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仕事内容について
今就活中です。そこで皆さんに聞きたいんですが、私は理系なんですが、生産技術と研究開発はどう違うのですか?こんな知識のない私に詳しく教えて下さい。よろしくお願いします。
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- LB05
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研究で食ってる者ですが・・・?理系の学部なんでしょう?正直なところ『知らな過ぎ』。もし自分が面接官の時にその様な質問が出たら、腰を抜かしてしまいます。大学では、授業で教わる事しか勉強していなかったと見えますね。 生産技術と研究開発は、同じエンジニアリングの一分野ですが、全く違います。 ※生産技術とは、その名の通り製品を作る為の技術のことを言います。 具体的には、組立や機械加工に使う『工作機械』を作ります。機械要素、汎用機械に関する相当な知識と職人技的な工夫が必要な上に、作る機械は殆どONE OFFの特注品ばかりで、作る機械そのものの大量生産を考えることはありません。 但し、当然の事ながら会社に入ってもその会社が売っている製品を作るワケではありません。もっとも、生産技術は製造業であればどんな業界でも必要な技術なので、業界をまたいでの転職も、製品そのものを開発しているエンジニアより容易です。 ※研究開発というのは、研究と開発の2つに分かれます。 研究は、その会社が売っている商品に関する基礎研究から新商品の事前研究までをカバーします。新商品計画から販売までの、エンジニアリングに関わる部門の最上流に位置します。この部門では、理論を構築出来る知識と、計測とデータ解析が出来る実験技術の両方が重要です。 また、生産技術でも基礎研究の部分は重要で、この部分を研究部門が担当することもあります。故に研究といっても製品に係わるものか、生産に係わるものかで要求される知識や技術が違ってきます。 最後に開発というのは、製品を設計・実験する部門です。仕事は商品を作ることそのものなので、完遂すれば自分が開発した商品が市場に溢れる事になり、その面ではもっともやりがいのある部署かもしれません。しかしコストや日程を守り、部品メーカや工場との折衝も担当することになり大変なプレッシャーです。更に作っている商品が小規模なモノであれば、研究部門は無く開発部門がそのまま研究も担当する事となり、開発担当者は大車輪で活躍することになります。最近問題となっている理系の鬱病発症者の多くが、この『製品開発部門』から出ています。