- ベストアンサー
vicious cycle???
こんにちは。 いつもこのカテでは自称喋りの専門家で回答者になっておりますが 先ほどドラマ Medium を見ておりまして 混乱してしまいましたので質問させていただきます。 よろしくお願いいたします。 なおこの質問は日本語訳を提示させていただきますが 日本語とは切り離した観点からお答えいただけますと大変参考になります。 通常 悪循環 という言葉は vicious circle と言います。 OXFORD の字義では vicious circle = a situation in which one problem causes another problem which then makes the first problem worse となっておりきちんとした表現として存在していると考えます。 もちろんCOBUILDも確認いたしました。こちらにも vicious circle は載っております。 ところが アメリカのそのドラマの中で主人公が繰り返し同じ夢を見るのですが それを表現するのに vicious cycle と何度も言っておりました。脚本家がわざと使っているのか それともアメリカでは日常的に使われているのか判断ができません。 私は今までアメリカ人にも vicious circle を使ってきてなんの問題もおきておりません。 vicious circle と vicious cycle はどう違うのか調べておりましたら混乱してきましたので質問させていただきました。 皆様のお考えをお聞かせいただければ大変助かります。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こちらが少しは参考になるでしょうか。 http://www.wsu.edu/~brians/errors/vicious.html
その他の回答 (4)
- tjhiroko
- ベストアンサー率52% (2281/4352)
#1,4です。 車のオイルって、古くなるとサラサラになるんですか!これは意外。 ただ、ここでのviscousはどうしてもオイルの粘性がらみでの登場に思えて仕方ないので、検索バカがまたまた検索してみましたところ、こんなページを見つけました。 http://www.allisontransmission.com/service/transynd.jsp こちらのNatural limitsの項目のところをご覧下さい。 知らない単語もたくさんあるし全部調べるのも面倒なのでまともに理解はしていませんが。 なお、今回の検索のキーワードはこうしてみました。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%22viscous+cycle%22+%22oil+change%22&lr= こちらこそいつもpetitchatさんの本物の英語力には感心しきり、私にとっては雲の上のような存在です。これからも質問者の皆さんにその素晴らしい知識を分け与えてあげてください。
お礼
tjhiroko 様 何度もご回答くださいましてありがとうございます。 とても勉強になりました。補足に書きましたように やはりエンジン・オイルはサラサラになるようですね。補足の訳ですが私は車のメカには詳しくありませんので間違っているかもしれません。大体の訳としてご参考になさっていただければ幸いです。 ところで私はアメリカに住んだこともなければ行ったこともありません。がしかし映画 Easy Rider に代表されるようにバイク野郎というのはどちらかというとヤクザな感じを受けます。ダンナが言うにはアメリカではバイク乗りは地位が低いのではないかとのことです。 そこでここの viscous cycle は「離れようと思ってもくっついて離れられない状態」すなわち「借金で首が回らない状態」を指すのではないかと考えました。つまりバイク乗りを揶揄していますね。やっぱり。 #2様へのお礼で書きました解釈が当たりのような気がしています。 でご回答くださった皆様から私が得た結論は やっぱり vicious circle を使おう 私は です。 cycle はよほど考えて使わないといけませんね。アメリカ人に対しても。嫌がる人がいるかもしれません。特にコンサバな年配の方とお話するときやきちんとしたお席で話すときにはこちらを使った方が無難ですね。 因みにこのCommon Errors in Englishを書いたPaul Briansという人はアメリカ人です。 良いサイトを教えていただきました。お気に入りに保存しました。ありがとうございます。 それから検索の仕方を教えてくださいましてありがとうございます。 私はどうも不精でいけませんです はい。 大変勉強になりました。重ねて御礼を申し上げます。 ところで私はtjhirokoさんとおなじ地上に住んでいるただの婆です。
補足
Allison というのはどうやら重機のトランスミッションを開発している会社のようですね。で リンク先の文章はトランスミッション・オイルに関しての記述です。トランスミッション・オイルとエンジン・オイルとは根本的に違いますね。粘性につきましてはこの場合トランスミッション・オイルのことを指します。エンジン・オイルにつきましては自動車関係の出版社やバイクの販売店に問い合わせましたが やはり古くなると通常サラサラになるのだそうです。ですので この文章とハーレーはなんの繋がりも持たないという結論に達しました。 とりあえず多分引っかかっていらっしゃるであろうと思えるところの大意を書いておきます。 