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bring の用法について
中二の教科書『NEW HORIZON』に “Rio brought a baseball back to the boat."(Rioはそのボートに野球ボールを持って帰った)という文章があります。この bring+ 物+to +人(場所)の文をSVOOの形にして“ Rio brought the boat a baseball."としても良いのでしょうか?いけないのでしたらなぜでしょうか?
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Gです。 >bring~to‥という文をただ機械的にSVOOの形にしてはいけないということですね。 はい、そういうことになります。 英語と言う、日本語でもそうですが、人間が使う複雑なフィーリングを表す言葉を数学的に何もかも方程式的に、機械的に、「頼りすぎて」覚えると何か覚えやすいと思い込みやすいですが、結局使えないと言うことになってしまうわけですね。 恩恵と言う表現はちょっと書きすぎましたね。 bringをSVOOの使い方をすると良い事と悪い事を持ってくるがあるわけですが、受け取る方が何かを得る、感謝しても良いのではないかと思われるものを感じさせるものがアルと言う事なのですね。 ~のために、~に使うために、と言う意味合いでの恩恵の枠ではないわけです。 ですから、船が使えるエンジンを持っていっても・持ってきても船は感じないわけです。 よって、I brought the/an engine for the boatとforが使われえるわけです。 では感じるのは人だけか?と言うとそうではないですね。 世界もそうですし、国でもそうなわけですし、感じると「擬人化」させても良いと思われるものであれば良いわけです。 ですから、I brought (you and) your dog some treats.と言う表現を「お土産に持ってきたよ」と言う風にも使えるわけです。 よろこんでもらえればと思い、と言うフィーリングがあるわけですね。 私は動詞を分類作業の的にする事は非常に効率の良い習得方だとは思いません。 bringと言う動詞を使いたいのであればどのような形で使えるのか、どのような意味を相手に伝える事が出来るのか、と言うものを身につけたほうが結局はこの同士を使えるようになる、と言うことにつながると信じています。 AのためにBを持ってきた、と言うのであれば、brought B for Aと言う表現をする、これが一般的な表現だということであり、AをBの「ところに」持ってきたと言うのであれば、brought A to Bと言う表現をしてその違いを相手に伝えようとするわけです。 SVOOと言う文章の形があるからといって、そしてその形にこの動詞が使えるからといって何が何でもそうすれば相手に分かってもらえると考えてはいけないわけです。 人称代名詞はこの点非常に便利なのですね。 誤解を起こす事がないわけです。 物の物をもってきて恩恵なり被害(良いこと・悪いこと)を表現するとよく考えて表現をしないとbrought A Bが「Aに」なのか「Aを」なのかこんがらがってしまう時があるわけですから、Aが人称代名詞であれば、「Aに」「Aのために」と言うフィーリングを分かるわけです。 I brought him xxxと言う表現であれば、himのためにxxxを持ってきた、となるわけです。 しかし、ここでも一瞬??となる可能性を持っているときがあります。 I brought Aと言われるとAを持ってきたと言う風に感じてしまうわけです でもこの人が言いたいのは、I brought A B、つまり、Bが人間だったら???となってしまうわけです。 ジャックを私たちにつれてきた、She brought us Jackとなるわけですが、 She brought Jack to usの方が分かりやすいと感じませんか? つまり、She brought us Jackはtoやforを併用するより「使い方が難しい」「この表現に慣れる必要がある」と言うことでもあり、気をつけるところもある、と言う事なのですね。 しかし、このジャックが一家の一員となりよかった、と言うフィーリングを出すのであれば、たとえば、この子猫、ジャックと言う名前をつけたんだけど、彼女が持ってきて「くれた」のですよ、と言う風に、usが良い思いをしている、と言うフィーリングを出すには、やはり、She brought us Jack.と言う表現の方が、she brought Jack to us. she brought Jack for usでは出せないフィーリングがあると私は感じます なぜなら、私のためにもって来てくれた、と言っても、それは恩恵でありながらもfor usでは、自分たちでは取りに行けなかったので私たちの代わりにつれてきてくれた、と言うフィーリングが、She brought us Jackよりも強いと私は感じるからなのです。 (もちろん、誰が持ってきてくれたの?と言う質問で、「彼女が持ってきてくれた」と言う意味合いでいっているとはっきり分かる状況では、She brought us Jackと言う表現はまったく問題ないわけです。 彼女がジャックを持ってきてくれたのです、と言う表現が十分使えるからですね。 