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梶井基次郎の一人称は「わたし」?「わたくし?」
私は高校の放送部に所属していて、 今度の放送大会(15日)で梶井基次郎の「器楽的幻覚」を朗読することになりました。 顧問の先生に読み方をチェックしてもらっていたところ、 「「私」、は「わたくし」じゃない?」との事。 自分としては、「わたし」の方が語感がいいし、 何より文章のバランスが悪くなってしまうと感じたのですが、 先生は「この時代の人は「わたくし」だと思う」の一点張りでした。 (ちなみに顧問の先生は数学の先生です。) 私は残念ながら文学にあまり詳しくないので、皆さんに質問させて頂きました。 「わたし」か「わたくし」、どちらで読んだ方が良いか、 また、その理由を添えて回答してくださると嬉しいです。 よろしくお願い致します。 参考までに、器楽的幻覚の内容です http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/card422.html
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- kimosabe
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回答No.1
参考程度の回答です。 青空文庫に収められている梶井基次郎の作品をさっと斜めに見てみました。ひらがなで「わたし」とか「わたくし」とか書いた例があれば話は簡単なのですが、だいたいルビなしで「私」と書いてありますから、答えは出せません。 そこで「梶井基次郎」「朗読」で検索しましたところ、下記URLを見つけました。梶井基次郎「檸檬」の朗読ですが、どちらも「私」を「わたし」と読んでいます。「わたし」と読むことが本当に正しいかどうかはわかりませんが、「わたし」と読んでいる前例を示すことで、顧問の先生をある程度納得させることはできると思います。