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言語と気候の関係について(オージーイングリッシュ)
最近、オージーイングリッシュについて調べています。 オージーイングリッシュの特徴として有名なのがエイがアイに聞こえるというものですが(もちろん個人差はあると思いますが) そのように発音されるようになった理由はあると思いますか。 理由なんてない!と言われればそこまでかもしれませんが 個人的には気候と何かしらの関係があるのかも・・・と考えています。 日本でも寒いところではあまり口を開かなくていいようにズーズー弁が出来たという説もありますし。 風土と言語の関係について、みなさんはどう思われますか。 また、何かいい文献などありましたら教えて下さい。
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- valesne
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端的にいえば、“エイ”が“アイ”となるのはロンドンのコックニー訛りの影響です。 オーストラリアの英語はイギリスやアイルランドから送られて来た囚人や移民達が使っていたコックニー訛りの影響を今も受けてています。 現在オーストラリア人の話す口語英語には(1)Cultivated...正統派の英語、(2)Broad...一般庶民や地方の農民が使う英語、(3)General...ビジネスマンや高学歴の人が使う英語の三種類がありますが、コックニー訛りは(2)と(3)の人々がよく使用します。(2)と(3)で総人口の60%位だと言われています。 また気候・風土の影響に関していえば、オーストラリアの広大な土地・豊富な資源や少ない人口がのんきでeasygoingなオーストラリア人気質を作り上げ、それがAussie English特有の単語の省力化等をもたらしたといえます.(例えば、taxi driverがcabbie、governmentがgument、afternoonがarvoなどなど。 http://www.ling.mq.edu.au/speech/phonetics/transcription/exercises/index.html
- multi_pon
- ベストアンサー率40% (240/589)
オージーイングリッシュの発音については、私の経験では確かにinformationをインフォマイションと発音するのを聞いたことがあります。そのことと気候が関係するかはわかりません。 ちなみにオージーイングリッシュはアイルランドのアクセントと似ていて、オーストラリア人、アイルランド人の双方にも実際のところを聞いてみましたが、 当人達も両者は似ているといいます。 その土地が植民地であったり、流刑地であったり、あるいは多国籍国家だったりと様々な理由でアクセントが変化することは容易に想像できます。 オージーイングリッシュの話とは別ですが、気候と音声言語には何かしらのつながりがあるのではないかと個人的には思います。 例えば青森弁とフランス語は音が似ていると言った人がいますし、私はロシア語とフランス語の音が似ているように思います。 暑い国の言語の音声は口を大きく開けてはっきりした音に聞こえますし、寒い国はもごもごしているように聞こえます。 もちろんひとつの国の中でもかなり寒い地方と暑い地方があると思いますが、同じ日本でも東北はもごもごと、九州や沖縄は パキパキとした音に聞こえるので、何かしら気候と関連するところがあるのではないかと思うんです。 このことについての文献は残念ながらわかりません。 オージーイングリッシュについて調べるならまずオーストラリアの歴史などの文献を読んでみるのも良いかもしれません。
常識的な理解程度でよければ添付URLを参照してください。 一般的に言語は中央から遠いところに古い表現、単語などが残ります。日本でいえば東北地方や九州、沖縄が該当します。 植民地の場合は移民がもっとも多かった出身地の言葉(方言)が残り、表現や単語に先住民の影響が現われます。 気候風土の影響がどの程度あるか証明されていないと思います。 仮に影響があるとしても千年単位となると思われるので、オーストラリアの英語、中南米のスペイン語などには気候の影響は見られないといえるでしょう。メキシコのスペイン語には先住民の影響が見られ、アルゼンチンのスペイン語にはイタリア移民が多かったためイタリア語の影響が見られる程度です。