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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「きゃぴ☆」とされている方の心理)

「きゃぴ☆」とされている方の心理

このQ&Aのポイント
  • 最近の若い方に多く見られる「きゃぴ☆」という印象について、心理や背景を考察します。
  • 「きゃぴ☆」とされている方は一見キツそうに見えますが、実際に話してみると素敵な方が多いです。
  • 「きゃぴ☆」とした雰囲気になられる方々の生き方や考え方について、探求しています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.1

こんにちは。 このような行動は「自意識の表れ」であり、その構造は「甘え」や「不安」だと思います。 「自意識」といいますのは「自覚」によって変わりますので、自我を確立した年代から経験を積んで卒業するまでの若年層では必然的な現象です。ですから、やるひととやらないひとがいるわけですが、仮にやらないひとであっても、その年代であるならば何らかの方法で対処はしているはずです。 では、どのような方法を選択するかというのはそのひとの価値観によって変わるわけですが、「きゃぴきゃぴ」といいますのは流行語であり、それは個人的価値観ではなく「文化的価値観」に由来するものです。そして、それをやらせているのは「若年階級という外的要因」でありますから、「内的構造」そのものは同一であり、これだけではやるひととやらないひとの生後環境や内面性を比較することはできないと思います。 このようなものは「少女変体文学(コロコロ文字)」が現代社会に進化適応したものと考えます。 「少女変体文学:別にコロコロ文字と呼ばれ、文字が丸く変体し、末尾に花やハート・マークなどをあしらって主に可愛さを強調する。小学校高学年から20代のOLまで幅広い利用者がいる」 最近になって、ノーベル賞物理学者「キュリー夫人」の研究ノートが一冊発見されました。これはキュリー夫人がまだ若いころ自分の実験の記録用に使っていたものなのですが、結果や所感を記した文章の末尾には花やハート・マークなどがくっ付いていたそうです。 このように、「少女変体文学」の歴史は古く、極めて根強いものがあります。では、ここで「自意識」との関係に触れておきますと、自意識といいますのは「自分に対する意識」のことです。ならば、これが「若い女性に特有の行動」として現れるのは、それは若い女性は自分のことを若い女性として意識しているということですね。そして、これは若い男性でも全く同じことですが、年齢が変われば自覚が変わりますので、当然、そこで卒業・引退ということになります。 ある女性心理学者の報告によりますと、思春期の女性には「文字言語理解」における急速な発達期が伴い、これが年頃の少女たちを文学の世界に引き込んでゆくのではないかとしています。何処の国にも「少女文学」というジャンルは必ずありますが、少年文学といったものが特に見当たらないのは、男の子では本を出版しても売れないからです。 この時期、女の子たちはこぞって文学の世界に飛び込んでゆくのですが、男の子たちは未だに庭で野球やサッカーをやっていますので、それが急に子供っぽく見えてしまいます。私は男ですので、この逆の経験があります。 では、ひとつ前の「ポケベル世代」のように、何時の時代にも若い女性たちが文字や言語による特徴的な文化を作り上げてしまうのは、それはこのような女性の生理学的構造と一致するのではないかと思います。そして、その「きゃぴ☆」といいますのは、この少女変体文学が現代のテキスト文字を用いた「文字文化」にしっかり適応し、進化したものと考えます。 「文字文化」といいますのは従来の「活字文化(印刷物)」に対しまして、「テキスト文字」を用いるワープロやインター・ネットなどの普及によって誕生した新しい表現スタイルです。そして、ここに参入したのはそれまで書籍や新聞などといった従来の「活字文化」には全く関心の薄い若い世代でした。はっきり言いまして、日本語の文章をきちんと扱うことができません。そして、インター・ネットといいますのは意思疎通の手段でありますから、果たして、この文章表現力の不足を補うために「顔文字」が誕生しました。 文章や文学などによる「情動理解」を体験したことがなく、それまでは専らこれを対面疎通における「非言語コミュニケーション」に頼っていました。では、この「非言語疎通における情動理解」に最も重要な要素とは「相手の表情」です。このため、テキスト文書では真っ先に「顔文字」が用いられるようになりました。 