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漢詩鑑賞と平仄、押韻
漢詩鑑賞を学ぼうと少し本を読んだのですが いきなり平仄とか押韻とかで“ギャフン”(ーー;) 状態になっています。 こんなもの覚えないと駄目なのでしょうか? また押韻などについてもピンと来ず困っています。 例:「静思夜」の2句目の末尾「霜」と 4句目の末尾「郷」は確かに「陽」に属する(辞書によれば)、 これが韻を踏んでいるということなんだと理解していますが、 日本では読み方も発音も違うんですよね? そんなことを考えていますと混乱してきまして やはり漢詩は難しいからやーめたになってしまいそうです。 鑑賞だけでいいのですが何かコツのようなものがないでしょうか? どなたかお教えください。 どうぞよろしくお願いします。
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うーん。韻についてはひじょうに簡単な定義だと思うのですが…。寧ろ中国人の方が「難しい~」となりますよ、漢詩は(当時と発音が違うので)。律詩と絶句と古詩を覚えておけば大丈夫じゃないでしょうか…。 どこでどう韻を踏むかを覚えれば良いんです。っていうか、音が一緒だから判りますよ。大体。「霜」はsou、「郷」はgou、だから同じ音でしょう?なので、韻を踏めたことになるんです。 書き下しについては「どれが正解」ってものはありませんから、意味のとおる読みをすれば素人さんは十分です。 というか、鑑賞だけなら韻を踏むとか平仄とか(○○●●○、とかのやつですよね?)考えなくても十分だと思いますが…。 それよりも、詩の描かれた背景をよーく考えながら、歴史をふまえて味わっていくと漢詩にしろ、古典にしろ面白いと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 平仄とか韻とかは鑑賞の面からは余り必要ではないということですね。 気持ちがすごく楽になりました。 「詩の描かれた背景をよーく考えながら、歴史をふまえて味わっていく」 良いですね! 元気付けて頂き感謝します。