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保冷剤にいろんな液体を入れた結果について
保冷剤に食塩水を入れるとサラサラに、砂糖水を入れると粘り気が残ったまま、と、液体によって違う反応をみせるのはなぜですか?朝日小学生新聞の「こどもアサヒ」というホームページにある「わくわく理科タイム」の保冷剤の実験の結果から出た疑問です。なるべく理解しやすく教えて下さい。是非お願いします!!
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- elpkc
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保冷剤は、大概のものが、 高分子ポリマーなので、 塩を入れることにより、析出します。(塩析かな) 従って、さらさらになります。 砂糖水では、塩では有りませんので、 ゲルのまま(粘り気のまま)なのです。
- Ichitsubo
- ベストアンサー率35% (479/1351)
保冷剤の成分は何?保冷剤の質量は何グラム? 食塩水の濃度はいくら?食塩水の質量は何グラム? 砂糖水の濃度はいくら?砂糖水の質量は何グラム? ものごとには「量」という非常に重要な要素があります。 その「量」の議論無くしては一切考えることはできません。 まあ、見当はつきますけどね。 食塩こと塩化ナトリウムは塩化物イオンの粒とナトリウムイオンの粒が1:1の割合で大集合して(小学生向けではない説明をすると、史上最大の合コン状態)できている粒です。水に溶けるとき、この粒たちは全部バラバラに別れます。そして各イオンの粒に水分子がまとわりついています。 保冷剤の成分にまとわりついていた水分子が奪われるのでサラサラになります。 砂糖こと主成分のスクロースはスクロース分子という粒が大集合してできています。水に溶けるとき、スクロース分子の周りには水分子がまとわりつきます。 そんなら砂糖水でも食塩水と同じことが起こるじゃないかと思うでしょう。それはごく普通の推測です。 何が問題か、「量」です。「こどもアサヒ」によると、食塩水も砂糖水もティースプーン1杯で作ったとあります。そこで同じティースプーン1杯の中の食塩と砂糖を比べます。簡単のために、どちらも同じグラムずつ(1gずつでも5gずつでもいい)取ったと考えます。 塩化物イオンの粒1個+ナトリウムイオンの粒1個の質量に対して スクロース分子1個の質量は6倍ほどあります。 つまり同じグラムなら、食塩の持つ粒は砂糖の持つ粒の12倍もあります。 その差が出ているのでしょうか。 ならば、次なる疑問として食塩1gを水100gに溶かした食塩水と、砂糖12gを水100gに溶かした砂糖水で差が出るのかどうか…… やってみたことはありません。
補足
質問に応えていただきありがとうございます! あの、この内容を自由研究に使わせていただいてもよろしいでしょうか??図々しいと思いますが、お願いします!
お礼
ありがとうございました!!とても役に立ったと思います! 少し、塩析という言葉が難しかったのですが、応えをいただけただけでもよかったです。本当にありがとうございました!!