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森鴎外著書の杯で"何の諸か"という分がありますがこれはどういった意味でしょうか? また、この場合の"諸"の読み方はもろかもろもろかどちらが正しいのでしょうか。
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青空文庫の「杯」で検索しましたが「何の諸か」はありませんでした。 もしかすると、次の文章の「何の緒(お)か」ではありませんか。(以下引用) 年は皆十一二位に見える。きょうだいにしては、余り粒が揃っている。皆美しく、稍々なまめかしい。お友達であろう。 この七顆の珊瑚の珠を貫くのは何の緒か。誰が連れて温泉宿には来ているのだろう。 (引用終わり) 七人の少女を「七顆の珊瑚の珠」にたとえ、この七人の関係(つながり)を「珠の緒(たまのお)」(珠を貫いてつなぐ細いひも)に例えたのでしょう。
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- Nakay702
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前便で、本来のお尋ねに答えるのを忘れていましてすみません。 >森鴎外著書の杯で"何の諸か"という分がありますがこれはどういった意味でしょうか? また、この場合の"諸"の読み方はもろかもろもろかどちらが正しいのでしょうか。 ⇒読み方としては、「もろもろか」が正しいと思います。 「何がそんなにもろもろ(いろいろと)あるのか」といった意味でしょう。
- Nakay702
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以下のとおりお答えします。 >森鴎外著書の杯で"何の諸か"という分がありますがこれはどういった意味でしょうか? また、この場合の"諸"の読み方はもろかもろもろかどちらが正しいのでしょうか。 ⇒森鴎外著書の「杯」ですか? 私は、寡聞にしてそういう題の作品を存じません。もしかして、ヴァッサーマンの翻訳「黄金杯」のことではありませんか? それはともかく、「漢和大字典」によれば、"諸"の読み方は、「うとし、おほよそ、かたへ、これ、すすむ、それ、つみ、みな、もろほし、もろもろ、わきまふ」などがあるそうです! これらのうち、あり得そうなのは、「すすむ」(何の勧めか)、「つみ」(何の罪か)、「わきまふ」(何の弁えか)などです。前後の関係を見て、よく考え合わせれば、このうちのいずれかに当たはまる〔かも知れない〕と思いますが、いかがでしょう。
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