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「ある」「いる」「ない」の言葉について
- 「ある」「いる」「ない」の言葉について解説します。
- 「ある」は存在や所有を表し、「いる」は存在を表します。
- 「ない」は否定や打消しを表します。
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こんにちは。8/1のご質問以来ですね。 ご質問: <以上のような解釈でよいですか?> いいえ、以下の点に訂正を要します。 1.例)私は、海外へ行ったことがある。(ある→経験を表す): (1)この「ある」は経験ではなく、「所有」を表します。 (2)ここでは「海外に行ったことがあるという経験」を所有(持って)いるのです。 2.例)大学で一生懸命勉強すれば優良賞をもらえることがある。(ある→可能性を表す)/例)免許取り消し処分を受けることがある。(ある→可能性を表す): (1)どちらも「ある」は可能性ではなく、「存在」を表します。 (2)2つの例文では、それぞれ「優良賞をもらえる可能性」「処分を受ける可能性」の「存在」を示しているのです。 3.例)私は大学生である。(ある→肯定を表す。英語の肯定文と同じ): (1)この「ある」は、断定の助動詞「だ」の連用形+動詞「ある」の連語です。 (2)「である」で「断定の用法」になり、「だ」のかしこまった言い方になっているだけです。 (3)この「ある」は形容詞的用法で、表現主体の断定の態度、つまり陳述を表す叙述的用法があるのです。 (4)「英語の肯定文と同じ」というのは語弊があります。肯定は否定に対するもので「ある」に限ったものではないからです。 4.例)私は、大学生ではない。/例)免許取り消し処分を受けることはない (1)この2つの「ない」はともに形容詞になります。 (2)つまり、「ある」「いる」が動詞であるのとはやや用法が異なります。ただし、「ある」の打消しになります。 (3)ちなみに「いる」の打消しは「いない」となり、この場合の「ない」は否定の助動詞になり、形容詞の「ない」とは異なる用法になります。 (4)従って、「ある」→「ない」と「いる」→「いない」の否定関係は同じ種類ではないのでご注意下さい。 以上ご参考までに。
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- porquinha
- ベストアンサー率35% (289/817)
補足として、思いついたことを。 「いる」 は「生き物」の存在をあらわします。 例)本→「ある」 ねこ→「いる」 あと、「いる」は進行形にも使いますね。 例)私は、本を読んで「いる」 いかがでしょうか?
お礼
ありがとうございました。
- sanori
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こんばんは。 >>> 例)私は、大学生ではない。 (ない→否定・打消しを表す。英語の否定文と同じ) これは、間違いであるとまでは言えませんが、 「私は、大学生である」を否定するために「ある」を「ない」に取り替えて 「私は、大学生でない」 とした上で、副助詞の「は」を加えたものと考えるべきです。 つまり、そのすぐ下にある、 >>>例)免許取り消し処分を受けることはない において、 >>>(ない→打ち消し・否定を表し、受けることがあるを打ち消す・否定する) という適切な説明がされているのと比べて、不十分な説明になっているとういことです。 ほかは、すべてOKです。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。