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英語がペラペラという感覚について。
英語がペラペラという感覚。 中上級(英検でいう2級~準1級)レベルの英語学習者が英語のプロ(通訳レベル)と呼ばれるまでになるには、普通どれくらいの時間かかると思いますか? 想像で構いませんので、みなさんのご意見をお聞かせ願います。
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英検で準1級なら、英語はすでに「ペラペラ」でしょう。通訳になりたいということなら、英語以外の言語もぺらぺらだという前提でいうと、(1)特定な分野(例えば司法であるとか音楽であるとか)の専門知識を身に着け、(2)瞬発力と気遣いを養えば、報酬はもらえます。(1)は単発の仕事を資料をもらってやっつけでやるなら一晩。(2)は素養ですから。 ご質問の意図は何でしょう。役所に問い合わせてボランティア通訳でもおやりになってみれば? おできになると思いますよ。
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- nishikasai
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三番です。もうちょっと言わせてください。 わたしの知人に元国立大学英文学教授がいるのですが、このかたはシェークスピアの解説をするような博識なかたなのですが、しゃべるのは下手なんです。発音も悪いです。 ですから一言で英語の達人と言っても二種類あります。実際にアメリカ人のように話せる人と、学者のようなタイプと。 わたしは英語でない言語の通訳ですが、通訳は語学の知識のほかに三つくらい大事なことがあります。 1.しゃべりがそもそもうまいこと。しゃべりが下手だと通訳の技術が低いと勘違いされます。 2.外国語の発音がネイティブ並であること。そうでないと聞き返されます。シェークスピアの解説ができるくらい英語を知っていても発音が悪いとだめなんです。 3.気配りができること。クライアントの気持ちを理解しそれに添ってあげること。クライアントに嫌われたり、フィーリングが合わないと通訳がうまくても評価されません。
- harepanda
- ベストアンサー率30% (760/2474)
TOEICで915です。翻訳はOKですが、通訳はつらいです。何しろ、国際共通語だけあり、いろんななまりの入った英語を聞かされることが多く、相手が何と言っているのか、分からないことが多いのです。 外資系勤務ですが、相手は中国人の機関銃のような英語だったり、ニュージーランドとウェールズなまりの混交だったり、インド人のべらべら系だったり、オーストラリアなまりだったり、もう、変な英語が出てきたら、全く理解できません。完全なアメリカ語だったら、容易なのですが。いずれにせよ、普通の外資系勤務であれば、相手の言っていることが分からなければ聞き直せば良いだけだし、文書を作るとかメールを送るとかの機会も多いので、この程度の英語力でも困りません。 英語を道具として使うのではなく、通訳として通用するレベルに到達するには、得意分野をしぼらないと、どうにもならないと思います。英語は新しい概念が登場した時の造語能力が低く、わざわざ気取った難しい単語を使うことが多いのです。ギリシャ語、ラテン語などから造語をしたり、ドイツ語やフランス語から単語を借用したりします。ネイティブの英語圏の人が理解できる単語は、ドイツ語やフランス語の3倍から4倍という話を聞いたことがあります。英語は類義語が多いので、それくらいだろうとわたしも思います。 肺炎は、ドイツ語なら熟語の造語能力が高いので、単に「肺の炎症」と言えば終わりなのに、英語ならギリシア語で空気を意味するプネウマからの造語を使います。inferiorとかseniorという言葉がラテン系であることはご存知かと思いますが、イヤミな質問を連発することをadvocat diavoli(悪魔の弁護人という意味のラテン語)と呼ぶことを知っている日本人は多くありません。文芸評論家は、「世界観」という意味の良い英単語が存在しないので、ドイツ語の単語を使います。外交用語や料理用語は、フランス語起源のものが多いです。 中上級の人が1万語くらい覚えていて、1分間に200単語くらいを処理できると仮定すると、同時通訳をめざすには、専門用語をしぼって数千語を覚え、1分間での単語処理能力を300から400単語にまで引き上げないといけないと思います。通常の会話の場合、ネイティブの英語話者は脳では500単語を処理できるものの、口がそれについていかないため、実際には200単語くらいしか処理できないわけです。ニュース番組は全て録画して倍速で聞き、英字新聞をとにかく早読みするという生活を続ければ、2~4年くらいで通訳の速度に到達しそうな気がしますが、専門分野の単語量を充実させていかないと、どうにもなりません。
- genmai59
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ペラペラという感覚はかなり違っていて、ほとんど英語ができない人から見れば、TOEIC500くらいでもおしゃべり上手な人がペラペラに見えたりすることもあるし、TOEIC700~800くらいなら、特にスピーキングが苦手という人でなければ、文句なしのペラペラに見えるのではないでしょうか。ところが、周りからペラペラだと思われている人は、上に行けばいくほど、あらがわかるので、自分はまだまだと思うようです。 ただ、ビジネスで問題なしに話せるくらいと考えると、TOEIC950くらいかなと思います。英語圏の大学を卒業した人は、だいたいこのくらいの英語力は身に付くようです。 英検2級と準1級にはかなりの差があります。2級から準1級になるのに、朝から晩までやって半年から1年、かなりやっても通常は3年くらいはかかるのじゃないでしょうか。