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ショパンエチュードop25-2について
op25-2が好きでずっと3年くらい練習しました。 一応満足のいく形が出来たのですが、先生から抑揚がないとか まだ盛り上がらないうちにクレッシェンドの頂点が来てしまうなど 厳しい指摘を受けました。 他にop10-7,8もすごく好きなので練習に練習を重ねてようやく 暗譜までは行きました。練習中あまり楽譜を見ないのが良くないのか あまり上達していません。 一つくらい仕上げてみたいものです。 op10-10は難曲で25-8と合わせて考えられますが難しいし 遠まわしです。10-1,2もやってみたいのですが音大生となると 大体半分くらい見るのでしょうか? トップクラスだと全曲(芸大や桐朋、東京音大)やるでしょうかね。 25-10のオクターブも今いちピンと来ません。 コンクールなどで使う曲は男性だとやはり、木枯らしや大洋、 などになってくるでしょうか? 先にあげたようなものは女性向けで易しいと見なされそうで 考えています。
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はじめまして。 ご質問1: <op25-2~先生から抑揚がないとかまだ盛り上がらないうちにクレッシェンドの頂点が来てしまう> 1.軽快でメロディも美しく、私も好んで弾いた曲です。(最近はご無沙汰です) 2.個人的には、ショパンの名解釈者と言われたコルトーの教えに則って個人レッスンを受けていましたが(音楽は専門ではありません)、ご質問にあるように、クレッシェンドの幅が広くて、軽快なリズムを保ちながら、徐々に音量を増減させるのがなかなかテクニックの難しいところでした。 3.また、ペダルも人によっては使わない人もいるようですが、個人的には踏んだ方が流れよく聞えますし「ズンタッタ、ズンタッタ」の3拍子のリズムも綺麗に保てます。 ご質問2: <他にop10-7,8もすごく好きなので練習に練習を重ねてようやく 暗譜までは行きました。> 和音系はあまり好きではありませんが、No.8は上記同様、軽快で流れるような美しい曲ですね。 これもペダルを踏まない方が軽快感が出る、という人もいますが、踏む場所によりけりと思います。 ご質問3: <op10-10は難曲で25-8と合わせて考えられますが難しいし> 左右和音の3音符ですから、和音の同程度の音量、リズムの等間隔を保ちながら強弱をつけるのは、なかなかテクニックを要します。 あまり好きな曲でなかったので、あまり弾いていません。 ご質問4: <10-1,2もやってみたいのですが音大生となると大体半分くらい見るのでしょうか?> 音大生であれば、基本中の基本ですから必須だと思います。専門家を目指しているのであれば、暗譜は必須だと思います。私は専門家ではありませんが、今でも暗譜で弾けます。 ご質問5: <トップクラスだと全曲(芸大や桐朋、東京音大)やるでしょうかね。> やると思います。 パリのアパルトマンを上記からの音大生によく貸していますが、ショパンのエチュードは皆さん全曲習得していたようです。ただ、得意・不得意の曲はあるようですが、試験などでは必須なので、義務的にしなければならなかったようです。 パリのコンセルバトワール(国立音楽学院)で毎年4~6月にかけて行われる、後悔試験をたまに見に行きますが、何故か決まってショパンのエチュードが試験の課題選曲に出されています。 やはりショパンはプロを目指す人にとっては「基本中の基本」のようです。 ご質問6: <コンクールなどで使う曲は男性だとやはり、木枯らしや大洋、などになってくるでしょうか?> あまり、男性・女性向けの曲、というのにこだわらない方がいいと思います。 1.お好きな曲、得意な曲であれば、自分の感性に則った解釈で、女性ならではの演奏をされるといいと思います。 2.確かに男性の方が力があり、迫力は出ますが、女性ならではの「木枯し」「大洋」もまた、独特の印象があっていいと思います。 3.演奏者に男性も女性もありませんから、ご自身の「解釈」に自信を持ってコンサートで演奏されて下さい。 パリのコンセルバトワールにも日本からの優秀な留学生が数多く学んでいます。同校の音楽教授の話では、日本人留学生は「基本はしっかりできていて、1音1音正確さがある。しかしinterprete(解釈)がいまひとつ」という声をよく聞きます。 演奏家として大切なものは「自分なりの解釈」→「表現力」への過程なのですが、それがまだ未熟というのです。それには、人間的な内面の強さ、自己への信頼などが必要とも聞きます。特に音大生は繊細な人が多いので、その土台作りが後回しになっているのかもしれません。 将来プロを目指されるのであれば、そうした部分も強化されるといいかもしれませんね。目標を目指して頑張って下さい。 以上ご参考までに。