Chemical change results from oxidation when oxygen combines with oil molecules to produce peroxides and organic acids. The oil thickens over and becomes more acidic. Sludge and varnish deposits erode shift quality and clutch durability and cause increased component wear. 「化学的変化は 酸素が過酸化物を生み出すオイルの分子並びに有機酸と結合した時の酸化によって生じる。オイルはより濃くなりそしてより酸性になる。汚れたオイルとニスのような沈殿物がシフトのクォリティーとクラッチの耐久性を侵しそして部品の損傷をひどくする原因となる。」 It's a vicious- and viscous- cycle. (Viscosity- the measure of an oil's resistance to flow at a given temperature- is the single most important physical property of automatic transmission fluids.) それが vicious and viscous cycle と呼ばれるものである。(粘性ー与えられた温度で流れるためのオイルの耐久性の基準値ーはオートマ・オイルの唯一最も重要な物理的特性である。 vicious and viscous cycle この場合は我々が通常使う言葉を当てると訳が成り立ちません。どうやらtechnical termに属するものと思われます。因みにAllisonの日本支社のHPも見たりAllison本社のHPも見てそれに該当する日本語がないか探してみましたが残念ながら 日本語訳はありません との表示が出てしまいました。
- tjhiroko
- ベストアンサー率52% (2281/4352)
#1です。身に余るお褒めのお言葉、ありがとうございます! 私はただの検索好きというだけでしてね、まあそれなりの勘を少し持っているのかもしれませんが。 今回は"vicious circle" "vicious cycle" の両方をキーワードにして検索したまでのことで、あれこれ連想を働かせてはいません。 ところでハーレーの件ですが、これは別の語が変わっているのをおそらく皆さん見逃しておいでなのかと。 “viscous cycle” vicious → viscous になっているんですよ。 つまり「粘性のある」に変えられた言い方をする人たちを軽蔑しているわけで、オイル交換が必要なハーレーの話をするとき以外はこんな表現をするな、ということでしょう。車は運転しないのでよく知らないんですけど、車などのオイルは古くなると粘性が出てきて交換する必要があるんですよね? 車ではなくオートバイをここに持ってきたのはさらに意味があるのでしょうけど。
お礼
再度のご回答をありがとうございました。いやぁ~それならなおのことお時間をとってお調べくださったということですから 余計に感謝です。ありがとうございます。 しばしばご回答を拝読いたしておりますし またリンクなさっているところにも行っております。いつもとても参考になっております。 本当に勘の良い方なのですね。 質問するのもたまには良いかもと思いました。回答者同士なら意思の疎通ができませんからね。せいぜい参考になったボタンを押すだけです。 ところでレイのくだりですが ご指摘のとおり見逃しておりました。 お知らせくださいましてありがとうございました。 ここに訳を載せるとごちゃごちゃになり なんだかパソがヘンな動きを始めましたので とりあえず補足に大意を載せてみました。 いずれにしましても 主人公の夫がイヤミでわざと使ったのは確かです。言われた時に主人公がムッとした顔になりましたから。 大変参考になりました。重ねて御礼を申し上げます。 また何か質問する機会がありましたら どうぞよろしくお願いいたします。
補足
私には元(?)走り屋のダンナがおります。で訊きましたところオイルは古くなるとサラサラになるのだそうです。 でちょっとリンク先の文を途中からですがざざっと訳してみました。 「この完全に論理的だと思える「語変化」における問題点は 多くの人が元々の正しいとされている表現を知っていて新しい表現を使う人たちを軽蔑することである。軽蔑を越えて「自由に動くことのできない同じことをくりかえす輪」としてその表現を使うかわいそうな人々に対しての侮蔑にもなっている。お金がかかり手がかかるハーレーの話をするとき以外この表現は使わないことです。」 ダンナの話ではハーレーはメンテナンスが大変でとてもお金がかかるのだそうです。 viscous cycle はとりあえず 「自由に動くことのできない同じことをくりかえす輪」としました。 これはOEDで not flowing freely という字義がありますのでそれから推測して「身動きのできない状態」と考えられます。で ハーレーを持っている人もそれのメンテをしているとお金に関しても手間がかかることに関しても「身動きできない状態」ということなので この例を持ってきたということでしょう と推測しました。
- SteveM
- ベストアンサー率29% (34/117)