準1級からTOEIC950になるにはどうかわかりませんが、一応こちらのサイトの「英語トレーニングQ&A」の03-01に参考になることが書いてあります。 http://www.icconsul.com/ 準1級(TOEIC750くらい?)からTOEIC950という値はないですが、TOEIC700-900が900時間×2、3倍ということになりますね。でも、体験上、実際にはこの時間の4倍くらいで伸びればけっこう順調のような気がします。また、上に行けばいくほど時間あたりの伸びは難しくなるので、だいたい4000時間かかるとしましょう。毎日3時間くらいを英語のトレーニングに費やして、3年半ってことですか。留学でもすれば2、3年で可能かもしれませんが、日本にいれば5年でそこまでいけば、まあまあいいほうじゃないでしょうか。TOEICでは、900台に入ってから950を越えるまでは、かなり大変だそうです。 そして、他の方も書かれているように、通訳レベルとなると、さらにかなり上の英語力+日本語力+通訳技術が必要なのではないかと思います。TOEIC満点や英検1級の人でも、通訳となると自信がないそうです。 ちなみに私はまだTOEICで800をちょっと越えた程度です。私が950レベルになるには、あと5年くらいはかかりそうですね(^^;)。
- Chris001
- ベストアンサー率45% (25/55)
こんにちは。 僕の周囲には、TOEIC900点、英検1級の人が珍しくないのですが、彼らは英語で会話できませんね。残念ながらペラペラなんていうレベルは、次元の違う雲の上です。ビジネスで通用する通訳レベルは、英検1級程度からの場合、到達できるか否かを予想することさへも困難な気がします。つまり、永遠の時間がかかるかも・・・。日本人の場合、少なくとも英語圏で長期間に渡ってトレーニングしないと厳しいんじゃないかな。 また、言語能力は個人差が激しいです。英語圏で生活を開始してから1年程度で急激に英会話能力が向上したという信じられない外国人留学生を見たことがあります・・・彼女は、日本人のようにヨーロッパ系言語とは全く異なる言語圏出身でした。 ちなみに英会話能力は、試験勉強とは別の類のトレーニングも必要です。TOEIC又は英検等の対策だけでは、平均的な日本人から見た場合にだけ、少し英語をしゃべっているように見えるという程度です。
- ryo6090
- ベストアンサー率45% (5/11)
8年前くらいにTOEIC920点でした。当時800点以上くらいだと、 スピーチ(?)のテストもあったのですが、ぺらぺらでないので 受けませんでした。 900点台は自分の想像していた英語力でなかったのでショックだったのを覚えています。 800点前後でもぺらぺらな人いますね。帰国子女とか。 4~5年海外(英語圏)におれば、ぺらぺらかなぁ。 と1年でアメリカから帰るときに何となく感じました。 他の方がおっしゃっているように、通訳はそれで生きていくための物なので、ぺらぺらというのとは、次元が違いますね。 同じ日本人でも専門分野が違えば日本語でもちんぷんかんぷんですものね。
- nishikasai
- ベストアンサー率24% (1545/6342)
英語ではありませんが、通訳です。細かく言うと司法通訳です。 他の方々も仰っているように通訳と言ってもいろんな分野がありますので全部できるわけではありません。専門用語は難しいですから・・・ 通訳というのはそれほど難しいとは思いませんが、同時通訳とか会議通訳というのは難しいと思います。他の人も仰っているように特殊な才能が必要でしょう。 因みにわたしは海外に17年暮らしました。現地の大学も出ました。日本では結構、文法に強かったり読解力があったり、語彙が豊富な人が多いですが、しゃべるとなるとやはり現地に住むかまたは米軍基地みたいな環境で英語漬けにならないと生きた英語を話せません。英検準一級というのは相当な知識をもっていますが、ぺらぺら話すのはまた別問題と言えます。
- hukuponlog
- ベストアンサー率52% (791/1499)
私の知人に、医学・薬学関係の国際学会があると通訳を頼まれる人間がいます。彼はもちろん日常会話はペラペラなのですが、それだけでは通訳は依頼されません。彼は生化学の博士号を持っていますから、医学・薬学系の基本的な知識があるのです。 私も英語を話すことはできますが、専門が全く違うので、そうした学会で通訳をすることはできません。反対に、私の専門の領域の国際学会で彼が通訳をすることは(おそらく)できないでしょう。 日常会話の通訳(旅行者のサポート程度)ならともかく、専門的な通訳となると、英語が上手い・下手だけでは(たぶん)ダメなのだろうと思います。多少英語に慣れた人なら誰でも知っていますが、自分の専門領域の文章なら辞書無しでも読めるし、話の内容も分かります。 仮に通訳をしろと言われれば(もちろん私は通訳ではありません)、「こういう風に言い換えても大丈夫だな」とか「ここを補足をしないと相手には意味が取りにくいな」「あの研究の話をしているんだな」等のニュアンスを汲んだ上で、話すことができます。単語も適切に訳すことができるでしょう。もちろんプロではありませんから、正確にできるとは思いませんが。 が、違う領域の話になると(例えば私が貿易関係の講演を聴いても)チンプンカンプンというのが実感です。それこそ機械翻訳レベルの理解しかできません。 だから、どんなに英語を勉強しても、背景知識が無いと、通訳になることは難しいのではないでしょうか? 詳しくは知りませんが、通訳もプロになると分野・領域毎に専門があるという話を聞いたことがあります。
- z_574625
- ベストアンサー率16% (144/899)
英検準1級です。 通訳(レベル)は雲上人です。 通訳になるには、語学力以外の特殊な才能もかなり必要なので、 頭の回転の速くない自分は、一生通訳にはなれないと思っています。 5年ぐらい海外で英語漬けになれば、 いわゆる英語ペラペラになれるのかなあと、 4~5年ぐらい海外にいた人を見ると思います。