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懸垂分詞?
センターの問題で、以下のような問題がありました。 There are a lot of expressions used by English people when ( ) about the weather. 1discussing 2saying 3talking 4telling ちなみに正解は3です。 この文って懸垂分詞ですか? センターが懸垂分詞のような曖昧な文法を使うことがあるのでしょうか? それともwhenの後ろにthere is が省略されているのですか? わかる方がいましたら、解答をお願いします。
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○ いろいろと面白い説が出ているようですね。 >この文って懸垂分詞ですか? ○ その通りです。「懸垂分詞」とは分詞構文の一種ですから、「名詞にかかる働き」ではなく「主節(の動詞)にかかる副詞(節)の働き」をしています。また「when they are talking」の中の「they are」が省略されもの」でもありません。意味などから考えると、元の英文は「when they talk」だと考えられます。 >それともwhenの後ろにthere is が省略されているのですか? ○ 「there is」が省略されている訳ではありません。確かに懸垂分詞は好ましくない用法であるとされていますが、主文の(主語ではなく他の)どこかに、分詞の主語と同一の語を含んでいる場合には容認されることが多いようです。次の(A)と(B)はどちらも懸垂分詞ですが、微妙な違いがあります。(B)の方が容認度が高いようです。 (A) Walking down the street, a tall building came into view. ※ 分詞の主語(I)が、主文の中のどこにも示されていない。 (B) Driving to Tokyo last night, a sudden thought struck 【me】. ※ 分詞の主語(I)が、主文の目的語(me)に含意されている。 ○ お尋ねの英文を見てみましょう。 >There are a lot of expressions used by 【English people】 when talking about the weather. ○ 分詞(talking)の主語の(English people)が、主文の中に示されています。ただし、主文の中の「English people 」は決して主語ではありません。(主文の主語は形式上は「there」であり、実質的には「a lot of expressions」です。) >センターが懸垂分詞のような曖昧な文法を使うことがあるのでしょうか? ○ 「接続詞」が省略されるという特徴のために、分詞構文自体がときにあいまいなものになります。(そのために、分詞構文の使用は書き言葉では見られますが、会話などでは避けられる傾向があります。) ○ その分詞構文の持っている「あいまいさ」を避けるために「接続詞(ここではwhen)」をつけて文の意味を明確にすることがあります。その意味においては、この英文はご指摘のような「あいまいさ」がある程度緩和されていると言えるのではないでしょうか。その作り方の流れは次の通りです。 【元の英文】:意味が明確です。 There are a lot of expressions used by English people 【when they talk】 about the weather. 【分詞構文】:主語や前後の関係が不明確で理解しにくい不適切な英文です。 There are a lot of expressions used by English people 【talking about】 the weather. 【接続詞を補った分詞構文】:主語は不明確なままですが、「when」のおかげで前後の関係を理解することが可能です。 There are a lot of expressions used by English people 【when talking】 about the weather. ○ お尋ねの英文の「talking」の部分は、「分詞構文」を作っている「(懸垂)分詞」です。「when」が添えられていることや「分詞の主語」が主節に表されていることから、本来持っている「不自然さ」や「あいまいさ」がある程度解消されているので、その使用には問題はないと思われます。
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- NooGarde
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There are a lot of expressions used by English people when ( talking) about the weather. A lot of expressions are used by English people when they talk about the weather. 「彼ら(英国人)が天気について話す時、たくさんの表現が英国人によって使われる。」 これをもとの文にします。これをwhenのついた分詞構文にすると A lot of expressions are used by English people when talking about the weather. 「彼ら(英国人)が天気について話す時、たくさんの表現が英国人によって使われる。」 副詞句when talking about the weatherは動詞are (used)を修飾していると見ることができます。 この文から、分詞usedを使った「文を構成する一部分を作ると」 a lot of expressions used by English people when talking about the weather 「彼ら(英国人)が天気について話す時、英国人によって使われるたくさんの表現」 副詞句when talking about the weatherは分詞usedを修飾しています。 つまりこの a lot of expressions used by English people when talking about the weather という「文を構成する一部分」は一塊になってひとつの意味を成していると考えられます。 これをthere is 構文に当てはめると (There are) a lot of expressions used by English people when talking about the weather. 「彼ら(英国人)が天気について話す時英国人によって使われるたくさんの表現 (がある。)」 のようになります。このように「意味」を考えてみるとこの文は分詞構文だと思います。