もう少し突っ込みますか? お客さんが家に来ていて、その子猫が気に入ってしまったようで話題の一つとして会話が進んでいる時に、Sheと言う人がお客さんも知っていると言うことを知り、She brought us Jack. She brought Jack for usと言う表現は、ただ届けてくれただけではないフィーリングを両方とも感じ取れますね。 ジャックと言う一家の一員になってしまって楽しんでいる、その楽しさがジャックが持っているわけですね。 その楽しさを持ってきてくれたのがSheなんだ、と言っているフィーリング、感じますね。 かえって混乱させてしまう回答になってしまったのではないかと心配していますがこれからのbringと言う単語の使い方(文型、SVOO構文とは、またはbring+ 物+to +人(場所)と言う方程式にこだわりすぎないで)を習得し、実際にネイティブに???させないような英文を作れるように予習を含めて書いてみました。 ではどうですか? Did I bring this category page some confusion? Or brought some motivation to learn more and right/correct English? このカテに混乱(させるもの)を持ってきてしまいましたか? それとももっと多くのそして正しい英語を習うやる気を持ってきましたか?
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- taked4700
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No.1のParismadamさんの回答も、No.2のGanbatteruyoさんの回答も優れたものですが、次のように考えることも出来て、多分、そのほうがより応用が利くと思います。 一般に、第4文型は、主語+動詞+間接目的語+直接目的語の語順を取りますが、次の三つの特徴があります。 1.動詞+間接目的語の語順であることにより、それだけ、動詞の影響を間接目的語が受ける。例えば、He taught me English.なら、「私は教えを受けてそれを理解した」と言うニュアンスがでる。前提に、人は何かを教えてもらい、それを理解するというものがあります。 2.間接目的語+直接目的語と直接並ぶことにより、間接目的語が直接目的語を得ると言うニュアンスが出る。I wrote him a letter.なら、「彼は手紙を受け取った」と言うニュアンスがある。その前提には、人は手紙を読むものだと言う感覚があります。 3.動詞+間接目的語で文が終わると、意味の解釈がおかしくなる。I bought him a book.で、I bought him.で終わると、「彼を買った」になり、おかしい。 > Rio brought the boat a baseball. まず、bring the boat とは言えるので、上の3の特徴に反しています。bring the world...が言えるのは、「世界を持ってくる」と言うことが普通は無理なことであり、bring the world までで、その後ろに直接目的語が続くと推測できるからです。 次に、ボートと野球のボールの関係は、普通はないと判断するので、上の2に違反します。 間接目的語に恩恵があるかどうかで判断すると、例えば、「私はその船に新しいエンジンを持ってきた」と言う意味で、I brought the ship a new engine.と言えるはずですが、普通は、言わないはずです。 なお、She asked me some questions.のとき、She asked me.とも言えます。
お礼
大変よくわかりました。ありがとうございました。
- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは!! 私なりに書いてみますね。 bringと言う動詞は目的語を二つ持ってきて~に~を持ってくる・持って行くと言う意味で使われます。 こう考えてみてください。 なぜネイティブがこの動詞を使うのか、お分かりになると思います。 ~を~に持って行く、持ってくる、と言う表現を使うのは、「運ぶ」と言うフィーリング「だけ」ではない、と言う事なのです。 これは日本語でも同じだと思います。 この表現を使うときに、持って来てくれたと言う表現にはどういうフィーリングを感じますか? ~に、の~が何かの恩恵をこうむる、と感じませんか? これがI will bring you the book. You brought me loveなのですね。 受ける側が恩恵を受けるようにもってその人のところへ行くわけです。 よって、恩恵を感じるのは人間だからそれに関する名詞が来る表現として、bring+人+物と言う方程式が出来るわけです。 しかし、これでは中途半端な理解なのです。 方程式を覚えるのではなく、ネイティブが感じるフィーリングを感じ取ることによってこの同士をよりうまく使えるようになるのです。 何を言っているかと言うと、「恩恵に値するもの」の部分なのです。 bring the world the xxxと言う表現の仕方で人ではない目的語を持ってくることが出来ます。 エジソンは電球を「この世界に持って来ました」ね。 コンピューターのパイオニアたちはインターネットを「この世界に持ってきました」ね。 