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soについて(文法書の接続詞の項目)
今初めて気づいたのですが,焦っています。 「だから」という結果を表すsoは接続詞ですか副詞ですか? と言いますのも,ほとんどの辞書では「接続詞」となっているのに対し,ロイヤル英文法では接続副詞の項目にあり(p.599),品詞としては「副詞」であるということになります(p.598)。 一方,Forestでは,「等位接続詞」の項目にあります。 こちらが正しいと思いこんでいたのですが,ロイヤル英文法はどういう意味なのでしょうか。(等位接続詞「理由」の欄にはforのみです) なお,複数冊の英和や英英を調べましたが,リーダーズ英和のみ「副詞」の欄にあるのに気づきました。 結果を表すsoは接続詞なのか副詞なのか,お願いします。
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> また、他の接続副詞である「however」、「therefore」、「neveretheless」などを後続する節の初めで用いるときには、セミコロン(;)を前に置きます。また、文頭に置く場合には、カンマ(,)を後ろに置くという原則があります。 ○ 「接続副詞」という呼ばれ方をされることがある「however」などは決して「接続詞」ではなくて、あくまで「副詞」です。したがって、2つの節を結びつける働きを持ってはいません。だから、「接続詞」の働きを持っているセミコロン(;)を用いなければならないのです。 (1) We wanted to arrive on time; however, we were delayed by traffic.(○) (2) We wanted to arrive on time, however we were delayed by traffic.(×) ○ しかし、「so」はその反対の使い方をします。「;」をつけないことは、「so」自体が「接続詞」の働きを持っていると考えられます。 (3) There are no buses; so, you'll have to walk.(×) (4) There are no buses, so you'll have to walk.(○) ○ また、「however」などの「(接続)副詞」は、単独の文の先頭で使うことができます。 (5) We wanted to arrive on time. However, we were delayed by traffic.(○) ○ 逆に、「等位接続詞」を単独の文の先頭で使うことは(略式は別にして)、正式(な用法)においては、文法的に間違った英文であるとされています。会話や記事などでも結構見られますが、正式の論文などでは使ってはならないとされています。 (6) He had broken a window. And it had to be replaced.(×) ※ 略式では○ (7) He had broken a window, and it had to be replaced.(○) (8) There are no buses. So you'll have to walk.(×) ※ 略式では○ (9) There are no buses, so you'll have to walk.(○) ○ 多くの点で等位接続詞の用法と一致するので、結果の「so」はやはり等位接続詞のひとつであると言えそうです。
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- chi4pitbul
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so はCoordinator あるいはCoordinating Conjunctionです。 日本語で言うと「等位接続詞」「等位連結詞」と言います。 アメリカでは一般にFANBOYSと呼ばれ、これに属するものは7つしか ありません。for, and, nor, but, or, yet,そしてso です。 等位接続詞は「等位のグラマー・カテゴリーを接続」する役割を 持っています。キーポイントは「等位のclauseをconnectする」でして 副詞ではありません。 No.5の方のおっしゃる通り、HoweverやThereforeはConjunctive Adverv 日本語では「接続副詞」です。何故こいつらが「副詞」かと言うと、 こいつらは英文法上「接続詞」ではないからです。こいつらの役目は 「新しいclauseを紹介」しているに過ぎないのです。決して接続は しません、あくまで紹介です。そして使い方もNo.5のかたの仰る 通りセミコロンとカンマ。「等位接続詞」はカンマのみ。 でも、Soという単語のみの規定は実は「副詞」と「接続詞」の両方。 あ~メンドクサイ。副詞になる時は例えば「私はとてもに幸せ」 をI'm so happy. って言う時には「副詞」になります。 「私はテストに合格した、だから幸せっ」をI passed the test, so I'm happy. なら「等位接続詞」です。 「だから」という意味だったら「等位接続詞」です。 FANBOYSです。このFANBOYS、全て覚えておくと役に立ちますよ♪
お礼
ご回答ありがとうございます。 今回の質問では,信頼していたロイヤル英文法の内容と専門家と名乗られる方々でもまっぷたつに意見が割れてビックリしている次第です。 chi4pitbulさんのご意見もわたくしよりで安心しました。 確かにsoにはこの結果の「だから」以外にたくさん意味があるため,逆に辞書の中ではこの意味が薄いくらいですよね。 FANBOYSという語も勉強しておきます。 ありがとうございました。
- googoo1956
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>結果を表すsoは接続詞なのか副詞なのか,お願いします。 ○ 良い参考書として評判の「ロイヤル英文法」ですが、この「so」についての解釈は「?」がつくかもしれませんね。 ○ 私の記憶では、「ロイヤル英文法」自体の中に「接続副詞」の条件として「導く節の初めだけでなく、中ほどや末尾に置くことができる」(表現は正確ではないかも?)という説明が書かれているのではなかったでしょうか。 (1) His visit was unexpected. 【Nevertheless,】 I was pleased to see him. (2) His visit was unexpected. I was【, nevertheless,】 pleased to see him. (3) His visit was unexpected. I was pleased to see him【, nevertheless】. ○ ところが、「結果」を表す「so」は、「2つの節の間に置く」ことはありますが、「後半の節の中ほどや末尾に置く」用法はありません。(4)の例文の中では「so」を、他の場所に置くことは考えられません。 (4) There are no buses, so you'll have to walk. ○ また、他の接続副詞である「however」、「therefore」、「neveretheless」などを後続する節の初めで用いるときには、セミコロン(;)を前に置きます。