お礼
>>このように「意味」を考えてみるとこの文は分詞構文だと思います。 仰る通りだと思います。 意味から考えて見るとわかりやすいですね。 またusedを修飾している点を際立たせることで納得しやすくなりました。 ありがとうございます。
- medicrecru
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ちなみに何年度のテストですか。本屋で解説のあるのを見てこようと思うのですが。
お礼
すいません。問題集で見たので何年かはわかりません。 ちなみに問題集の名前は伊藤和夫先生の「英文法頻出問題演習」です。 古い版のものなのでページが一致しないかも知れませんがpp49にある問題です。
- wind-sky-wind
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when や while のような接続詞が導く節中では, 主節と同じ主語と be 動詞をセットで省略する,と一般的には説明されます。 しばしば質問されているのを見かけますが, ここでは when they are talking の they are が省略されたのでなく, when they talk が when talking になったものです。 when they talk という節において,they という主語を取れば, あとは現在分詞になります。 a friend who lives in Tokyo「東京に住んでいる友人」 = a friend living in Tokyo のような場合も同じで, この living は進行形的なものでなく,名詞を修飾する形容詞の役割を果たすために分詞になっているにすぎません。 今回の場合も talking は進行形的ではありません。 そして,主語の they は主節の主語とは異なるため, 一般的に when 節で省略する場合にしても, 分詞構文にしても,そぐわないという風に考えがちです。 このような when 節を when ~ing にかえる場合 結論として,一般的な人々とか,今回のように 前にある English people が主語であることが明らかであれば 可能であると言えます。
お礼
>>結論として,一般的な人々とか,今回のように 前にある English people が主語であることが明らかであれば 可能であると言えます。 下にも書きましたがルール重視だと解釈が難しいですね。 文の構造的に主語でなくても、確かにEnglish peopleを主語だと考えれば成り立ちますし、「一般的な人」を考慮すれば省略される理由もなんとなくわかりました。 ありがとうございました。
- Parismadam
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はじめまして。 ご質問1: <この文って懸垂分詞ですか?> いいえ、懸垂分詞ではありません。 1.この現在分詞は、are talkingという現在進行形の一部です。 2.接続詞whenは、節内で進行形が使われる時、主語が主節の主語と一致する場合は、主語+be動詞が省略されることがあります。 例: I can study when (I am) watching TV. 「TVを見ている時、勉強できる」→「TVを見ながら勉強できる」 3.ここではその用法で用いられている現在分詞です。ちなみに、when節の主語はEnglish people=theyになります。 4.これは主節の主語Thereと異なりますが、このThereは形式的な主語で、本当の主語はa lot of expressionsが実質の主語となります。 5.この文は a lot of expressions is used by English people 「沢山の言い回しが英国人によって使われる」 という受身の文です。 6.これを能動態にすると English people used a lot of expressions という、人が主語になる文になります。 7.ご質問文のwhen節の主語は、by English peopleで示される動作の主体となる「英国人」を主語にして述べた従属節になっているのです。 8.この用法は、接続詞whileなどでも同じ例が見られます。 例: I can study while (I am) watching TV. 「TVを見ながら勉強できる」 以上ご参考までに。
お礼
確かに仰るとおりだと思いました。 ただ今までルール重視の英文法を学んできたので、主節と従属節の主語が一致していないことに戸惑ってしまいました。 受身を能動態の文に直せば、主語は一致しますね。 ありがとうございました。
分詞構文に接続詞をつけたものだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
主観的な判断ですが一番しっくりくる説明でした。 構造上主語でないにもかかわらず、English peopleを主語と考えて省略するというのには個人的に違和感があります。しかし言語なのでそこまで厳密にルール化できないと割り切りましたが、この説明である程度納得できました。 本当にありがとうございます。