電球と言う恩恵、インターネットと言う恩恵、をもたらしたのです。 よって、Edison brought the worl the light bulbs. The pioneers of computing bought the world the internet.と言う風に使うわけです。 「人」来ると言う方程式にわざわざこだわれば、こじつけも生まれます。 世界と言う表現を使っているけど、それは世界に住んでいる「人たち」のことを言っている、だから「人」なんだ、と。 こじつけです。 中途半端な文法知識を盾にこの50年間、いまだに、方程式を覚えさせようとしている文法参考書の著者たちなのです。 the worldでなくたっていいのです。 Japanでも良いでしょう。 The Olimpic Games brought China many gold medalsなんていう表現もするわけですね。または作者の個性を出すためにも、いろいろな間接目的語を持ってくる人もいるわけです。 では恩恵ではなくその逆の災害・被害・苦痛を持ってきた、というのはどうですか? 災害・被害などをもたらした、と言う風な表現でも使うことは出来ます。 例えば、the Clinton White House brought the House Democratic disasterとか the first years of the war brought the Dutch army one disaster after anotherと言うようにもかなりお堅い文章でも使われるわけです。 これが一般的な表現であるか、と言うと私は多分そういえるだけの知識と経験はありません。 しかし、問題なく使われていると言う事実は知っています。 やはり、前置詞のtoを使って表現する方が断然多いと思います。 しかし、間違っていると言うことでは決してありません。 さて、本題に入りますね。 Rio brought the boat a baseball.の文章のどこに「恩恵なり被害」と一般的に理解できる部分がありますか? ないですね。 ただ単に持って行った、持ってきた、といっているだけの状況ですね。 このような状況では、ネイティブはこの表現を使わないのです。 使う「理由がない」のです。学校文法が言っているからではないのですね。 ただ、ボールをボーのところへもって行っただけの事を言いたいわけですから、Rio brought a baseball back to the boat.と言う表現をしているわけです。 そして更にこの「恩恵」の部分を出したいのであれば、toではなくforが使われるのも知ってくださいね。 文法の一部です。 forの説明が出来ても使えないのではもったいないですよね。 I will bring the book for you.となるわけです。 I brought the book for youあなたのために、と言うフィーリングを出したい時にこういう表現をするわけです。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたらどんどん突っ込んでまた書いてくださいね。 ナチスは
お礼
親切なご回答ありがとうございました。bring~to‥という文をただ機械的にSVOOの形にしてはいけないということですね。
- Parismadam
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こんにちは。5/15のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問1: <この bring+ 物+to +人(場所)の文をSVOOの形にして“ Rio brought the boat a baseball."としても良いのでしょうか?> いけません。 ご質問2: <いけないのでしたらなぜでしょうか?> 「物」を間接目的語にとれないからです。 1.SVOOの構文は、SV+間接目的語+直接目的語の順に2つの目的語をとります。 2.この時、間接目的語には「人に」がきます。 例: I give him a present.「彼に贈り物をあげる」 You made me a cake.「私にお菓子を作ってくれた」 We buy you flowers.「あなたに花を買ってあげる」 3.ご質問文は、間接目的語がboatになっています。boatは人ではなく場所を表す「物」になるので、前置詞toなどを補って、場所を表す副詞句として「ボートに」とする必要があるのです。 4.BringもSVOOの文型になることがあります。ただ、その場合は間接目的語は「人」になるのです。 例: I bring you the book. 「あなたに本を持ってきてあげる」 以上ご参考までに。
お礼
早いご回答ありがとうございました。give,make,buy,bringなどのSVOの文はなんでもかんでも機械的にSVOOの形に変換できるというわけではないのですね。
お礼
>英語と言う、日本語でもそうですが、人間が使う複雑なフィーリングを表す言葉を数学的に何もかも方程式的に、機械的に、「頼りすぎて」覚えると何か覚えやすいと思い込みやすいですが、結局使えないと言うことになってしまうわけですね。 大変よくわかりました。ありがとうございました。