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英文和訳
The thought of all the things he has to learn sometimes fills a student with despair. The mere sight of the thousands of strange words in an English dictionary sometimes paralyses the mind. Yet if we are to be students, we must patiently start to learn one thing and then another, step by step. 学習しなければならない物事すべてを考えてしまうと、時折、生徒は失望で満たされてしまう。単に英語の辞書の中の何千もの一風変わった単語の光景を見ると、時折、心が麻痺してしまう。しかし、もし生徒でなければならないのなら、私たちは、我慢強く、一歩ずつ、ある物事から別の物事を学び始めなければならないのだ。 添削の方お願いします。
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こんにちは。昨日のご質問ではお返事を有難うございました。 だいたいの回答は出ていますが、少し補足します。 いつもながら文法にそった正しい和訳です。大学院入試を控えておられる方と明記しておりますが、基礎力はしっかりもっておられるのがわかる和訳です。以下の点に注意されるといでしょう。 1.「失望」: (1)despairは「絶望」の意味で、失望よりさらに強い感情になります。 (2)ここでは生徒の「やる気をくじく」「やる気が失せる」「やる気をなくす」といったニュアンスで訳すとフィーリングが出ます。 2.「時折」: sometimesやoftenなどの頻度を表す副詞は、文が長い場合など、文末に持ってくるとこなれた叙述的な訳になります。 例: I sometimes go there. 「時々そこに行く」→「そこに行くことがたまにある」 I often go there. 「しばしばそこに行く」→「そこに行くことがよくある」 3.「単に~の光景を見ると」: (1)The mere sight ofは典型的な無生物主語構文の和訳テクが問われるところですが、ここは「単に~を見ただけで」と、副詞的に訳すのが定番です。 (2)勿論、その場合の主語は「人」を主語に立てますから、ここは話題の中心である「生徒」になります。 4.「一風変わった単語」 (1)strangeはここでは「自分が知らない」=「見知らぬ」という意味で使われています。 例: This village is strange to me. (直訳)「この村は、私には未知である」 →(意訳)「この村を、私は知らない」 (2)ご質問文では 「見知らぬ単語」→「見たこともない単語」 とするとフィーリングが出ます。 5.「心が麻痺」: ここでのmindは「頭」「知性」の方で使われています。知らない英単語を見て「頭が麻痺」=「頭がこんがらがる」ニュアンスになります。 6.「もし生徒でなければならないのなら」: (1)全文にstudentを「生徒」と訳されていますが、この文は「学生の本分」のようなことを書いている文章ですから、ここでは一職業・一身分として「学生」と訳した方がいいでしょう。 (2)if we are to be studentsで使われているare to<be toのイディオムの意味を汲み取ります。このイディオムはいろいろな意味がありますが、ここでは「義務・運命・命令」のニュアンスが微妙に交じり合った訳になります。 (3)やや文語調に 「学生たらんとするならば」 としてもいですし、運命のニュアンスを組んで強調し 「仮にも学生である以上」 などと意訳することも可能です。 7.one thing and then another: (1)oneとanotherが等位に使われている場合は、「ひとつひとつ」「別々に」という、切り離して考える姿勢を示しています。 (2)ここでは直訳的には「ひとつのことがすんだら、次に別のこと(を習う)」という意味で使われています。それを最後のstep by stepとうまくからませるといでしょう。 8.以上を踏まえて訳例は以下の通りです。ご質問にある訳が既にきれいな意訳になっていますので、直訳を省いて(意訳1)からまいります。 (意訳1)「学習しなければならない物事を全部考えると、学生は絶望に陥ることがある。英語の辞書に載っている何千もの見たこともない単語を見ただけで、頭が麻痺してしまうこともある。しかし、学生たらんとするならば、我慢強くひとつが済んだら次へと、一歩ずつ、学び始めなければならないのだ。」 → (意訳2)「学習すべき事をあれこれ考えると、それだけで学生はやる気が失せてしまうことがある。英語の辞書にある何千もの見慣れない単語を見ただけで、頭が混乱してまうこともある。しかし、仮にも学生たらんとするならば、我慢強く、ひとつずつ着実に、一歩一歩学んでいかなければならないのだ。」 以上ご参考までに。
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- duosonic
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訳は十人十色ですが、ご参考までに。 The thought of all the things he has to learn sometimes fills a student with despair. The mere sight of the thousands of strange words in an English dictionary sometimes paralyses the mind. Yet if we are to be students, we must patiently start to learn one thing and then another, step by step. これから学ばなければならない様々なことを展望しただけで、生徒は時折愕然としてしまうことがある。英語辞書で幾千の見たこともない単語を目にしただけで、思考が麻痺してしまうことさえある。しかしながら生徒である限り、一つ、そしてまた一つと学ぶことから辛抱強く始め、一歩一歩着実に進むしかないのだ。
- qandasok
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2です。出かける前にちょっと致命的なことに気がついたので……。 訂正:英語の辞書で沢山の知らない単語をほんの少し見ただけで、混乱することがある。 訂正:だが学生ならば、一歩一歩着実に、辛抱強く一つ一つの物事を学んでいかなければならないのだ。 ×思考を停止することがある ⇒ ○混乱することがある(※ちょいと行き過ぎでした) ×様々な物事を学ばなければならないのだ ⇒ 一つ一つの物事を学んでいかなければならないのだ(※start to,thenを見落としていました) お騒がせしてすみませんm(_ _)m
- qandasok
- ベストアンサー率42% (79/186)
>時折、生徒は失望で満たされてしまう。 『失望で満たされてしまう』っていうのは、あまり日本語的な表現じゃありませんね。 『落胆する』くらいでいいでしょう。 第一文和訳例: 学生は、学ばなければならないことを全部一度に考え、落胆してしまうことがある。 >単に英語の辞書の中の何千もの一風変わった単語の光景を見ると これも直訳すぎます。特に『The mere sight of~』は、 『~をほんの少し見ただけで』と訳せばスムーズです。 また、『strange words』は『一風変わった単語』ではなくて、『知らない単語』ですね。 >時折、心が麻痺してしまう。 『時折』については、第一文と同じ理屈で。 『心が麻痺してしまう』っていうのは、ちょっと意味が違いますね。 ここでの『mind』は思考のことで、それが麻痺してしまうわけですから、 日本語的にいえば『思考を停止する』でしょうか。 第二文和訳例: 英語の辞書で沢山の知らない単語をほんの少し見ただけで、思考を停止することがある。 全文和訳例: 学生は時折、学ばなければならないことを全部一度に考え、落胆してしまうことがある。 英語の辞書で沢山の知らない単語をほんの少し見ただけで、思考を停止することがある。 だが学生ならば、一歩一歩着実に、辛抱強く様々な物事を学ばなければならないのだ。
- petitchat
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Perfect!! ですね。ただ mere の訳し方がちとひっかっかっております。日本語を離してしまうと mere の持つ意味がきちんと表現できないような気がいたします。個人的見解では。 じゃあどう訳しましょうか と問われるとはたと困る単語ですね。 「英語の辞書の中の何千もの見たこともない単語がそこにあるのを見るだけで 時折 心が萎えてしまうのだ。しかし 学生であるなら 我々は・・・・・」 と私ならこのようにしますね。意訳してあります。 strange の取り方ですが 変わったと いうより 見たこともない の方が良いような気がしますが 因みに英和辞典は見ておりません。英英で訳すとこうなりますね。 でも最初の和訳で結構ですよ。高校生なら満点に近いのではないでしょうか。大学生ならもっと滑らかに文意をとって意訳を と言われるかもしれませんが。 ご参考までに。