一般に自給率という場合、カロリーベースのものが多いのでその前提で。
普段の食卓を考えると、ご飯、肉・魚、野菜です。
このうちご飯は自給率ほぼ100%です。
野菜はカロリーが低いので論外。
肉を食べる機会が増えましたし、肉はカロリーが大きいです。
しかしながら、国産牛を食べても自給率は上がりません。
なぜなら、国産牛が輸入飼料を食べているので、その部分で
自給率が計算されているからです。
つまり、肉を食べないか、牛のえさを国産にする。
ひとつの例が、日本には田圃が多いので、それを利用した
飼料稲の栽培が考えられます。また、普通の稲の藁部分を利用し、
余った米は輸出に持っていくことでしょうか。
しかし、現在のJAを介した農業政策は、ある種、社会主義経済であり、
モチベーションの維持にあまりよろしくありません。
農業者が単に生産者の立場だけでなく、経営者としての立場であるような
農業現場になれば、質問者の意図とは別のところで自給率の問題が
解決すると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 参考になりました。様々な観点から考察していきたいです。