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理科の問題で・・・・
理科の地震の問題で『震源からX地点までの距離は何kmか』 とかゆ問題よくありますよね? それってどうやって求めればいいんですか?? ○÷△とかそういう公式があるんですか?
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- Ichitsubo
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「とかゆ問題」??? 訳のわからない言葉は置いておいて、学校で習ったでしょう? 「公式に頼ろうとするな!」と声を大にして言いたいです。 長方形の面積の"公式"とか言いますが、あんな物は公式ではありません。 「定義式」です。 誰がなんと言おうとそう決めたのですから定義なんです。 理科の問題においては"公式"ではなく、問題の状況から当然のように導き出せる「定理」です。 P波とS波のそれぞれの速さと「初期微動継続時間」が与えられて初めて解くことができます。 初期微動時間とは次のような物です。 地震発生直後、あなたの家は揺れていません。揺れの波が到達していませんから。 しばらくしてP波があなたの家に届き、弱い揺れを感じます。これを「初期微動」と言います。この初期微動が始まってt秒後、S波が到達し、大きな揺れを感じました。 この初期微動の続いたt秒を「初期微動継続時間」と言います。 ところで、P波の進む速さをvp [km/s]、S波の進む速さを vs [km/s]、震源からあなたの家までの距離をx [km]とすると、 地震発生からあなたの家が弱く揺れ始めるまで(P波がx[km]進むまで)にかかる時間はx/vp [s]ですね。当然ですね。速さの定義を考えてください。 なお、このような計算をするときは、単位も一緒に計算するべきです。 単位は km÷(km/s)ですからちゃんとsが出てきますね。 そして、同様に、あなたの家が大きく揺れ始めるまで(S波がx[km]すすむまで)にかかる時間はx/vs [s]です。 P波に比べてS波はt[s]だけ遅れてやって来ますね。(初期微動継続時間) つまりS波がやって来るのにかかった時間x/vsとP波がやって来るのにかかった時間x/vpの差はいくらでしょうか。 ということで、覚えていれば便利な"公式"ですが、勉強ができる人は公式なんて覚えてない物ですよ。その場で自然と作っている物なのです。
- BookerL
- ベストアンサー率52% (599/1132)
>『震源からX地点までの距離は何kmか』 >とかゆ問題よくありますよね? 何の条件もなくそんな問い方をする問題はありません。何らかの情報があるはずです。 よくあるのは、X点での振動の様子が示してあり、初期微動と主要動の時間がわかるようなデータですかね。その場合なら、PS時間から距離を求めることができます。 http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0150/html/ea1600_c.html http://www.cive.gifu-u.ac.jp/lab/ed2/kensaku/pstime.html