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次の漢詩を…
次の漢詩をまずみてください! 大正天皇の【竹陰読書】 風竹清陰夏尚寒 庭前涼月露珠円 半宵静坐燈光下 帝範繙来仔細看 これを 少年易老学難成→少年老い易く学成り難し みたく読めるように訳して欲しいのですが… お願いします!! あと、こういうふうに書き直す作業をなんて言うんでしたかも 合わせて教えてください><;
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漢文を仮名交じりに書き直す作業は、既に回答がありますが、「書き下す」と言います。人によっては「読み下す」とも言いますし、漢語的な言い回しでは、「訓読する」とも言います。 質問にあります漢詩を訓読いたしますと、 風竹清陰、夏、尚お寒し、(ふうちくせいいん、なつなおさむし) 庭前の涼月、珠円を露わす。(ていぜんのりょうげつ、しゅえんをあらわす) 半宵静かに坐す、燈光の下、(はんしょうしずかにざす、とうこうのもと) 帝範、繙き来たり、仔細に看る。(ていはん、ひもとききたり、しさいにみる) となります。とはいえ、訓読は人によって微妙に違う場合もありますので、これが絶対に正しいとは言えませんが、だいたい、こんな感じだと思います。 おおよその意味としては、 風にそよぐ竹が涼しい陰をつくり、夏とはいえど、なお寒く、 庭さきから眺める涼しやかな月は、珠のように丸い形をあらわにしている。 半宵(夜中)に静かに灯光の下に坐って、 帝範(帝王たるものの模範が書かれた書物)を繙(ひもと)いて、これを仔細に読む(帝王学を勉強している)。 といった感じでしょうか。 解釈もまた人によりけりだと思いますので、他の方の回答も参考にされればと思います。
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- jo-zen
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>こういうふうに書き直す作業をなんて言うんでしたか ⇒「書き下し(かきくだし)」と言います。書き下したあとの文のことは「書き下し文」と言います。
お礼
「書き下し」、「書き下し文」懐かしいです><; 漢詩、漢文は芸術性が高いので「いつか」本格的にやろうと考えています 回答ありがとうございました!
お礼
回答ありがとうございます! 2008年6月号中央公論の 勉学に励む人に勇気を与えてくれる漢詩 石川忠久 からとってきた漢詩です! というと、そっちを見ろ、と言われそうですが何分貧乏学生ですから… さて、この漢詩はいいですね 人間大正天皇が見える気がします 夜中の静寂に集中し。帝範を読むと 座右の漢詩の一つにしようと思っています☆