/index7.html 共同企業体運用準則 http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/const/sinko/kyoudou/pdf/05.pdf 大成出版社 http://www.taisei-shuppan.co.jp/scripts/searchlist.php?class_field=all&word=JV&bookname=0&comment=0&writer=0&contets=0¬hing=1&terms=0&sort=0 その他、消費税等 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6129.htm ご参考にしていただけましたら、幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。 今まで、子のほうは何度かしたことがあるのですが、さすがに親になるとわけがちがってきて・・・ JV会計の指針はもってはいるのですが、つまずいたところの解決ができなくて・・・ もう少し読んでみようとおもいます。