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理想気体と実在気体の誤差を補正する方法
気体には実在気体と理想気体が存在しますが、その誤差を補正する方法を教えてください。できれば、参考になるサイトもお願いします。
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- htms42
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言葉使いが気になります。 >気体には実在気体と理想気体が存在しますが、 >その誤差を補正する方法を教えてください。 存在する気体は全て実在気体です。 「理想気体」は1つのモデルです。理想気体と実在気体の2種類の気体が存在するのではありません。 モデルとのずれが大きい実在気体もあります。ずれの小さい実在気体もあります。 実在気体とモデルとのずれは誤差とは言いません。「誤差」は測定の精度に絡んでの言葉です。 気体のある性質を測定したとします。 その値が理想気体のモデルで考えたものとずれていたとします。このずれは測定の精度が上がれば上がるほどハッキリしてきます。荒っぽい測定の場合はずれが検出されないということが起こります。 「実在気体の状態方程式」と言われているものはこのずれを小さくするような新しいモデルによる式です。「理想気体」モデルによる式の改良版です。どちらも実在気体のモデルです。「理想気体」は「実在気体に対する第一近似」です。 気体の持っている性質のどこまでを考慮するかでモデルが変わってきます。式も変わってきます。 ファン・デル・ワールスの式も1つのモデルによるものですからから当然ずれが出ます。そのずれが理想気体の式の場合よりも小さければより実在気体に近いモデルになったという評価ができるのです。
- tom11
- ベストアンサー率53% (134/251)
こんにちは、 実在気体と理想気体の補正ですか、 実在気体では、圧縮係数Zをもちいるのが、一般的なような、 いろいろな気体の圧縮係数は、化学便覧に載っています。 実在気体の方程式にSRK式と言うのもあります。 ちょっと計算が厄介ですが。有名な式の様です。 理想気体の式と実在気体の計算結果の比較が、 以下のページに載っています。 http://www.geocities.jp/tomtomf/exclass3/exclass3.htm 最初にプログラムの例があり、最後に いろいろな気体の計算結果が出ています。 水素などは、理想気体の状態方程式との比較行なっているようです。
- syohyuga
- ベストアンサー率50% (4/8)
いろんな修正状態方程式が提案されていますが、代表的なのはvan der Waalsの式、Virialの式、Peng-Robinsonの式などです。どれを使うかは圧力条件、対象成分の極性有無、求められる計算精度などによって決定します。
実在気体の状態方程式というものが、2つあります。詳しくは、物理化学の本を見てください。
お礼
教科書みてみます。
お礼
ありがとうございます。