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財務諸表を見るポイント

財務書評を見るポイントの一項目として「流動比率=流動資産÷流動負債×100(%) : 120%以上あるかを確認」がります。ウェブサイトよりトヨタ社の第3四半期の財務諸表を参考にと思い、関連勘定科目を埋め込もうとしましたが、流動負債に関しては一項目のみの「支払手形及び買掛金」は問題なく入力できました。しかしながら流動資産の部では、「現金及び預金」と「有価証券」はありましたが「商品及び製品」、「仕掛け品」などはウェブ上で確認でき入力できましたが、「商品及び製品」、「仕掛け品」、「原材料及び貯蔵品」が貸借対照表上見当たりません。どの様に入力すればよいのでしょうか? お教えください。

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  • srafp
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回答No.2

1番です。 勤務中に周りの目を盗みながら書いているので、不快な単語もあったと思いますが、お返事を頂けて感謝いたします。 > H22年3月期の第3四半期の決算短信を参考に計算を始めました。 改めて、webでトヨタ自動車株式会社の決算短信を検索してみました。  http://ke.kabupro.jp/tsp/20100204/140120100125003433.pdf 以降、↑を使って項目や数値を書きます。 > →「商品及び製品」「仕掛け品」「原材料及び貯蔵品」を一括して > 「棚卸資産」として計上すれば良いのでしょうか? はい、そうです。 決算短信8ページ「(1)四半期連結貸借対照表」では、1,416,601百万 > →流動比率を算出する「流動資産」と「流動負債」はこの決算短信上に数値として出ていますでしょうか? > 出ていれば数値を入力するのみで速く計算できますね。 ○流動資産 12,371,090百万 決算短信8ページ「(1)四半期連結貸借対照表」 一番左の列に書かれている項目を追っていくと「前払費用及びその他」『流動資産合計』「長期金融債権<純額>」と並んでいる箇所があります。 ○流動負債 12,371,090百万 決算短信9ページ「(1)四半期連結貸借対照表」 一番左の列に書かれている項目を追っていくと「未払法人税」「その他」『流動負債合計』「固定負債」と並んでいる箇所があります。 最初に言い訳した状況で文章を書いているので、以下のご質問に対する項目を1つずつ論理の定義確認をしていませんが、おおよそのモノは決算短信8ページから12ページに表示されています。 異論はある方もいると思いますが、決算短信に表示されているのは、日商簿記3級で習う財務諸表の変型判です。 > その他(1)手元流動性=(現預金+有価証券)÷(売上高÷決算月数)(カ月)1か月以上あるかを確認、  「現預金+有価証券」   ⇒8ページの「現金および現金同等物」+「定期預金」+「有価証券」  「売上高」  ⇒ 10ページの「売上高合計」  「決算月数」 ⇒ 9箇月 > (2)自己資本比率=(株主資本+評価・換算差額等)÷負債・純資産合計×100(%) 15%以上あるかを確認、  「株主資本+評価・換算差額等」   ⇒ 9ページの「株主資本」で良いと思う。   理由:この資料は「評価・換算差額等」を行なう前の数値と    考えられる為、この項目の数値を算出した場合、他の科目    が増減する。  「負債・純資産合計」 ⇒ 9ページの最後の行 > (3)売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100(%) 5%以上あるかを確認、  「営業利益」 ⇒ 10ページの「営業利益・損失(△)」  「売上高」 説明済み > (4)在庫回転期間=(商品及び製品+仕掛け品+原材料及び貯蔵品)÷(売上高÷決算月数) (カ月) 増えていないか、  「商品及び製品+仕掛け品+原材料及び貯蔵品」 説明済み  「売上高」と「決算月数」も、既に説明済み > (5)売上高の伸び率=当期売上高÷前期売上高×100(%) 1%以上あるかを確認、  「当期売上高」「前期売上高」は、10ページの各期の「売上高合計」 > (6)固定資産投資 : 固定資産の取得による支出が減価償却費を上回っているかを確認、  12ページにある「(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書」を見ると、載っている。  『当第3四半期連結累計期間』の列に書かれている値で示すと  「固定資産の取得」   ⇒「有形固定資産の購入」と「賃貸資産の購入」の合計値1,036,076百万でよいと考える。   理由:8ページにある貸借対照表との整合性   「減価償却費」 ⇒ 1,046,658百万 私は、小さな会社(連結対象子会社)で簡単な経理しか行なっていませんが、高校生の時(約30年前)に日商簿記1級の受験勉強したので、今回のご質問に対しては基本的な部分は答える事ができたのかと思っています。 だからと言って日商簿記1級の勉強をして下さいとは申しません。 3級を勉強する事で科目名や項目名の意味が判ります。 財務・経営分析は「経営学」の分野でも出てきますが、公認会計士受験用講座で行なう『管理会計』用のテキストを読むと良いです。有名な所では、岡本先生の『管理会計』