こんちは 私はアメリカ英語が好きなのですが、Circle はなんとなく物足りない感じがするので、Vicious cycleを使っています。 私もこの問題に興味があるので、友人のハリウッドの脚本家にメールで問い合わせました。 お前はVicious circleかVicious cycle のどちらを使うのか、またその理由は何かと聞いたところ、下記の返事がありました。 vicious cycle -- I suppose because a cycle is viewed as having a rhythm -- an amplitude -- every time the wave is up let's say, it's vicious -- 所で私の単なる推察ですが、イギリス英語では Circle アメリカ英語では Cycleが使われるような気がします。(どちらも通じますが・・) なおGoogleであたったところ次の件数がヒットしました。 Vicious circle 1,920,000 件 Vicious cycle 1,790,000 Virtuous circle 276,000 Virtuous cycle 183,000 上記の数字は科学的根拠のない単なる目安ですが、Vicious Circleの方が少し優勢ですね。 以上ご参考まで
お礼
ご回答ありがとうございます。またわざわざお友達に問い合わせをしていただきまして重ねて御礼を申し上げます。 日本語から考えると circle より cycle の方がぴったりくるのですけどねぇ。どうも私はちょっと古いイギリスよりの英語を話すものですから cycle はちょっと unacceptable ですね。使われると文脈によってはムッとするかも(なんせ婆ですから) 最近は英語も日本語もめまぐるしく変化していて 特にネット上ではこれはもう「言語破壊だ!!」と思える言葉が溢れ返っておりますからね。何が正しくて何が正しくないかがわからない状態 一種の chaos ですね 言語における。 情報があふれ過ぎるのも考えものだ と思う今日この頃です。 自分の言葉で喋りたい私 ですが その自分の言葉がきちんと相手に伝わらないもどかしさを感じることが多くなりましたね。特に若い人に対して。英語でも同じことが起きております。 私はネイティヴではありませんし また英語でコミュニケーションをとる場合すべての人が英語圏の人とは限りませんので なおのこと注意が必要だな とご回答を拝読して思いました。 大変参考になりました。ありがとうございました。
- purunu
- ベストアンサー率42% (518/1214)
No.1の方の提示されたページは、もともとList of Errors, 誤用を指摘するページですね。最近cycleという人もいるが、それはオートバイの話をするときにとどめておくべきだ、という感じ。 で、cycleが使われていないかというと、いろいろ話題になるWikipedia では、http://en.wikipedia.org/wiki/Virtuous_circle_and_vicious_circle で、表題はcircleだけですが、中ではvicious circle (or vicious cycle)とやっています。これ、List of Errorsを執筆したような人が書いていれば、たぶんcycleを入れなかったのだろうと思います。 それから、circleは、日本語の悪循環もですが、「だんだん悪くなる」という意味合いが強い。ただ、上の説明ですと「同じ夢」ですから、かえって「だんだん悪くなる」のcircleを避けたのではないかという気もします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なぁ~るほど cycle ・・・bicycle motorcycle でハーレーをかけたのですね。それから考えると cycle を使うことを揶揄したなかなか鋭いsarcasticな文章ですね。 ご指摘の通り ドラマの中ではこの表現は見事にハマっていました。それに家族間の会話の中でのみ使われていたと思います。夫婦の会話ですね。同じ夢ばかり見る妻がそれに捉われてばかりいて自分のことをほったらかしにすると不満に思った夫が最初に言い始めそれから夫婦間の会話にしばしば登場しておりました。 よく考えればイヤミで言っていたのですね。 やはり脚本家が意図して使ったのだろうと思います。 大変参考になりました。ありがとうございました。
お礼
tjhitoko 様 早速のご回答ありがとうございます。 いつもご回答のリンク先拝見させていただいております。 とても的確に見つけていらっしゃるので 検索の仕方を習いたいなと思っております。 リンク先読みました。確かにそうなんのです。どう考えても circle は閉じた'輪’ですからね。それに動きを感じさせません。何度も聞かされると cycle の方がくるくる回る感じがでるので 良いような気がしないでもありません。 これは派生表現ですね。言葉は変わってゆくものですから元の表現をもじって「そういう人たち」に対して使う言葉として新しくできてもなんら不思議はありません。 辞書に載っているから「この言い方は間違っている」という考えでは豊かな表現を学ぶことはできないですね。 この解説によると circle と cycle になんの違いもないということになりますね。 ドラマの中でも 表現としては circle より cycle の方が主人公の陥っている状態を表しておりました。 ただ「ハーレーダビッドソンのオイル交換が必要なとき以外は使わないように」と書いてありますね。多分これは比喩表現だと思うのですが ちょっと私にとりましては意味不明です。ハーレーは何を意味しているのでしょうか。まあここでの説明から考えると「人によってはこの言葉を使うと蔑まれていると取る人もあるので気をつけて使ってください」という意味だとは思うのですが。 とても参考になりました。ありがとうございました。
補足
お礼の欄の日本語がヘンでした。 >辞書に載っているから「この言い方は間違っている」という考えでは豊かな表現を学ぶことはできないですね。 ↓ 辞書に載っていないから「この言い方は間違っている」という考えでは豊かな表現を学ぶことはできないですね。 訂正させていただきます。失礼いたしました。 あ~ ハヅカシッーー;)