また、文頭に置く場合には、カンマ(,)を後ろに置くという原則があります。 (5) We wanted to arrive on time【; however,】 we were delayed by traffic. (6) I was nervous【; therefore,】 I could not do my best. (7) They are proud. 【Nevertheless,】 I like them. ○ しかし、結果を表す「so」にはそのような用法はありません。(「so」の前に「;」を置いたり、逆に後ろに「,」をつけることは、まずありませんね。) (8) There are no buses;so, you'll have to walk.(×) (9) There are no buses. So, you'll have to walk.(×) ○ 以上のことから、結果を表す「so」を「接続副詞」の仲間に入れることにはかなりの違和感が生じます。「and」に導かれた「so」は「therefore」と同じ意味を持つ「副詞」と考えられますが、単独の「so」はあくまで「(等位)接続詞」であると言わなければならないと思います。 ○ 多くの辞書や参考書において結果の「so」を接続詞としているのは、以上のような理由によるものではないかと思われます。 ○ ちなみに「LDOCE]や「Cambridge」で調べてみると、結果の「so」は「conjunction」の項目に入っているようです。 ○ なお、個人的には、英文が表す内容を理解できれば「品詞」の区別はそれほど重要なものではないと思っています。しかし、より正確な理解に役立つのであれば深い考察をする価値はあるとは思います。
- discomfit
- ベストアンサー率17% (3/17)
どちらか決めにくいところではありますね。 soは、元来結果用法のso thatのthatの欠落によりsoだけが残った物です。 so thatであれば、「副詞節の従属接続詞・従位接続詞」でいいんですが、soだけになるとやはり、conjunctive adverb「接続副詞」の解釈でいいと思います。言語には、どちらか決めにくい物も多々ありますね。 例えば、surprised that等のthatは、副詞節のsubordinate clauseか名詞節のsubordinate clauseかという事等です。 このsurprisedは形容詞化した分詞形容詞であり、complement、そのcomplmentを修飾するのは副詞節であろうという意見もありますが、 surprised at等のatは随意的でなく削除出来ない義務的副詞句修飾要素とされ、その場合は、「形容詞+前置詞」で一つの他動詞とされ、その場合は、名詞節といわれています。 おそらく文献にもどちらか断言はしてないでしょう。soをどちらかに断定する必要はないです。
お礼
確かに,文法書を見てもどちらとも言えるという記述は多々ございますが,中1レベルで使う基本的な語に解釈が分かれているとは思いもよりませんでした。 ありがとうございます。
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
こんにちは。4/14のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問: <「だから」という結果を表すsoは接続詞ですか副詞ですか?> 文と文をつなぐ用法の「Aである。だから、Bである」というの「だから」でよろしいですね。 1.それであれば本来の品詞は「副詞」に分類されます。それが、現代語法から「接続詞」と分類する辞書もあるようです。 2.副詞の中でも「接続的用法」と呼ばれるものです。文と文を「等位」に接続する「等位接続詞」的な用法になります。 3.同じような意味用法に、therefore「それゆえに」「従って」があります。これは古語の副詞thereforに由来し、「接続詞的な副詞」または「接続詞」として分類されます。 4.これらの副詞は、元々は副詞であったものが、文と文を等位に接続する接続詞的な用法が慣例化し、「(等位)接続詞」として分類する辞書もある、ということです。 5.ただ、本来の用法で言えば、「副詞」になります。 以上ご参考までに。
お礼
いつもありがとうございます。 では,ロイヤル英文法が的を得ていたということのようですね。 実は,ほとんどの種類の中学の教科書では,soは文頭で使われており(例:So he went there.),品詞は「接続詞」とされています。 ですのでややびっくりしました。 正式には「副詞」で考えた方がよいことを学びました。 ありがとうございます。
- trgovec
- ベストアンサー率52% (2538/4879)
最終的にどちらかは決められません。意見が割れていることが何よりも証拠です。 本来「接続副詞」という品詞はありません。 so は起源的にも副詞です。 It was late, so I went home.「遅くなった。だから帰った」 このような用法は口語体のもので本来は and という接続詞とともに and so とするのが正式です。 ただ so が副詞であるとするとこれは接続詞なしで文をつないでいることになります。これはよくないとされるので文法の筋を通すために接続副詞とか接続詞的用法というのです。ただ会話では It was late. So I went home. と区別がつきません。 同じようなものに副詞の however があります。 It is his; however, you may borrow it.「それは彼のだ。でも借りてもいい」 これは二つの文をつないでいます。もっともセミコロンを使っているところがぎりぎり悪文になることを避けています。 Later, however, he decided to go.「しかし後になって彼は行くことに決めた」 この場合文頭に置くこともできます。いずれにしても前文の内容とのつながりから「しかし」となるのであって、接続詞的とも言えます。
お礼
そうでしたか。 解説をありがとうございます。 確かにIt was late. So I went home. の例文でも納得できました。
お礼
2回に分けて丁寧にご解説いただきありがとうございます。 確かにロイヤル英文法には,接続詞と接続副詞との区別の項目の,「位置の違い」の部分に,「接続副詞」の条件として「導く節の初めだけでなく、…の説明があります(例文はhowever)ので,矛盾であるとのご意見に賛成いたします。 個人的には「等位接続詞」であるということのほうがすっきりするので,安心しました。 1点, There are no buses. So, you'll have to walk.(×) ですが,ネイティブのチェックでも(語呂からか?),文頭のSoのあとのコンマが入ることがあるのですが,これは間違いだったのでしょうか。 確かに,学習者の立場であれば品詞の区別を重要視する必要がないことはありますが,学習者に解説をする立場であれば,場合によっては逃げ道を作ったり,例外も説明する必要性などいろいろ問題がございますので,確かめたかった次第です。 誠にありがとうございました。