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- haruhyouby
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追伸 エチュードを入試に課している学校も多いですが、みなさん簡単めの曲を選んでいらっしゃいますよ。ベートーベンソナタ中盤レベルで十分こなせるエチュードもあるようです。東京音大はどちらかと言えば上野学園寄りの学校な気がします。藝大・桐朋・武蔵野は確かに難しいですが、恐らく完璧に難しいエチュードをこなせる方なんて存在しないのでは??音大受験はベートーベンソナタが殆ど弾ける程度で藝大・桐朋は大丈夫ですよ。元々古典重視の大学(昭和音大・エリザベト)や教育系(お茶の水・広島・学芸)大学はモーツアルトソナタでも合格したりするでしょう。勿論ある程度の正確性は求めるでしょうが…。
お礼
東京音大の演奏家コースのことです。そうですね、古典派も弾いていますが、最近は的を絞って練習しています。
- haruhyouby
- ベストアンサー率21% (85/390)
東京藝大院生ですら勿論全曲はしないでしょう。リストやショパンのエチュードレベルになると、「モーツアルト終了」などではなく、一生をかけて練習していくようなものだと思います。また、黒鍵など超絶技巧??に近いものもあるので、常人離れした曲はとばしていくと思いますよ。木枯らしは男性向けの曲でしょうか???一般のロマン曲的に仕上げていっているのでしょうが、所詮エチュードなので神経質になりすぎず、伸びやかに自分の演奏を構築されては如何ですか??東京音大(東邦の間違いではないですよね?)はそこまで難易度の高い曲はしないでしょうね。少なくとも私は好きな曲を数ヶ月エンジョイしています。コンクール前の音大生とかなら仕方ないのでしょうが…。
お礼
そうですかね。リストの超絶はどの曲もさすがに大変そうですね。 回答ありがとうございます。
- mimi--ko
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Op.25-2、私も好きです。 質問者様の演奏を聴いていないので、なんとも言えませんが、ご自身の演奏を録音なさると、先生の仰ることが良くわかることがあります。 是非、試してみてください。(もうなさっていたらごめんなさい) ショパンのエチュードは、ピアノを弾くものにとって、避けては通れない物です。 最近はもっとレベルが上がってきているかもしれませんが、私が受験した25年程前には、芸大、桐朋、東京音大、武蔵野、国立、などでは、入学試験の課題曲になっています。 全ての音大受験生がそうではありませんが、大学入学までに、ショパンのエチュードの半分以上を終わらせている事(勿論暗譜です)は、珍しいことではありませんでした。 大学では、ショパンのエチュードを終了し、スクリャービンや、リストの練習曲を弾いている学生も多いです。 進度と実力は必ずしも一致しないと思いますが、やはり、実力がある学生は、貪欲に練習し、大曲をバンバン仕上げていました。 曲選びは男性女性、あまり関係ないと思います。 でも、学生時代を思い出すと、男性は大曲を弾きたがる傾向がありましたね。 担当教授と曲選びでもめている、と聞いた事があります。 師事なさっている先生と良くご相談して、ご自身にあった曲選びをお勧めします。
お礼
ご回答ありがとうございます。そうですね、まあスクリャービン、リストとなると譜読みも大変で苦労しそうです笑師事する先生とも 相談したいと思います。
- come2
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こんにちは 質問されたいことがよくわからないのですが? もうちょっとズバツ!と箇条書きに質問されたほうが よろしいかと思います
お礼
そうですか?少し取り乱していたのかもしれません。
お礼
大変参考になりました。有難うございます。 30歳を過ぎての留学を考えています。そのためにまず実力、 信頼できる先生。+語学などもマスターするつもりです。