文章による意思疎通というものを行ったことがないのですから正しいやり方を知りませんし、何よりも自分の言いたいことがきちんと相手に伝わるかどうかが予測できません。つまり、経験がないのですから不安になるのは誰でも当たり前のことであり、このために用いられるのが「顔文字」です。従いまして、そこには表現力の不足に基づく「不安」が裏付けられているということになります。 とは言いましても、これは意思疎通を円滑に行うための手段であり、相手に対する配慮としてもたいへん効果的に用いられるわけですから、ここで文章表現が不正確だなどと目くじらを立てる必要もありません。ならば、このような「文字文化」といいますのは若い世代の新しいムーブメントとして十分に受け入れて構わないものだと考えます。といいますよりは、インター・ネットが普及した以上、もはやそれを止めることは誰にもできません。 しかし、それでは正しい日本語が乱れてしまうのではないか? そうしましたら、ある学者さんが新聞でこんなことを言っていました。 「言葉というのは生きているのだから、その解釈が30%を超えるならばそれを慣用として構わない」 国語の博士というのは根っから頭の固い人種かと思っていたのですが、意外にアバウトなんですね。 では、「きゃぴ☆」の解釈は30%を超えているのでしょうか。これは流行語ですから問題なくクリアしています。ですが、100%受け入れられるわけではありませんよね。何故かといいますと、それは顔文字とは違い、「相手に対する配慮」というものが基本的に不足するからです。このため、そこには「甘え」という構造が存在します。 「きゃぴ☆」といいますのは潜在的な「少女変体文学」が新しい社会の「文字文化」に適応・進化したものです。 先に述べました通り、それは若い女性は自分を若い女性と意識するという原則に従うものです。そして、インター・ネットと言いますのは「社会行動」です。では、この社会行動に自意識が反映するというのは、それは即ち、ここでは「相手が自分に対してどのような印象を持つのか」に意識が向けられているということです。 この場合、「私の気持ちは今きゃぴきゃぴしています」というのを相手に伝えるのが目的ではありません。それは、「自分がきゃぴきゃぴした女性である」という「相手の評価」を要求しています。これが、「きゃぴ☆」が自意識として社会行動に現れる原因ですね。 相手に対して特定の評価を要求するのは「甘え」ですし、そうでなくては困るというのは「不安」です。話しをしてみたらそれほどきゃぴきゃぴしたひとではなかったといいますのは、それは他人の評価を変更するための「偽装」、あるいは「防御手段」であった可能性があります。 「甘え」や「不安」なんてのは誰にでもあるものですし、若い世代なら尚更です。そして、「きゃぴ☆」が自己主張に用いられるのは、それは多くの若い女性がそのような評価を望んでいるからです。女性なら誰だってそう思われたいですが、幾ら自意識が過剰だといいましても、 「私って可愛いでしょ!」 とは書けませんよね。 もちろん、私はおじさんですから「?マーク」は幾らでも付きますし、質問者さんのように首を傾げるひともちゃんといます。 年をとって頭が固くなったり、周りの価値観に合わせようとしますと、「個性の主張」というものは中々できなくなります。では、逆に価値観の違うひとがいるにも拘わらずそれができるということは、少なくとも彼らには「個性の主張は得意である」ということです。ですが、その個性の主張が流行語では、はやり本末転倒と言わなければなりません。そして、このようなことは視野が広くなれば解決される問題なのですが、そのためにはどうしても年齢・経験が必要となります。 最後はおじさんの小言になってしまいましたが、恐らく「きゃぴ☆」が廃れたとしましても、女性が自分を女性と意識する限り、またそれに変わるものが現れます。ですから、「きゃぴ族」といいますのは進化適応することはあっても絶滅することは絶対にありません。「少女変体文学」は永遠に不滅ですね。 但し、「ボクちゃんったら~ッ」、このような「男子変態文学」は絶対にお断りです。

nomonomo2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「ぁ、ぃ、ぅ、ぇ、ぉ」等小文字を使われる方の心理についてのご解釈も大変参考になりました。 小文字を使われる方に限らず、例えば道を歩いている女性を見ても、「きゃぴきゃぴ」としておられる印象を受ける方がおられます。 「自意識の表れ」ですか・・。若い女性としての自己アピール(例えば化粧など)の結果、「きゃぴ☆」とした雰囲気になられるのかもしれませんね。

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