fusion-jp
質問者

お礼

項目別に非常に分かりやすい説明を有難うございます。各項目の計算を始める前に、初心者ではありますが今一度、簡易財務諸表の構築にトライしてみました。その過程でいくつか不明な点が出てきましたので改めて質問させて頂きます: (1) 8ページのBS上「資産の部」には「無形固定資産」とは明示されていませんが、「長期金融債権」を含め「投資及びその他の資産合計」が無形固定資産と考え計上しても良いのでしょうか? (2) 「固定負債」に関して、「社債」とは「一般の事業会社の発行する債券を言う。」と教えて頂いた野村証券の用語辞典にありますが、9ページのトヨタ社のBS場合では「ゼロ」で良いのでしょうか?考えられる理由として、特別な事業会社より発行した債券もなく、資産の「無形固定資産」で「長期金融債権」を保有し収益を上げているからでえしょうか?(恥ずかしながら、この質問はかなりの素人的発想の質問でしょう) (3) 「純資産の部」について、「株主資本」につきましてはそのまま明示されていますが、「評価・換算価格等」・「新株予約権」・「少数株主持分」とは明示されていません。最後の「少数株主持分」は「非支配持分」を入力計算してもよいのでしょうか?また、「評価・換算価格等」・「新株予約権」も最初に質問した「商品及び製品」「仕掛け品」「原材料及び貯蔵品」を一括して「棚卸資産」として明示しているように何かの勘定科目で一括して明示しているのでしょうか? (4) 10ページのIS上での「経常利益」の計算について、用語辞典での経常利益の説明では「営業利益(営業損失)から営業外収益を加え、営業外費用を差し引いた利益のこと。」とありますので、既に「営業外費用」を差し引いている「営業利益」の\52,250に「その他の収益・費用合計」\109,662を加えた△\57,412で良いのでしょうか? 1,000文字までなので以下続きます。宜しくお願いします。Fusion-jp

fusion-jp
質問者

補足

(4)からの続きです: (5) 12ページのCF計算書について、営業活動の「税金等調整前純利益」とは「非支配持分控除前四半期純利益」で良いでしょうか? 投資活動の「固定資産の取得による支出」とは「金融債権の回収及び売却」・「有形固定資産の購入(賃貸資産を除く)」・「賃貸資産の購入」・「有形固定資産の売却(賃貸資産を除く)」・「賃貸資産の売却」の合計でしょうか? それとも「取得」ですので最後の「賃貸資産の売却」は覗くのでしょうか? また、「投資有価証券の修得による支出」とは「有価証券・投資有価証券の購入」「有価証券・投資有価証券の売却及び満期償還」の合計でしょうか? これらの中には「金融債権の増加」は含まれないのでしょうか? 財務活動の「長期借り入れによる収入」には単純に「長期借入債務の増加」を入力計算し、「長期借入金の返済による支出」にも単純に「長期借入債務の返済」を入力しました。 (6) 話がずれますが、今回の簡易財務諸表を介しての財務力チェック・ポイントでまともに財務3表の各勘定科目に触れましたが、トヨタ社の一般公開している財務情報にある財務3表の各勘定科目と、例えば他の大手企業のHP上に公開している財務3表とは各勘定科目は同じなんでしょうか? 通常は日本国内は統一された会計基準に沿って算出し一般公開していると思うので、同じ勘定科目での公開ならば各社の比較もできます。また、最近では世界各国の大手企業も国際財務報告基準(IFRS、通称、国際会計基準)の沿った会計報告をしていると思いますが、IFRSの内容にも今回チェックする各ポイントは有効・有用でしょうか?   ご回答頂きました内容に大変感謝しております。改めて計算して同社の優れた財務力を確認したいと思います。当方は昨年都内の社会人向け大学院にて経営を学び既に修了しましたが、大変興味あった財務の講義を取り損ねました。経営大学院を修了した身で基本となる財務3表を深く理解していないことに納得できず、少しでも独自に理解したいと考えています。 優良企業は優れた技術やサービスと裏打ちする財務力が国内はもとより国際基準で問われており、事業内容と財務の観点より様々なアプローチ(提携・買収・投資・マーケティングなど)が可能となります。また、大企業のみならず中小企業に至っても提携先や取引先の経営内容や財務力を見定める上で非常に便利で有用なスキルとも考えています(国際コミュニケーション・スキルでしょうか)。 以上、お時間がある時にでもご教示くださいましたら幸いに存じます。各項目の計算後に改めて質問事項も発生することと思いますので、その時は宜しくお願い申し上げます。拝 Fusion-jp

