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偏西風とフィヨルドの関係
先日、学校(高校)で「偏西風とフィヨルドがある場所は不思議とかぶっている」と習いました。しかし「なぜかはわからない」と先生はおっしゃっていたのですが、この2つには何か関係がるのでしょうか??
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偏西風とフィヨルドの関係を考えるのには両者が何なのかを 考えればよいと思います。 まず偏西風。 赤道の近くの空気が暖められ上昇気流となります。この空気が上空で冷えておっこちてくるわけです。 これが偏西風の正体です。このとき、地球の自転により「コリオリ力(りょく)」が働くため、 偏西風はかならず東へ吹く風となります。 (南半球では貿易風とよばれ、西向へ吹く風となります。 「コリオリ力」は高校物理ではやらないので、学校の物理の先生に 個人的に聞いてみてください。地学の先生はもしかすると知らないかもしれません。) 次にフィヨルド。平たく言うと、つもりに積もった氷河が 地面を削りとりながら海に落ちることで、谷のような地形をつくります。 これは地理の専門分野ですので、聞いてみるといいでしょう。 さて、お気づきでしょうか。 偏西風・貿易風の吹く範囲は赤道のまわりですよね。 緯度にして30度以内です。 フィヨルドは氷河があることが前提です。北欧が有名ですから 北緯60度くらいでしょうか。 そう、ぜんぜん被っていません。答えはつまり「先生の勘違い」です。
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- nidonen
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#1の方のご意見に近いのですが、地球上を貿易風と偏西風の 地域に二分するなら、必然的にフィヨルドは偏西風地域に存在す ることになります。なぜなら貿易風は赤道に近いほうに吹くため、 フィヨルド生成に必要な氷河が存在しないからです。 ただ、偏西風の北限・南限は、一般的に北緯・南緯60度付近です。 ここに高緯度低圧帯という気圧の低い地域があり、そこに向かって 偏西風が吹くからです。いっぽう、フィヨルドはさらに北極に近い 地域にも存在するので、先生の考えは当たっているとは言えません。 なお、南半球においても偏西風は当然、西風です。勘違いしている 人がけっこういるのですが、南半球と北半球で逆向きになるのは南北 です。つまり北半球の偏西風は南西風で、南半球では北西風になります。
お礼
お礼が遅れてしまいすいません。 南半球でも偏西風は西風でしたっけ!? 受験生なのにあやふやです;; おそらく先生の勘違いのようです。 回答ありがとうございました!
- debukuro
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そんなこと聞いたことがありません フィヨルド地帯には偏西風なんてありません 偏西風波動が大きいときはその北限がかろうじてフィヨルド地帯に達することがありますが希です 気象台が近くにあったらその日の0000zの「AUAS50」という気象図を見せてもらえば分かります 高校生だったら親切に嬉しそうに教えてくれます 住所と名前を記入して 用途は「勉強のため」とすればいいです
お礼
お礼が遅れてしまいすいません。 そうですよね^^; 嬉しそうに教えてくれるのですか?(笑) 今は受験で忙しいのでまた機会があれば行ってみたいと思います。 回答ありがとうございました!
- nacam
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先生の誤りです。 偏西風は、主に中緯度地域で発生する西から東へ吹く風ですが、南半球では逆方向に吹きます。 南米の地形を見てください。 東側のアルゼンチン側は平坦な地形ですが、西のチリ側がフィヨルドになっています。 南米においては、全く逆の事がおこっているのです。 つまり、先生の解釈は当てはまらない事になります。 また、ヨーロッパ西端のスペイン沿岸の場合、フィヨルドではなくリアス海岸になります。 地形的には似ていますが、山地が陥没してできた地形で、氷河が削ってできたフィヨルドとはでき方が全く異なりますので、ひひも当てはまりません。
お礼
お礼が遅れてしまいすいません。 先生は半球を考えずに考えてしまったのでしょうか^^; 回答ありがとうございました!
お礼
お礼が遅れてしまいすいません。 冷静に考えたらそうですよね!? 先生はペルーやアラスカの地図を書いて説明してくださったのですが・・・ 回答ありがとうございました!