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敬語 お慕い申し上げています の使い方
慕っていますの敬語についてですが お慕い申しあげます、お慕い申し上げています、お慕い申しております は全て日本語として正しいですか?
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はじめまして。 ご質問1: <慕っていますの敬語についてですが~全て日本語として正しいですか?> すべて間違ってはいません。 1.文法的に分解すると以下のようになります。 (1)「お慕い申しあげます」: お:謙譲の接頭語 慕い:「慕う」の連用形 申しあげます:「する」「してあげる」の謙譲表現 以上のように、2度謙譲表現を使っていますから、敬意の高い敬語となります。 (2)「お慕い申し上げています」: お:同上 慕い:同上 申しあげ:同上「申し上げる」の連用形 て:接続助詞 います:存続・継続を表す補助動詞「いる」の丁寧語 以上のように、2度の謙譲表現と丁寧語を使っていますから、敬意の高い敬語となります。 (3)「お慕い申しております」: お:同上 慕い:同上 申し:「する」「してあげる」の謙譲表現「申す」の連用形 て:同上 おります:存続・継続を表す補助動詞「いる」の丁寧語。 以上のように、2度の謙譲表現と丁寧語を使っていますから、敬意の高い敬語となります。 2.3者の違い: 以上のようにどれも敬語法としてはまちがっていませんが、以下のように敬語の度合いに若干差があります。 (1)「申す」も「申し上げる」もどちらも謙譲語ですが、後者の方がよりかしこまった丁寧な表現になります。 (2)「います」も「おります」もどちらも丁寧語ですが、後者の方がよりかしこまった丁寧な表現になります。 (3)以上を踏まえて、ご質問の語法で最も敬意の高い語法は、 「お慕い申し上げております」 となります。 以上ご参考までに。
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- tomajuu
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どれも意味は通じますね。 現在の使い方では もうしないのでしょうが、本来ならば、 「お慕いし申しております」が正しいのでは? 「お慕いしてます」の「してます」が「し申して」とへりくだるのだと。
- dxdydzdw
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日本語としてどれも成り立ちはしますが、尊敬の度合いが過ぎるように思います。 お慕いする(相手を上げる=尊敬)+申す(自分を下げる=謙譲)+上げる(尊敬)+ます(丁寧) で、「お慕い申し上げます」となります。慕っている状態の継続を強調したければ状態動詞「いる」を挟んで「お慕い申し上げています」 になります。そこから「上げる」という尊敬語を省けば「お慕い申しております」(「おる」、も「いる」、と同じく状態動詞です)になります。 ただ、ここまでくると好みの問題でしょうが、どれもあんまり敬語を使いすぎてしつこいです。私なら 「お慕いしております」 とさらっと言われたいですね。
- onioncat
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全部、意味は通じると思います。 慕うっていうと、部下が上司を尊敬・敬愛していること、もしくは、なついていることも「慕う」っていうけど、「お慕い申して」・・・って言葉のニュアンスからすると、なんだかLOVEの香りがしますね^^(古風だ~) 「かねてより、あなたのことをお慕い申しておりました(申し上げておりました)」 なんだかとっても古風な言い回しですね^^愛の告白です。 まぁ、敬愛の場合も使えますが。 「僕、部長のことをお慕いしております!」 これは、上司への敬愛って感じですね。まぁ今時、普通は「尊敬しています」って言うだろうけど。 「わたくし、あの方のことをお慕い申して(申し上げて)いるのです。」 お嬢様が恋しちゃったのよ~(明治時代か?って感じ) 「私が心の祖とお慕い申し上げております○○先生です。先生、どうぞ。」(敬愛している代議士先生とかの紹介。やや誇張気味。昭和の香り。) 「○○様、お慕い申し上げます・・・」 窓辺でも見つめながら、お譲様の独白って感じ?
第三者の思いを他者に伝えたいのですか? あなたが使うなら、お慕い申し上げます。が正しいと思います。 >>お慕い申し上げています。 慕っているのが誰だかわからないような文章ですよね。 申し上げているのがあなたなのか。第三者なのか・・・ >>お慕い申しております 第三者の思いを先方に伝えたいのですか? 「弊社の社長が○○様に「お慕い申しております」とお伝えするようにとのことです」とかですか? 「弊社の社長が○○様にお慕い申しておりました。」