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  • srafp
  • ベストアンサー率56% (2185/3855)
回答No.1

> トヨタ社の第3四半期の財務諸表を参考 重箱の隅っこを突っつく事ですが、トヨタ自動車株式会社の事でしょうか? そして、参考にしたのはこちらですか? http://www.toyota.co.jp/jp/ir/financial_results/2010/q3/yousi.pdf > 「商品及び製品」、「仕掛け品」などはウェブ上で確認でき入力できましたが、 > 「商品及び製品」、「仕掛け品」、「原材料及び貯蔵品」が貸借対照表上見当たりません。 > どの様に入力すればよいのでしょうか? 見つからなかったのですよね。 簿記を勉強した事の無い方にはわかり難いかもしれませんが、ご質問の勘定科目を纏めた物を『棚卸資産』(閲覧なされた資料では「たな卸資産」)と表示いたします。http://kanjokamoku.k-solution.info/04e/ > 財務書評を見るポイントの一項目として > 「流動比率=流動資産÷流動負債×100(%)  > : 120%以上あるかを確認」がります。 流動比率を算出するのであれば、勘定科目の残高を埋めていく必要は無いのでは? 何等かのソフトで入力を要求されているのであれば、用語の概念を理解した上で行なわないと、入力に意味が無かったり、代表的な勘定科目に入力すればよかったりするので、余計な労力を消費します。 [野村證券 財務分析用語一覧] http://www.nomura.co.jp/terms/category/financial/

fusion-jp
質問者

お礼

非常にためになり分かりやすい回答を享受いたしまして大変有難うございました。当方の質問で明確でない部分が多くあったようですので補足させて下さい。 >トヨタ自動車株式会社の事でしょうか?そして、参考にしたのはこちらですか? →はい、トヨタ自動車のことです。そして参考資料も全くその通りで H22年3月期の第3四半期の決算短信を参考に計算を始めました。 →「商品及び製品」「仕掛け品」「原材料及び貯蔵品」を一括して「棚卸資産」として計上すれば良いのでしょうか? >流動比率を算出するのであれば、勘定科目の残高を埋めていく必要は無いのでは? →流動比率を算出する「流動資産」と「流動負債」はこの決算短信上に数値として出ていますでしょうか?出ていれば数値を入力するのみで速く計算できますね。 紹介いただきましたwebsiteは非常に便利なもので感謝いたします。流動比率計算は全体の一部で、その他(1)手元流動性=(現預金+有価証券)÷(売上高÷決算月数)(カ月)1か月以上あるかを確認、(2)自己資本比率=(株主資本+評価・換算差額等)÷負債・純資産合計×100(%) 15%以上あるかを確認、(3)売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100(%) 5%以上あるかを確認、(4)在庫回転期間=(商品及び製品+仕掛け品+原材料及び貯蔵品)÷(売上高÷決算月数) (カ月) 増えていないか、(5)売上高の伸び率=当期売上高÷前期売上高×100(%) 1%以上あるかを確認、(6)固定資産投資 : 固定資産の取得による支出が減価償却費を上回っているかを確認、以上を計算しなければなりませんが、当決算短信で計算可能なのでしょうか? 各数値が決算書上確認できないので各勘定科目を入力しなければならないと理解していますが、間違っていないでしょうか? ご教示のほど宜しくお願いいたします。

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