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論語の言葉なのですが・・・
孔子の言葉に「祭るに在すが如くす」と云うものがあるのですが・・・ これは一体どのように取るべき言葉なのでしょうか? 森鴎外の「かのように」と云う話の中に出てきたのですが、 この言葉を言葉の意味のまま取っていいものかどうか迷っています。 「文学」の所に出すべき質問なのかもしれませんが、若し宜しかったら お教え願います。
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質問者が選んだベストアンサー
諸橋轍次著「中国古典名言事典」では, 「祭ること在すが如くす」という古語がある。その意味は,神を祭る時,あたかも,そこに神がおわしますような気持ちで祭ることである。単なる形式に終わってはならない。何事にも誠をつくしてあたれ,と説くのである。 と説明されています。「祭る」の解釈が岩波文庫版とは分かれていますが,要は「形だけではなく心を込めることが大事だ」という意味でしょうね。 ちなみに,孔子の言葉ではなく,論語の編者の言葉(つまり「子曰く」が頭についていない)だそうです。 ところで,質問者が求めていらっしゃるのは,こういう字面の説明ではなく,鴎外の作品の中において論語の編者の言葉をどう解釈するかということでしょうか? だとすると,「かのように」は読んだことがありませんので,他の方が回答されるのを待ちたいと思います。
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- ababa
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回答No.1
祭如在、祭神如神在 (祭ること在(いま)すが如くし、神を祭ること神が在すが如くす。) 御先祖のお祭りには御先祖がおられるようにし、神々のお祭りには神々がおられるようにする。 とりあえず岩波文庫の論語にはこうありました。
質問者
お礼
ありがとうございます。 この解釈を踏まえてもう一度考えてみたいと想います。
お礼
ありがとうございました。 大変参考になりました。 孔子の言葉ではないと云うのも初めて知りました。 もう一度、この解釈も踏まえて自分で考えてみたいと想います。