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~たり と ~し の違い うれしいと幸せの違い
初級英語母語話者にうれしい と幸せのちがいを聞かれました。 英語だとHappy にちかい表現ですが、英語でなんと説明したらいいのでしょうか。 また初級後半学習者で 動詞 + ~たり、~たり と ~し、~し の違いをどう説明しますか。
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はじめまして。 ご質問1: <うれしい と幸せのちがいを聞かれました。~英語でなんと説明したらいいのでしょうか。」 「感情の表明」と「事実の確認」の違いになります。 1.「うれしい」: (1)喜びの感情を表す形容詞です。 (2)感情を表しますから、主語は必ず「人」や感情のある生物になります。 (3)感情がないと思われるものにも、比喩の擬人法として使えます。 例: 「花に水をあげたら、花は嬉しそうだった」 (4)あくまで、感情を表す用法です。 (5)英語だと、happy、glad、be contented、be pleasedなどで表します。 2.「幸せ」: (1)運があることを表す名詞です。 (2)断定の助動詞「だ」がついて、形容動詞のように使われることもあります。 例: 「幸せだ」「幸せな」 (3)ご質問の「幸せ」は、断定の「だ」が省略されて、形容動詞として使われている口語的な用法です。 例: 「私は幸せだ」=「私、幸せ」 (4)「幸せ」という状態・事実を断定している用法です。 (5)状態・事実の断定なので、主語は人でなくても状態や物でも構いません。 例: 「この状況は幸せだ」 (6)「運がある」という意味では、英語のhappyが適切です。Happyはhappenと成り立ちが同じで、いとこの関係になります。 Happyもhappenも古代ノルド語で「運」を意味するhapが語源です。そこからhappyは運がいい、という意味を含む「幸せ」に和訳されているのです。 ご質問2: <動詞 + ~たり、~たり と~し、~し の違いをどう説明しますか。> 前者は「動作の並列・選択」、後者は「動作の追加・添加」になります。 1.「~たり、~たり」: (1)動作・状態の並列・選択に用いられる接続助詞です。 例: 「歩いたり、走ったり」 (2)英語ではor、either A or Bに相当します。 例: walking or running 2.「~し、~し」: 以下の2つの用法がある接続助詞です。 (1)食い違う事柄を並べるのに使います。 例: 「旅行に行きたいし、お金はないし」 この「し」は対比して使われた形容詞活用の語尾「し」からきています。 (2)同時または共存する事柄を述べ連ねるのに使います。つまり、事柄の追加になります。 例: 「ご飯は食べたし、お風呂にも入ったし」 ご質問のケースはこちらの用法だと思われます。 (3)英語ではand、both A and Bに相当します。 例: have both dinner and a bath 以上ご参考までに。
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- jo-zen
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(1)「うれしい」は、「物事が自分の望みどおりになって満足であり、喜ばしい。自分にとってよいことが起き、愉快で、楽しい」ことを意味します。反対語は「悲しい」となります。 「幸せ」は「運がよいこと。また、そのさま」を意味し、たなぼた式にもたらせれたものの結果といったり、「運命」(自分ではコントロール不能)というニュアンスがあります。 (2)動詞 + ~たり、~たり と ~し、~し とは、「並列」ということかと思いますが、「たり」は、 「笑ったり、泣いたり」、「寝たり、起きたり」 のように相反することを並べる場合が多いと思います。用言や一部助動詞の連用形に接続します。 「し」は、活用語の終止形に接続し、 「飯も炊けるし、みそ汁も作れるし」、「良くもないし、悪くもないし」 のように使います。接続の違いで説明すればいいかと思います。先の「たり」の例文を「し」に変えると 「泣くし、笑うし」、「寝るし、起きるし」 となります。若干ニュアンスが変わってしまう場合もあります。
補足
なるほど!よくわかりました。 ありがとうございます!
お礼
英語訳が大変助かりました!ありがとうございました