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現代日本画の複雑なマチエール

現代日本画のマチエールについての質問です。 院展や日展などのいわゆる現代日本画作品は、伝統的な日本画と違い 重厚な画面と複雑なマチエールで構成されているかと思います。 あの画面の盛り上がりと多様なマチエールは、いったいどのような 絵具を使って表現しているのでしょうか。 ご存知の方、よろしければお教えいただけますか。 よろしくお願いします。

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回答No.1

全部が全部これ、とは言えませんが 主に盛り上げ剤の類(モデリングペースト等の)や、岩絵の具の中でも粒子が荒い絵の具を乗せていくと画面がどんどん暑くなり、 マチエール効果や盛り上げ効果が出ます。 あとは、画面をもりあげる効果は薄いですが胡粉を重ねても重厚さはでます。(ただ、何十回何百回と塗り重ねないと厚みは早々でません)

noname#68178
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 盛り上げ剤や荒い岩絵具であのような画面になっていたのですね。 素朴な疑問なのですが、 モデリングペーストというのは(初めて耳にしたのですが) 岩絵具と合わせて使うことで、せっかくの岩絵具の発色が落ちたりしないのでしょうか。 大きさの違う岩絵具を重ねるために、下の岩絵具が見えて 色に深みが生まれるというような認識をしているのですが、 岩絵具以外の画材をのせてしまうということは、画面に仕事の跡がでてしまい 画面に影響がでてしまうような気がするのですが・・

その他の回答 (1)

  • yerin
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回答No.2

日本画ではありませんがモデリングペーストは昔時々使っていました。 通常モデリングペーストは絵の具に混ぜて使うのではなく下地を作る段階で使います。 必要に応じて砂(といっても樹脂でできたビーズのようなもの)やメディウム(強度を増すため)と混ぜて使っていました。 最初から色がついていたり、最初から砂みたいなものが混ざっている種類のものもありますね。 ただ、日本画でつかうかどうかはわかりません。 アクリル画や油絵で使う方が多いのではないでしょうか。 お役に立てずすみません。

noname#68178
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 モデリングペーストは下地を作る段階で使うものなのですね。 砂と混ぜて使えるのでしたら、日本画の絵具と混ぜて使うことも できそうですね。 勉強になります。ありがとうございました。

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