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母音と脳の働きの関係

日本語は母音が多く、たとえば「ストライク」は5音節になります。 一方、英語は子音が多く母音は比較的少なくstrikeでは1音節です。 母音の数が脳の働きと直結するわけではないと思いますが、英米人の 方が日本人より頭の回転が早いということがあるのでしょうか。

みんなの回答

  • orrorin
  • ベストアンサー率65% (88/134)
回答No.2

どうやら、母音と子音では処理する場所もその機能も異なるようです。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18234690?dopt=Abstract とはいえ、脳の特定部位がよく活性化するからといって、それによって機能が向上するかというと疑問です。 あまりに使わなければ、衰えることはあるかもしれませんが。 それと関連して、相対的に日本語の方が子音が少ないとは言っても(この前提についてはノーコメントです)、機能が衰えない程度(絶対量)には使っている可能性があります。 このような場合には、使用言語による機能差はみられないでしょう。 No.1の方は「ない」と断言しておられますが、そのすぐ下に書いてあるものはそのまま仮説になりえますので、これを検討しない限りどちらとも言えません。 ただ「頭の回転が早い」といった抽象的なレベルで、何かをいうことはできないでしょう。 あくまで「推論能力」や「単語の意味判断」など、個別・具体的な話になります。

wakaranan
質問者

お礼

言語効率と音節数を単純に考えていたことを反省しました。どうも、ありがとうございました。

wakaranan
質問者

補足

私は言語学や心理学についてほとんど無知なので、単純に短時間で多くの音節を発音する英語のほうが効率的と思ってしまったのですが、実際に言語を使っている人はそれぞれの言語を効率よく使うすべを長い時間に獲得していることがあるようですね。

回答No.1

なぜ、母音の数と脳の働きに関連性があると思われたのか、分かりませんが。 >英米人の方が日本人より頭の回転が早いということがあるのでしょうか。 ありません。 もし言語で頭の回転が決まるなら、英語を母語とする人は全て頭の回転が早いことになります。 英語と日本語のバイリンガルなら、英語を話すときには頭の回転が早くなることになります。 wakarananさんは日本語は単語に含まれる母音の数が多いとおっしゃいますが、文の構成素から見れば、英語は常にSVOをきちんといわなければなりませんが、日本語は文脈で分かればいわずにすませます。 Have you finished your homework? Yes I have just finished it. 宿題終わった? 今終わった。 つまり文脈からの推論能力が発達する「はず」なので、むしろ、日本人の方が頭の回転が早いのではないかという推測も成り立ちませんか? (もちろん、ナンセンスですね) 今から30年も昔、東京医科歯科大学の角田忠信という教授が、 日本語は母音優位の言語なので、日本人は母音を右耳(左脳)で聞く。 それに対して欧米人は左耳(右脳)で聞く。 虫の音は母音に近いので、日本人は言語として聞くが、欧米人は騒音としか感じない。 という説を唱えました。(『日本人の脳』大修館書店) 笑い話のようなトンデモ学説ですが、当時はこれでも話題になったものです。

wakaranan
質問者

お礼

日本人独特の脳の使い方で、日本文化がさらに発展すれば良いですね。 どうもありがとうございました。

wakaranan
質問者

補足

私がこのような単純な疑問を持ったのは、(悪口になりますが)あまり賢いとは思えないアメリカのブッシュ大統領の、機関銃のような早い英語に対して、あれだけ早くしゃべれるのだから、思ったより賢いあるいは英語を話すと脳の中では早く思考しているのではないかと思ったからで、右脳、左脳での音の聞き分け、あるいはそれぞれの言語を話す人がおそらく古代から、脳を自分たちの生活に合うように使い分けていることには考えが及びませんでした。

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